【注意】
・💛病み注意
・少しキャラ崩壊注意
・捏造
・ご本人様とは関係ありませんので迷惑をかける事の無いようにお願いいたします
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♢ side Meguro Ren
そろそろYouTube撮影が始まる。だから俺達は別室から照君が眠っている楽屋へと移動をした。
楽屋へ着くと、まだソファーで照君が眠っている。
Abe「照、起きて。」
Hika「……?、」
眩しそうに目を細める。
Koji「もーすぐで撮影始まんで。」
Hika「……ほんと……?じゃ、準備するわ、」
むくりと起き上がる彼は、よろよろと覚束無い足で楽屋を出ていく。それに続き他のメンバーもぞろぞろと着いていく。
Rau「ホントに疲れてそうだったね……。」
Koji「な、大丈夫やろか?」
「……大丈夫だと良いけど……。」
♢
Hika「以上!」
『Snow Manでしたー!』
無事に撮影が終わった。特に問題も無く、撮影中の照君はいつもと変わらない様子で少し安心した。
だけど。
Shot「涼太どした?」
Date「え、あぁ……ううん、何でもないよ。」
Shot「元気無くね?」
確かに舘さんの元気がいつもより無い気がする。
Date「……その……、」
Fuka「……もしかして、指輪無くした?」
Date「……うん、」
ふっかさんは舘さんの指をちらりと見てそう言った。
Saku「え、あれ愛用してた奴だったよね舘様!」
Date「そうなんだよね……鞄に入れてたハズなんだけど……。」
Abe「今日でも楽屋で付けてなかった?」
Date「照起こさないように別室行ったでしょ?その行く前に鞄に入れたんだよね。」
Koji「……照兄は誰か楽屋に入ってきたとか分からんの?」
Hika「……いや、俺寝てたから、分かんない。」
Koji「……そっか……。」
「最近何なんだろう……この物の無くなりって流石に多くない?」
Rau「もしかして俺たちが居ない間に誰か泥棒とか入ってるとか……?」
Fuka「だとしたらヤバいな……。」
「警察に相談してみる?」
Hika「……、」
Abe「うーん……でも証拠も無いと経過観察で済まされそうなんだよね、特に荒らされた形跡も無いしさ。」
Saku「確かに。」
Fuka「……まぁ、とりあえず楽屋戻ろ。ましかしたらまた何か無くなってるかも知れないし。」
Koji「そやな……。」
Shot「……また見つかるって、涼太。」
Date「……うん、」
♢ side Mukai Koji
Snow Manの私物が最近よく無くなる。この出来事が始まったのは、俺が階段から落ちてから。
あの時は照兄に助けられたらしい、その時俺は気を失ってしまったから分からないけれど。でも、その日から照兄の様子もおかしくて、私物も無くなるようになった。
だから俺はしょっぴーに少し相談する事にした。
「しょっぴー、今ええ?」
Shot「ん、良いけど何?」
「ちょっと……。」
Shot「あー……別室行くか。」
「……そうして貰えるとありがたいわ。」
Shot「自販機行ってきまーす。」
「俺もー。」
と、自然な感じで楽屋を抜け出した。
♢
Shot「……で、どした?」
「……照兄の事と、私物が無くなる件についてやねんけど……。」
Shot「照?」
「……最近様子おかしない?疲れてるだけなんかも知れへんけど……何か日に日にやつれてってる様な気がしてしゃーないねん。」
Shot「……あー……まぁ、確かにな。でも、それが私物無くなる件とどういう関係があんの?」
「……照兄なら、こう言うのには真剣に向き合ってくれるハズやねん。やのに、全然素っ気ないし、話にも参加しやへんし……。」
Shot「…………おい、まさか……。」
「や、照兄が犯人って疑ってる訳やないんやで!?……でも、いつもの照兄じゃない気がすんねん……。」
Shot「……。」
「……考えすぎやろか?」
Shot「でも、それは俺も思ってた。アイツならこういう事件には絶対キレるから。」
「……。」
それほど、仲間想いなリーダーなのだ。だから、今回の照兄は少し怪しいと俺は思っていた。
「……1回、2人で照兄に聞いてみやん?」
Shot「話すと思う?」
「それは分からんけど……でも、俺は照兄の事疑いたくないねん。だから、ハッキリさせときたい。」
Shot「……そう、だな。」
♢
それから俺としょっぴーは、照兄に話を聞く為にこの部屋に呼び出した。
Hika「……どしたの。」
やはり撮影中よりも元気が無い。疲れが見えている気がする。
「お疲れのとこごめんな照兄、ちょっと聞きたいことあんねん。」
Hika「……聞きたいこと?」
Shot「俺らの私物が無くなるのって、照がやった訳じゃないよな?」
Hika「……何言ってんの、俺の事疑ってる?」
「ちゃうねん、俺達ホンマは照兄のこと疑いたく無いんや。やから、ハッキリさせときたいねん。」
Hika「……。」
Shot「で、どうなの?涼太の指輪が無くなったの、照以外の俺らが楽屋から居なくなった後なんだよね。」
Hika「……俺は、やってない、」
「……じゃあ何で向き合ってくれへんの?」
Hika「……っ、」
「いつもの照兄ならこういう事件は向き合ってくれるハズやで?今の照兄は話にも参加してくれてないやん。」
Shot「俺らが思ったのはそれがあったから今話聞いてんだよ。」
Hika「……お、れ……、」
すると、照兄の様子が少しおかしい事に気がついた。
Hika「は、……はぁ、っ、ひゅ、……。」
体は震え、呼吸は浅く過呼吸になっている。
「!、照兄!?」
Shot「おい大丈夫か!!」
俺達は焦りに焦って座り込む照兄に駆け寄った。だけど照兄はそんな俺達の手を振り払った。
Hika「さ、わんな、っ、!!」
Shot「照……。」
Hika「っ、!!」
「っあ、照兄!!」
照兄は外へ飛び出して行ってしまった。
「……どう、しよ、」
Shot「俺追いかけるから康二は皆に言いに行って!!」
「わ、分かった、!!」
♢ side Watanabe Shota
照が出ていった後、俺はすぐに後を追った。だが廊下に出ても彼は居なかった為、遠くには行っていないだろうと判断して近くの部屋を探した。
……そして。
「!、照!!」
使われていない部屋で、照が床に倒れ込んでいるのを発見した。
「おい!!しっかりしろ!!」
すぐに駆け寄って抱き抱えると、彼の目は薄らと開いていた。
「……照?」
だが、力を入れようとも喋ろうともしない。
「……?、」
俺は訳が分からず困惑していると、彼の目が瞬きをした。
「……俺の声聞こえる?聞こえてたらYESなら1回瞬きして。」
すると、ぱちっと1回瞬きをした。
「(耳は聞こえてるのか……。)じゃあ喋れる?」
……彼は瞬きをしない、俺の目をじっと見つめる。
「……体は、動かせる?」
……しない。
「……マジか、」
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