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cat woke

1 - ねぇ知ってる?空って青いんだね!!

♥

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2025年07月16日

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アテンション

政治的意図はありません

一つのキャラクターとしてみてください!

以上大丈夫なかたはお進みください


「頭が痛い」


頭がガンガンする。柔らかな日差しも今は頭痛を起こす一つの原因になっていた。

昨日は久しぶりに定時で上がれたから、調子に乗ってお酒を飲みすぎた。ビール三缶目ぐらいから記憶がない。

ガンガンする頭痛を堪えながら、布団から上半身を起こす


「あれ?」


おかしい、いつもより目線が低い。いつもより1メートルぐらいちじんででいるぞ…!?…言い過ぎか…?

異変はそれだけではなかった。うまく立ち上がれないのだ。

バランスが取れず、コロンと転がってしまう。体から白い毛が生えている!しかも尻尾も!?

ここまで来れば薄々気づいているが、急いで鏡で姿を確認する。もちろん立てるわけもないので四足歩行なのだが


「は?」

「猫になっている?!」


頭痛なんかも吹っ飛んで、鏡に映った自分の姿をただ茫然と見つめる。今気がついたが可愛らしい口からはニャアニャアと高く愛らしい鳴き声が溢れていた。


「どうりで立てないわけだ…」


頼もしかった二本の足も今はマッチのような細い足になってしまっている。

そんな足でよちよちとベットまで戻っていき、狙いを定めふかふかのベットにジャンプする。

ベットに足を取られころんと転んでしまったのだが…


「運動神経は良くなっているんだな…」

「しかし、どうしたものか、この体だとドアも開けられないしな…」


見上げるドアは体の何十倍も大きくそれを開けるのは困難だろう


「にゃぽんがきてもなぁ… 」


にゃぽんのことも少し考えたが、にゃぽんも女子(?)でである。「可愛い〜!」 とマスコット化するのがわかりきっていた。ましてや同人誌のネタにされるかもしれない…


「あんな恥ずかしいポーズで何時間も待たされる気持ちを考えてみろ。」

「死ぬぞ?!」


きゃんキャンと泣きながら小さな体な震えていた。そんな思いをしたのだろう


「しかし、どうしたものか…」


その時ふわりと日本の体に何かがかかった。慌てて取ろうと体を捩らせるがそんな必要はなくすぐ布のようなものは体から離れた

それの正体を探ってみると白いカーテンだった。

そうだ、昨日は暑くて窓を開けて寝たんだった…窓…そうか窓!!


「窓から出ればいいんだ!」


答えがわかった瞬間すぐさま行動に移す。ジリジリと着地する場所を見定め持ち前の運動神経で狙った場所に着地した。

慣れない体で少し体勢を崩したがすぐさま持ち直し、窓枠から屋根へ飛び乗った。

少し恨めしそうに部屋を見つめた後、やがてスタスタと屋根を渡って行った。




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