テラーノベル
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そしてインターハイ当日
「みあ遅いってー!もう始まってんだけど!!」
「ごめん…今どこと試合中?」
「烏野ってとこ!聞いたことなかったけど意外と強そうだよ!第1セットはギリ勝ったみたいな感じ!」
「そうなんだ。強豪なのかな」
ぶっちゃけ青城がどんだけ強いのかも烏野がどんなチームなのかもわかんないけど、白熱する試合は見ていて面白い。そんでかっこいい。
「みあ!あれ!及川さん!!セッターの、1番の人!」
「あ、うん。わかるよ、」
バレーはそんな詳しくないから、今の点そっちなのみたいなとこあるし、皆が盛り上がったところでどこに注目すればいいかもわかんない。
今度バレー軽く勉強しよ
「……奈緒は”好きなことには”がめつくよね」
そう軽口を叩けばギクッと音がしそうな顔をする
「悪かったって」
「でも、ルール詳しく知らないけど、面白いね。奈緒ががめつくのもちょっとわかる」
「及川さんだけ観てるのかもしれないけど、チームがあるからその及川さんが生きてくるんだから実質及川さんみてればチーム観てるってことだよねみたいに頑張って解釈しようとしてる?」
「え、いや違うけど…普通に観てて楽しいからだよ」
「みあ…そんなあなたに及川さんを布教する…」
「もうお腹いっぱい…」
___________________
「うぅ…烏野普通に強い…頑張って青城…!!」
第2セットは取られてしまった。
でも烏野も青城にはギリギリで着いてきてる感じがする。
自分が試合やってる訳じゃないのに、勝って欲しいって気持ちになる
コメント
1件
「遠距離2」読みました!二人の会話のテンポがすごく自然で、バレーに詳しくないみあが奈緒の熱量に引っ張られて「勝ってほしい」って思う気持ちになる流れ、めっちゃいいですね。及川さん布教のくだりとか「お腹いっぱい」って返すみあの反応がリアルで笑いました。試合の緊張感と観戦する二人の距離感が重なって見えて、続きが気になります!
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