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にうside

{あなたはバウンティーハンターです}

スマホにそう表示された。相方はりと。控室に飛ぶとはいえ自分の子供達をキルするとなると勇気がいるな。

カフェテリアに飛ばされて数秒たつとサイレンがなりだした。りとが酸素枯渇というサボタージュ?をいれたらしい。皆酸素ルームと管理室に向かってるし、私もついていこう。

「初手酸素サボって…ふみと兄インポスターでしょ」

「なんで俺なんだよ‼w」

管理室で入力しているのはふみと、あかり、らめる、ある。ターゲットのそらはいないけれど、今重なっているこの状況ならキルはバレないかな…?おそるおそるキルボタンを押してみる。

「あ、サボタージュおわっ

あるが喋っている途中に死体になった。

「あ、る…?」

「つ、通報しなきゃ‼」

らめるが通報ボタンを押すと全員カフェテリアに飛ばされた

{らめるさんがあるさんの死体を発見しました}

{会議を開始してください}

「今の誰やった⁉」

「とりあえず私じゃない‼」

あかりとふみとは混乱しているようで声を荒げている。

「落ち着いてください。状況を整理しましょう。酸素ルームで自分ともくさん、りとさん、そらさんがサボ解除のため入力をしました。話を聞くに、いわゆるゴチャキルが起きたんですかね」

「どうする?正直詰めようがないし、スキップしてタスク進行でもいいと思うけど」

「ある姉ちゃんの死を無駄にするの?」

「でも、半数が容疑者だと…ちょっと…」

「これは…らめるはスキップに入れたいよ」

{誰も追放されなかった}

なんとか乗り切ったな。でも容疑者位置に入って、危ないかもしれない。タスク勝利があるらしいし、はやめにキルした方がいいよね。次のターゲットはふみと。さっき医務室側にいたし、電気室からベントで飛んでキルしよう。もしも医務室に他の人がいても良い様に停電をいれて…よし、いこう


「誰か~暗すぎるんだけど、いるか~」

「ふみと~?そこにいるの~?」

「あ、ひす!タスクどんな感じ?」

「今は試験管みたいなやつやってるよ」

キルクールがたまった…よし。

「なぁどうせだし一緒にボタン押しに」

「ごめん。ふみと」

キルボタンを押す。ふみとは死体になってしまった。これでキルクールが短くなる…はずだよね?

次のターゲットはらめるか…停電が終わる前にベントでセキュリティールームに逃げよう。それで誰かと合流できればいいな。


「あ、停電終わった…」

「そら!無事でよかった!一緒に行動しよ」

「いいよ。このタスクやりたいからまってて」

「はーい」

これで白はとれるかな…?とれなくても、完全な黒にはならないはずだよね

「あ」

「そら?どうかしたの?」

「いや…別に」

またサイレンが鳴りだした。今回は原子炉のサボだ。

「原子炉近いね。直しに行こ」

「私は上側直すね」


{あかりさんが緊急招集をしました}

{ふみとさんともくさんは会議に来ませんでした}

{会議を開始してください}

「あれ⁉死体ないのに二人がいない⁉」

「これは…ヴァルチャーの能力でしょうね。あと1つ食べられたら負けるので、吊るかキルしてもらうかしたいですね」

「とりあえず私とそらは原子炉サボのちょっと前から一緒にいたよ」

「そもそも死体ができた時間と場所がわからないからな」

「それなんだけど、一つは原子炉直ぜ」

{そらさんが死体になりました}

「そらぁぁぁぁ‼‼‼‼」

会議中にいきなりの死体発生に、クルーとヴァルチャーの皆は焦っている。りとが撃ったのかな?

「そらお兄ちゃんが…」

「ゲッサーに撃たれましたね。発言中だったので自爆ではないと思います。自分はずっとらめるさんと行動して、最後りとさんと見合ってます」

「うん。1人は怖かったから…」

「そうだね。ひすもそらと一緒って言ってたし…残るは…」

「ちょっと待ち?もしかして私疑われてる?」

「最後以外はアドミンを見ていました。サボ直前に上部エンジンに2あったのは確かです」

「それは私とそらだね」

アドミン見てたんだ…あぶないな…

「らめるさんは一緒にいましたが、残りのお二人はどこにいましたか?」

「保管庫」

「…ウェポンルーム」

「おや、おかしいですねあかりさん。自分が見たときはウェポンルームに2ついていたのですが」

「も、もしかしたら見えなかったのかも」

「ウェポンルームは狭いですし、見逃す場所はないと思いますが?」

「う、うぐ…」

「残念だけど、あかりに入れるよ」

「遺言あったら聞こうか?」

「食べるボタン押したら口の中にトマトの味がしたから満足です」

「そんな機能あったんだ…トマト以外の味もするかな」

「…ところで、シェリフはいますか?そろそろ出てきてもいいと思いますが」

「ら、らめるがシェリフ…?だよ。怖くなったらキルボタンを押すね」

{あかりさんが追放された}

やった!クルー陣営と同じ数になった!これで私たちの勝ち…

{試合を続行します}

「え…?」

「これは…りとさんが死んでいますね」

「な、なんで…」

困惑していると本日3回目のサイレンがなる。酸素枯渇サボだ。とりあえずりとがなんで死んだのかはあとでいいや。今はキルクールを溜めてどっちでもいいから切らないと

「ゆかり!手伝うよ」

「にうさん。ありがとうございます」

キルクールを溜めなきゃ…はやく…

「にうさん、バウンティーハンターですよね?」

確信を持った一言

「…うん。紫ごめん、キルされてくれない?」

キルボタンを押そうとする。が、キルクールが溜まっておらずキルできない。

「なんで!?30秒たったじゃん!」

「にうさん、ターゲット以外をキルするとキルクールは延びるんですよ」

紫は私に向かってスマホを向ける。私とりと以外にキルできる役職はただ一つ…

「お疲れさまでした」


『はい、みなさ~ん。インポスター陣営が全員しんだのでクルー陣営の勝利でーす』

「え、まだ会議ボタン押してない…」

「あ、自分がにうさん切りました」

「あと1個‼‼‼‼あと1個だったのにぃぃぃぃぃ‼‼‼‼」

「ゆかりねぇナイスー!」

「僕ゆかりとりと姉ちゃんにシーアカミングアウト後すぐキルされたんだけど」

「私イビルゲッサーだし」

「ちゃんとターゲットのふみとをキルしたはずなのになんで…」

『あれねースキンで分かりにくかったかもだけど本当のターゲットはらめるさんだよ』

「えぇぇぇ⁉」

「ひすどんまいw」

「私…初手退場で何もできなかった…」

「あ…w」

「というかなんでりと死んだの?勝てなかったよ…ごめん」

「いや…らめるがシェリフcoしてたから撃ったら自爆した…」

「らめるさんに騙ってもらいました。終盤に撃ったので反映されなかったみたいですね」

「そんなぁ…」

{本日の役職内訳}

にう :バウンティーハンター

りと :イビルゲッサー

ふみと:クルー

ある :クルー

あかり:ヴァルチャー

そら :シーア

ゆかり:シェリフ

もく :クルー

らめる:クルー

{本日の勝敗}

人外全滅によりクルー陣営の勝利。

みなさんアモアスの時間です

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