魔法少年だけど肉弾戦?!(10)
※てるとくん視点💗
💛「喜んでるところ悪いが次だ。」
そう言ってそうまさんはもうひとつの箱を手に取る。
💛「てると、おいで」
あぁ〜、かすむなぁー。
普通順番逆じゃない?
ジュエリーレの発表の後に僕のあってもそれ以上ってないでしょ・・・。
💛「これを見て」
そうまさんが箱を開ける。
あーあ、なんだ。
僕じゃなくても開くし、別に張り合ってるわけじゃないけどさぁ・・・。
💗「なんですか?これ。」
箱の中にはコンパスのようなものが2つ。
💛「てると、手出して。両方。」
?????
いわれるがままに手を出して、そうまさんが俺の手の上にコンパスを置く。
そしたら、
グルグルグルグルッ!!!!
💗「なになになに?!」
しばらくすると針は同じ方向を指して止まった。
次の瞬間・・・
コンパスが白く光った。
そして、コンパスに2つの数字が現れた。
💛「やっぱり・・・!!」
現れた数字は
『02』と『16』
しばらくして光は消えた。
💗「?????」
💚「そうまさんこれ、なに?」
💛「属性だよ!!
てるとの属性!!
体術派でも、魔術派でもないてるとの属性!!」
属性?!
僕の?!
自分でも自然と顔がにやけるのが分かる。
やっと、やっとだ。
ずっとずっと望んでた属性。
💗「そうまさん!!僕の属性って何?!」
💛「てるとの属性は、
『幻獣使い』だ!!」
💗「なにそれ!!かっこいい!!!!!!」
💚「反応が小学生www
でも良かったなぁてると。」
兄ちゃん反応うっす!!
💗「うん!!」
💚「そうまさん。
幻獣使いってどんなの?」
💛「選択された幻獣に地球の力を送って戦うんだ。
これは体術と魔術の2つの力が完璧に等しくないと出ない属性だ。
ぴったり同じってのがあんまりないから、ものすごく珍しい属性なんだ。
それを測定するための道具がさっきのコンパス。」
💗「僕の幻獣ってどんなの?!」
💛「それを今から見に行こう!!」
そうまさんに案内された部屋はとても古く、厳重に管理された部屋だった。
厳重な割に部屋は小さく、中にある物も少なかった。
💛「あった、これだ。」
そうまさんは僕たちに持ってきた2つの箱を棚に戻して、1つの大きめな箱を取った。
💗「古いね」
💛「幻獣使いって少ないからね。出番もあんまりないんだ。」
箱はホコリを被っていた。
💚「ゲホッゲホッ」
兄ちゃんはホコリに弱い。
とっても強いのにねww
💛「てると、開けていーよ」
うー、緊張する。
パートナーってことでしょ?
うわー、どんなだろう。
パカッ
💗「うわぁ!!」
💚「なんだこれ、ヤバいのを感じる・・・」
💛「これに魔力をこめることで、幻獣を召喚できるんだ。。」
箱の中には不思議な刻印の入った宝石のようなものが20個入っていた。
💚「てると、これ使って大丈夫なのか?」
💗「大丈夫でしょ!!兄ちゃんは心配しすぎ。」
💛「まぁまぁ。
しゆんは自覚ないだけでだいぶブラコンだからなww」
💚「は?」
💛「怖い怖いwww」
兄ちゃん、怒ってるように見えるけど、あれは楽しんでる。
僕には分かる。
・・・ところで、この光ってる2つってなんだろう。
💛「お、なんだ。すごいな。」
光ってるように見えた宝石を手に取ったらそうまさんにそんなことを言われた。
💗「え、なにが?」
💛「さっきコンパスに数字が出てただろ」
💚「02と16?」
💛「そうそう。
てるとがもってるの、02と16。
なんでわかったの?」
💗「なんか、、光って見えた。」
💛「へぇー!!
ちなみにちゃんと道具使って番号出す方法もあるんだけど、見たい?」
💚「・・・いや、悪いけど先に召喚の仕方教えてあげて?
てるとがもう待ちきれないって顔してるww」
バレた・・・
その道具ってのも面白そうだけど早く僕のパートナーに会いたい。
しかも召喚ってかっこよくない?!
💛「そうだなwww
てるとのこんなわくわくした顔初めて見たよwww」
コメント
2件
続き見たすぎるんだが!
続きみたいです!