テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
前置き無し!
Let’s a GO!
______________________________________________
マリオ「戦車をぶっ壊す、だな。」
さあ、俺、もといマリオは、シャーレを奪還するべく、単独で来ていた。まあ、後ほど先生も合流するが⋯
そして、この状況、戦車を壊すのが早いだろう。
「所詮はヘイローのないやつ、とっととやっちまえ!」
マリオにヘルメット団の構成員が数多く迫ってくる。だがしかし⋯
マリオ「よぉっと。」
適当に辺りに止まってた、恐らく襲われて壊れた車に自慢の跳躍力で飛び移る。
マリオ「舐めてもらっちゃあ困る。」
その車からさらに別の残骸へ飛び移って行く。
「クソっ、ちょこまかしてんじゃねえ!」
マリオ「これが俺の戦闘スタイルだよ!」
さらに高くジャンプし、そのまま戦車の主砲に飛び移り⋯
マリオ「戦車は壊すに限る!ほっ!」
いつも愛用している、あのでっけえハンマーで思いっきり主砲を叩き割る。
「はぁ!?どうなってんだよあれ!?」
マリオ「取り敢えず、これでも喰らっとけ!」
叩き割った主砲の大きい残骸をテコの原理で空に飛ばし⋯
ハンマーを振り下ろし、思いっきり叩き飛ばす!
「なっ!?に、逃げろー!?」
まあなかなかに良い速度て飛んでったんだ、結構巻き込まれてたなあ()
マリオ「⋯口程にもないな⋯」
『クックック⋯聞こえますかね、マリオ先生。』
マリオ「!黒服?」
『今からそちらにドリルクラッシャーを転送します、上手く使ってくださいね。』
マリオ「ああ、わかった。」
十秒も立たないうちにドリルクラッシャーが落ちてきた。俺はそれを拾い上げる。
マリオ「よーし、パパーっとやっちゃうか!」
ドリルクラッシャー、ドリルモードを右手に構え、本格的にシャーレを奪還するべく、ヘルメット団構成員駆け出す。
_
先生「ごめんね、急に呼んじゃって。」
ヒナ「ううん、先生の頼みなら、全然大丈夫。」
ホシノ「うへぇ〜、まさかシャーレが占領されちゃうなんてね〜。おじさんびっくりだよ〜。」
先生「あはは、私もちょっと落ちぶれちゃったかな。」
ホシノ「まあまあ、休暇だったんだし、気が抜けちゃうのも仕方ないよ〜。」
ヒナ「⋯先生、今、あそこで戦ってる人物は⋯?」
先生「ああ、あれ?マリオ君だけど⋯」
ホシノ「⋯マリオ先生って、ヘイローないよね?」
先生「⋯確かにそうじゃん!?ホシノ、ヒナ、マリオ君の手助けに!」
ホシノ「うへ〜、わかったよ〜。」
ヒナ「わかった。」
_
マリオ「⋯流石に多くないか?」
俺は、少しばかり苦戦していた。質より量、そんな言葉が現実になったような⋯そんな戦闘局面だ。クッパ軍団とはわけが違う。
ドライバーは危機的な状況だけだからな、使うわけには行かないし⋯
マリオ「うおっと、まだ戦車がいるか。」
戦車の砲撃を、ドリルクラッシャーガンモードで速度を下げ回避。
マリオ「一撃もらったらダメそうだな⋯ま、なんとかはなるか。」
その時⋯
ダダダダダダダダダダダダ
マリオ「?」
後方からフルオートばりの射撃音が聞こえた。振り返ってみれば、そこには⋯
先生「やっぱり、ヒナの愛銃は圧巻だね。」
ヒナ「ん、まあね。」
マリオ「お、先生に風紀委員長さんじゃん。」
視線の先には先生とゲヘナ学園風紀委員会委員長、空崎ヒナがいた。
マリオ「増援呼べたんだな、先生。」
先生「うん。てか、大丈夫なの?生身で戦ってるけど。」
マリオ「大丈夫だ、問題ない。」
先生「どこのゲームのセリフだよ⋯」
ヒナ「⋯それにしても、戦車の残骸が多いけど、マリオ先生が片付けたの?」
マリオ「ああそうだ。主砲を折ってキャタピラをぶっ壊して最後に雑に爆弾を投げる、それだけで残骸と化す。」
ヒナ「見かけによらず物騒ね⋯」
先生「そうそう、ホシノも来ているよ。」
マリオ「あの昼寝好きか?」
ホシノ「うへ〜、呼び方どうにかなんないかなぁ〜?」
マリオ「うおっ。」
いつのまにか後ろにアビドス高等学校、対策委員会の小鳥遊ホシノがいた。
ホシノ「それにしても、マリオ先生、先生と違って戦えるんだね〜。おじさん感心しちゃうよ〜。」
マリオ「まあ、過去の経験だな。」
先生「マリオ君、昔に何があったの⋯」
マリオ「とーりーあーえーず、シャーレパパパーッと奪還するか。」
先生「そうだね。」
ヒナ「先生、指揮をお願い。」
ホシノ「頼むよ〜。」
先生「わかった。」
そうして、キヴォトス最強の二人と、シャーレの副担任の共闘が開始された。
To Be Continue…