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ruruha
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投げ出した身の軽さは、舞い散る桜の華のようだった。
いや、違う
美しく散ることが許されるのは、美しい人生を歩んだもののみ。
私はアイツらの引き立て役だったのだから、一枚の葉とでも言おうか。
そして、ただ空中で散り散りになり、風と共に消えていく。
苦痛から解き放たれ、最後に咲かせた華の色に身体が染まる。
薄れ、消える意識の中。