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帰り道
今日も終わったなーと思いながら、俺はゆっくり家路につく。
不意にバッグから振動を感じ、スマホを取り出した。
ディスプレイの上には彼女からのメッセージが写っていた。
「いつもの場所で待ってるよ」
来た来た。俺は少し早歩きになる。
彼女と付き合い始めたのは去年からだ。
肌が驚くほど白く、瞳は宝石のように美しかった。細身で身体のラインが美しかった。
二人とも同じクラスで図書委員で一緒だったので、よく図書館の当番で二人きりになることが多かった。
彼女とは新学期特有の名簿番号順の席で隣になり、本が好きという共通の趣味があったのですぐ仲良くなれた。
彼女は頭もよかった。勉強はよく教えてもらったし、図書当番といっても人はあまり来ないので、二人で本を読んだり話したりしていた。
残暑が治まって寒さが目立ってきはじめた10月、彼女と初めてキスをした。
彼女が身体を寄せてきたので、二人で少し口づけをした。
世間一般的に見れば青春のピークは過ぎ去ってしまったころ(なんとなく青春は夏がピークであるイメージがあったのだ)だが、俺たちの青春はここから始まったとその時は思った。
彼女とはそれから身体を交え、濃厚に密着し合うことも増えた。
俺はそんな彼女をもちろん愛したし、彼女も俺のことをすごく愛してくれた。
だがそんな彼女にも困る点が一つある。
プレイが少しばかり特殊な点だ。
どうやら彼女、かなりマゾヒズムをこじらせているようで、あまりノーマルなプレイは好まない。
公共の場所など見つかる可能性のある場所がお好みのようで、「見つかりたくない」のに「見つかりたい」という相反した思いが彼女の中を渦巻いているようだ。物陰などに隠れてする時も、見つからないように声は我慢するが、プレイをやめようとはしない。力づくで抑えるようなことはせず、なんなら頬を赤らめて快楽に溺れている。
かく言う俺も彼女のそう言うところが大好きである。
彼女は欲しがりでマゾヒストなため、ゆっくり焦らすことでプレイを楽しまなければならない。
すると見せかけてゆっくり焦らすことで彼女は欲しがりで残念そうな顔を見せる。
そんな彼女の顔を見るともう俺は我慢ができなくなる。
そうこうしているうちに彼女の言う「いつもの場所」に着いた。
彼女は近くのベンチに座っており、俺を視界に捉えるなり、
「来た…行こう」
とあまり表情を変えずにそう言う。彼女の後を追って俺も歩きはじめた。
そこは人気を感じない路地裏だった。
彼女はそこに入るなり豹変する。
「ご主人様ぁ…いつものください…」
と言いながらかがんで俺の下腹部を見てうっとりする。
このようにして一気にマゾモードに突入する。
彼女が俺のことを「ご主人様」と呼んだらそれは彼女とのプレイが始まった合図だ。
さっきも言ったが、彼女とのプレイでは焦らすのが大切だ。そんな最初からおっぱじめたりしたりはしない。
俺は靴を脱いで、足を彼女の下腹部の熱いところに擦り付ける。
「ひゃうっ…!?」
彼女はメスっ気たっぷりの声で甘く鳴く。
俺は足を擦りつづける。
「ごしゅじんさまぁ…いまは…だめれすっ…」
彼女は抵抗することもなく簡単に崩されていく。
やがて彼女の身体がビクンと跳ねたあと、俺の足はねとねとになった。
「気持ちよかった?よわよわなメスくん?こんな場所でしか気持ちよくなれないど変態メスだもんね?」
この「よわよわなメス」もプレイが始まったことを意味する。
するときはこれで呼び合うのだ。
「きもひい…れす」
意識がトびかけの彼女に言う。
「あれ?君が俺のことを気持ちよくさせるんじゃないの?なんでメス犬のくせに一人で気持ち良くなってるの?」
彼女ははっとして意識を取り戻し、
「すみません…今気持ちよくさせますからっ…」
と必死で謝る。頬が赤くなっていて、こちらまで鼓動が聞こえてきそうだ。
この顔が堪らない。
彼女は俺のを優しい手で包み、上下させる。
「もっと俺を気持ちよくさせてみてよ」
少し挑発してみると、彼女は口も使い始めた。
卑猥な水音が路地裏に響き渡り、唾液が絡んでくる。
「ごしゅじんさまの…ふくらんできた」
あまりの気持ちよさにもう耐えられそうにない。脳が焼けそうだ。
「ごしゅじんさまの…いっぱいほしいれす…くらさい…いっぱい…」
こんな欲しがりな顔をされたら、もう耐えられない。
「っ…出るっ!」
俺は彼女の頭を掴んで自分の方に寄せ、一気に放出する。
頭が真っ白になる。
ドクン、ドクンと力強い鼓動と一緒に白濁が彼女の口を埋める。
最後の一滴まで出し切って、呼吸が整ってきたので抜くと、彼女がひとりでに言った。
「ごしゅじんさまの…とってもこいれす…」
彼女は口を粘つかせながら言う。
彼女は最後の一滴まで俺を堪能した。彼女の下にはねっとりした液体がこぼれ落ちていた。
それから彼女と深い口づけをして、帰ろうかと思って支度を始めようとしたその時、
「まだ残ってる…」
とまた俺のを咥えて舐め始めた。
「!?っ…今敏感だから…!」
彼女は残っている白濁でも満足しきらず、味わうようにしゃぶり始めた。
彼女のテクニックと、敏感なところが反応して、結局この調子のせいで1発絞られた…。
彼女とはそのあと解散した。
別れ際に彼女はこう言った。
「また明日ね、私のご主人様」