コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
次に何が来るかわからない状況に
興奮が止まらない俺の体は限界を超えて異常なほど敏感になっていた。
乳首に当たるクリップが揺れるたび、全身に電流が走り抜けそうな感覚を覚える──
そして…
突然、尊さんの唇が俺の耳たぶを食むように舐めてきて
ゾクッとした快感に襲われた瞬間、俺の全身から力が抜けた。
「はっ……♡んっ…あぁん……!」
腰が砕けるような感覚を覚えてしまい、自分の声じゃないみたいな甘い喘ぎ声が口から零れた途端
羞恥心と快感で涙腺が緩んでしまう。
息も絶え絶えだというのに、アナルはローターで激しく刺激され
自分の肉棒は尊さんの熱い手で丁寧に扱かれ始めていた───
全身が、自分のものではないように勝手に反応する。
「あ……ぁ…きもち……ぃ…はぁ……っ♡」
こんなにも自分がMっ気だらけの人間だと露呈する事態になろうとは、自分でも信じられない。
ただ、この状況がたまらなく気持ちよかった。
「たけ、うさ…っ、は、ぁ…もっ、と……きて」
拘束されて目隠しされている状態で
尊さんからの愛撫に身悶えしている俺は、完全にされるがままだった。
自分の声の甘さに、さらに恥ずかしくなる。
尊さんの息遣いだけが耳元で響く。
「恋……悪い、もう我慢できない」
囁かれるたびに、背筋が震える。
その声には、理性の糸が切れたような焦燥感が含まれていた。
そして次の瞬間──
ローターがアナルから取られたかと思えば、ヒクヒクしている自分の肉棒に巻き付けられ
寂しくなったアナルには、尊さんの熱い肉棒が何の予備動作もなく深く突き入れられる。
「あ”っ……!? まっ……まだいっちゃっ!? やっ……ああ…っ!!!」
不意打ちのような挿入に、頭が真っ白になる。
言い表せぬ快感に襲われ、声にならない悲鳴が喉の奥で潰れた。
無防備なところを狙われて反射的に腰を引こうとするが、手枷に繋がれているため逃げ場がない。
「ひゃぅん! どっちも……だめっ!!あっ…! や…っ、そん…なっ、無理ぃ…っ♡」
尊さんは容赦なく、力の限りピストン運動を開始し始めた。
その激しさに比例して、肉棒に巻きついた振動器の強さもどんどんアップされた。
結合部からは、水面に石を投げたような卑猥な水音が立っていて
それがさらに羞恥心を煽ってくる。
それがたまらなく気持ちよくて、もっと尊さんにちんちんを、欲求をぶつけられたくなる。
ゾクゾクして、もっと奥深くを欲しくなる。
「も、……っと…っ♡…おねが…ぃ、こわぇ…る…くらい…して…ぇ♡」
自分でも驚くほど淫らな懇願が口から溢れ出た。
「……っ、煽ったのはお前だからな」
尊さんは、俺の願い通りの責め方をしてきた。
アナルの奥にある精嚢まで届くような深さでの挿入に合わせて
乳首クリップを引っ張りながら捻りを加えてきて
電動ローターも一番強くされているようで、肉棒全体を包み込むような快感が押し寄せてきた。
「あ”ぁ! いっ……やぁ……っ♡ たけ、さっ……きもち……いぃ……ん…っあ……はぁん!」
目隠しされて視界ゼロの中では全ての感覚が鋭敏になっていたせいもあり、些細な刺激にも過剰反応してしまう。
喉から漏れる嗚咽混じりの声は、もうどうすることもできなかった。
拘束されて目隠しされているという非日常的なシチュエーションにも、興奮材料が増える一方だった。
「あ……あん……っ♡ 奥……すご……いぃ……っ♡」
子宮口代わりの奥をガンガン突かれることによって
子宮が降りてくるイメージが頭をよぎって
思わずアナルを強く締め付けてしまい、尊さんのモノまで大きくなっていくのを感じた。
それが嬉しくて、気持ち良すぎて、もう止まれない。
「たけ、うさ……すきっ……! あぁあっん……♡」
必死に媚びた声で訴えれば、尊さんはさらに激しく、容赦なく俺を抱き潰してくれた。
結合部はもうドロドロになっていて、泡立ちそうな勢いで粘液が溢れていた。
それが潤滑油になるせいか、余計に摩擦感がなくなって滑りやすくなってしまっていた。
「……っ!もう…出すぞ」
尊さんが切羽詰まった様子で腰を押し付けてきた瞬間
お腹の最深部に熱い飛沫を感じた気がしたが、すぐにナカに出されたんだと思うと嬉しくて、たまらなくて。
「~~~~~~~ッッ♡♡♡」
声にならない悲鳴と共に、全身がビクンッと大きく跳ね上がった。
脳内で快楽物質が爆発して、理性なんて吹き飛んでしまうほどの絶頂へと導かれ───
同時に、自分も大量の潮を吹き出す感覚があって、下腹部のあたりがびちょびちょに濡れていくのが分かった。
自分のものなのに、その濡れ具合に羞恥で身悶える。
瞬間、肉棒に巻き付けられていたローターが取られたかと思えば
ぎゅっと尊さんの手に掴まれ
ローションのように垂れているであろう自分の精液を尊さんの舌に舐められ始め、体がビクビクと反応してしまう。
もう出したというのに、尊さんに咥えられるだけで、再び絶頂感が込み上げてきた。
「んっ……ふぅっ……♡ ら、めぇ…っ…♡また……あぁっ?!さっ、き…だじだばっが、なのにぃ……♡♡」
先程よりも強い絶頂に耐え切れず
思わず仰け反りそうになると、ドピュっと尊さんの口内に再び射精してしまった。
しかし、まだ尊さんは離してくれる気配はない。
「あ、あ゛っ……!!い…っ、いく…ん゛っああぁぁん……♡」
やがて全てを吸い尽くされるような勢いで吸引されたあと
ようやく解放された時には、俺はすっかり力尽きていた。
しかしそれでもなお、敏感になったままの体は僅かな接触にも反応してしまう状態だった。
◆◇◆◇
事後───…
尊さんが優しく手枷や目隠しを外してくれる。
光が戻ってきた視界が、まだぼんやりとしていて現実に戻るのに時間がかかった。
「恋、大丈夫か?」
心配そうに覗き込んでくる尊さんの顔を見て、俺は深く息を吐いた。
「は……はい……こんなえっち、はじめて、で……は、ぁ…はあ…、すっご、く…クセに、なっちゃい…ました……っ」
熱に浮かされたように、自分でも何を言っているのか分からない状態だった。
未だ放心状態だった俺を見て、尊さんは苦笑しつつ、額にキスしてくれた。
その優しさが、乱れた俺の心と体を落ち着かせてくれる。
優しく頭を撫でられるだけで、最高の幸せな気分になって
ベッドの上で尊さんに抱きしめられながら、そのまま深い眠りに落ちていく寸前
腕の中で、満たされた体と心だけが残っていた。