テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
# すのう 。
2,422
2,534
本当にごめんなさい 。 めっちゃ長いです 。
iw side
iw 「 目黒 … もう頑張らなくていいんだよ 」
mg 「 駄目だよ … 俺は … 俺はもっと頑張らないと … 」
mg 「 そうじゃないと … ラウールの事を守れない … ! 」
mg 「 もう … 同じ事は繰り返したくない … 」
mg 「 もっと … もっと … 頑張らないと … 」
iw 「 十分だよ … ! 目黒 ! お前はずっと頑張ってた … ! 」
iw 「 あの頃からずっと … ! なぁ 、 もう頑張らなくていいんだよ … ! 」
iw 「 もう … いいんだよ … 目黒 … 」
俺は涙でぐしゃゝになりながら抱きしめた 。
mg 「 ごめんね … 岩本君 … 」
mg 「 ごめんなさい … 」
俺達は 、 高校時代に出会った 。 同じ部活ではなかったが 、 いつの間にかよく話すようになっていた 。
mg 「 岩本先輩 ッ … ! 」
iw 「 ごめん ゝ 、 HR長引いた … 」
mg 「 全然大丈夫っすよ 、 帰りましょ 」
iw 「 で 、 好きな奴居ねぇの ? 」
mg 「 居ないっすよ 」
iw 「 は ?! 」
iw 「 流石 モテ男は違うな 〜 。 」
mg 「 そんな事ないですって 笑 」
帰り道が一緒だったからよく一緒に帰って話していた 。 俺は後輩として目黒が好きだった 。 目黒も同じで先輩として俺の事を好きだった 。
だけど 、 目黒のお父さんは
iw 「 そういえば 、 この間のテストの点数どうだった ? 」
mg 「 … 82 ッ す 」
iw 「 すげぇじゃん ! これなら 、 怒られないな ! 」
mg 「 いや ゝ … 〝 アイツ 〟は 100点以外認められないんで … 」
iw 「 … そっか … なんかあったらいつでも泊まりに来ていいからな 。 」
mg 「 はい … ありがとうございます … 」
いつも厳しい人だった 。 目黒がどんなにテストを頑張っても褒めてはくれない 。 サッカーで表彰されても褒めてはくれずに 、 むしろ叱る 。「 そんな事ばっかするんじゃない 。 」だってさ 。 俺は目黒のお父さんが嫌いだった 。 だから 、 テストで100点以外を取った時はたまに俺の家に泊めていた 。 でも 、 目黒のお父さんは昔は優しかった 。 でも 、 母親の不倫ので情緒が不安定になってしまって厳しい人になってしまったらしい 。 目黒は母親を憎んでいた 。
iw 「 そういえば 、 目黒の弟 」
iw 「 表彰されたんだって ? すげぇじゃん !」
mg 「 はい 、 ! アイツ 、 絵上手いんで … ! 」
mg 「 ほんと … 自慢の弟です … ! 」
たまに 、 目黒から弟の話を聞いていた 。 それほど大切な存在だったのがよく分かった 。
iw 「 なぁ 、 本当今日泊まりに来なくていいのか ? 」
mg 「 はい ! 岩本先輩に頼りばっかは良くないんで … ! 」
iw 「 そうか … じゃあ 、 なんかあったらすぐ連絡しろよ ? 」
mg 「 はい 、 ありがとうございます … !」
iw 「 おう ! 」
その日の夜 。 目黒から電話がきた 。
iw 「 目黒 ? どうし … 」
mg 「 岩本君 ︎︎ 」
mg 「 どうしよう︎︎ 」
mg 「 俺 」
mg 「 〝 アイツ 〟を殺した 」
俺は携帯を落としてしまった 。
〝 アイツ 〟 … ?
