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…
今日は9月の1日…
夏は遠く行ってしまった。
…あぁ
もう始まっていた。
前の普通の日常は。
なのに
どうして
こんなに
寂しいのだろう。
今日は
少し涼しくて
まだ若干セミの
鳴き声が聞こえて
風で葉っぱが揺れて
まだ夏は続きそうだった…
終わってない気がした。
…欲しくなかった。
私から背中を見せないでほしかった。
ひまりは私が知らない間に
私のことを、
おいていってしまった。
あの笑い声を
もう一度聞きたかった。
何より悔しかった。
もっとちゃんと、見ていたら
あの笑顔の意味も、
ウソも全部、気づけていたら…
全部、ちゃんと分かっていたら…
ウソが上手って知ってたじゃん。
自分のことも考えてって言ったじゃん…!!!
ずっと目を瞑っていた
ずっと病院にいる理由とか
全部…
全部…
なんで私はいつも…
後悔してしまうのだろう。
自分の弱さが嫌い。
最後ぐらい、『ありがとう』って、
言いたかった。
やっと何か一歩進めても
私は手放しちゃって
独りじゃ
何にもできない
人間なんだって
そう分かっていたのに。
どうして。
なんで…
私は何もできなかったのだろう。
やっぱ
いつも
助けてもらっていた
私じゃ
隣りにいることすら
許してもらえなかったのだろう。
私は我慢出来なくなって
たくさん、たくさん
泣いた。
人生で始めて
友達のことで泣いた。
やっぱり、
時間は待ってくれなかった。
あと一回、
一回だけでいいから
会いたかった。
でも。
叶わないから
それに、あなたなら、
来年も会えるって言うでしょ?
今は辛くても
その分
幸せになれるって
言うと思ったから。
タイムカプセルを
机に置いて、
私は今日も
一歩
進む
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