殺した … ? 目黒が … ? 実のお父さんを …… ?
iw 「 ま 、 待ってろ目黒 … ! 」
俺は無我夢中で目黒の家まで行った 。
家に着くと 、 玄関の前で立っている目黒がいた 。
iw 「 目黒 、 !! 」
mg 「 … 」
iw 「 なぁ 、 ! 目黒 、 !!! なんでこんなことしたんだよ … !!! 」
虚ろな目の目黒の肩を掴んで揺さぶる 。
mg 「 アイツが 、 ○○の事殺そうとしたんだよ 」
mg 「 でも … 間に合わなくて 」
mg 「 そんな事アイツが許せなかった 。 」
iw 「 ッ … 」
泣きもせず 、 焦りもしない 。 さっき話してた時 、 目黒は淡々と話していた 。 そこに感情は無かった 。
俺は虚ろな目をした目黒を抱きしめた 。
すると直ぐに 、 目黒は泣き始めた 。
mg 「 ぐす︎︎゙ッ … 岩本君 ︎︎゙ … 」
iw 「 目黒 … 大丈夫だよ … 」
iw 「 俺がどうにかしてやるから 。 」
iw 「 〝 裏の世界に行こう 〟 。 」
俺は目黒が捕まる所を見たくなかった 。 いや 、 もう目黒には傷ついて欲しくなかった 。 だから俺はあの世界を選んだ 。
iw 「 その世界は真っ当な世界じゃない 。 」
iw 「 でも 、 俺は目黒を救いたい 。 」
iw 「全ての元凶は母親だ 。 」
iw 「 目黒のせいなんかじゃない 。 」
mg 「 ッ … 」
iw 「 一人ぼっちにはさせない 。 」
iw 「 だから 、 二人でその世界に行こう 。 」
mg 「 岩本君︎︎゙ … 」
mg 「 どんな世界だって行く︎︎゙ … 」
mg 「 だから︎︎゙ … ! 」
mg 「 お願いします︎︎゙ … 助けて︎︎゙ … 」
俺は抱きしめる力が少し強くなった 。
iw 「 二人であの女を見つけよう 。 」
その後 、 俺は2個上の卒業した先輩に連絡した 。 その先輩は裏の世界の人間で権力が強かったからだ 。 捕まる替え玉をすぐに用意してくれて目黒は捕まらずに済んだ 。 そして 、 俺達は高校を中退して裏の世界へと入っていった 。 それから2、3年程で先輩がトップから退いて俺がトップになり目黒がトップ2になった 。 俺がトップになりたての頃 、 俺達はようやくあの女の居場所を突き止めた 。 最後まで酷い奴だった 。
それから俺達は警察が立ち入らない極悪人達を消していった 。 その仕事が今の仕事だ 。目黒はよく仕事を頑張る 。 目黒は 「 これぐらい普通 。 」 とよく言う 。 俺には無理して働いてるようにしか見えない 。 それほど 、 この仕事に責任を持っている 。
mg 「 岩本君 … ? どうしたの … ? ぼーっとして … 」
iw 「 ぁ … ごめん ゝ 。 ちょっと 、 昔の事思い出してただけ 。 」
mg 「 … 岩本君 、 ありがとう 。 いつも俺の事助けてくれて 。 」
mg 「 俺 、 後悔してないから 。 」
iw 「 … そっか … よかった … 。 」
mg 「 … 落ち着いた 。 戻ろっか 。 」
iw 「 うん 、 戻ろう 」
俺達は立ち上がった 。 そして 、 歩き出した目黒に後ろから話しかけた 。
iw 「 目黒 、 ラウールの事 。 1人で抱え込むなよ 。 」
iw 「 一応 、 俺も恋人だし不安なのは俺も一緒だから 。 」
iw 「 俺達のラウールなんだからさ 。 」
mg 「 ありがとう 、 岩本君 、 。 」
振り向いた目黒は嬉しそうに笑った 。
コメント
9件
わぁぁぁ🙀むっっっちゃ楽しみにしてました!!🫶🏻💕この作品ほんとに大好きです!!😻次回も楽しみにしてます!😽
うわあ…この話、重いけどすごく良かった。目黒の壮絶な過去と、岩本が全部受け止めて「裏の世界」に連れて行く決断したところ、胸にくるな。今のラウールを守ろうとする二人の姿が、あの日の選択の先にあるんだと思うとグッとくる。岩本の「俺達のラウールなんだから」って台詞、めっちゃ好きだわ。続きが気になる…!