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会議室に行くとzm以外が集まっており重々しい空気が漂う。いつも明るい表情をしているmnでさえ暗い表情をしているためなかなかな事件だと察するしか周りもないのであろう。emが席に座ると重たい表情をしたgrが口を開く
「よく集まってくれた悪いが点呼をするゾ」
「w国幹部書記長tn」
「はい。」
「w国幹部外交官mn」
「はい」
着々と点呼が進んでいく。なぜ急に点呼をするのかはわからなかった。いや状況的にはもうわかってしまっていたが。わかっていたからこそ信じられなくてわかりたくなかった。どこで間違えてしまったのか悩んだのだ
「w国幹部em」
「はい」
全員の点呼が終わり全員が忠誠を誓う。なぜこのタイミングなのかは今までわからなかった人間でもすぐに分かってしまうだろう
「zmがv国に寝返った。今回の作戦には含まれないはずだが単独行動をしたzmを連れ戻し正当な理由でなければ始末することとする」
会議室に沈黙が流れる。無表情で事態の深刻さを悟るもの、表情から焦りや怒りを感じるもの、様々な反応をしているが誰も”始末”することに対しては何も言わなかった。
戦争や軍事国家を形成するに当たってemとgrは話し合いを重ねていた。もし裏切り者が出たときはどういう対応をするのかについてだ。
ただ単純に始末するのは相手の国に喧嘩を売っているようなものになるため一般兵であれば形跡を残さず始末するという話をしていたが問題は幹部たちが裏切った場合だ。
忠誠を誓った人間が裏切るなんて言語道断であり始末せざる終えない状況なのだ。
面州の前で火あぶりでも首を斬るでもしよう。等と話していた
絶対にそんなことは起こらないと思っていたからこその会話だったと思う。
だが
「em。今回の作戦の責任者はお前だ。v国に一時滞在しzmの情報を掴んでこい。絶対に殺すな。活かしてこの国に帰すんだ」
「ハイル・グルッペン」
忠誠を誓うこの言葉がここまでも重たいとは果てしなく思わなかった
emがv国に情報を渡していたことがわかってから自分で同士なくてはいけないかはすぐに分かった。作戦内容とは違うがv国に行って兵士になって、情報の改ざんをしなければならない。だが少しの時間でそこまでできる確証がなかった。
それならば不法侵入をしてあえて捕まり幹部か兵士として行けばどうにかなるだろう。
emに裏切られていたことが何よりも信用してた人間にされたことはzmの精神を狂わせ正常な判断ができないほどまで狂わしてしまった。
v国資料室
zmは容易に国に入ることができ資料室に入って情報を探していた。入口近くにあるタブレット端末は幹部クラスの者しか見れないようになっておりガードが固く見ることができない。間違えれば何も情報をわからないまま警報がなったりと様々なデメリットがある。
zmはこの国に入った時点から違和感があった。この国でスパイとして過ごしているときはタブレットなど近未来なものは置かれていなかったはずなのだがここ最近置かれたあとや箱などが置かれていることに気がついた。
急激に変わったがなにかヒントは残っているはずだと今まで教わったことを思い返していく
「いいですかzmさん。だいたいね最近進展していく国とかは情報を移すときに電子に情報を残してもそれは一部なんですよ。やってハッキングされたら重要機密筒抜けになるやん?だから重要な情報は大体安全なところに置かれたりしとるんですよ」
裏切られたemの話が出てきたことが不愉快に感じるが、本当にこういう知識を聞いててよかったと改めて感謝をする。
資料室にて現在の軍力や資源生産量、研究など様々な資料を見ていき大量の資料の奥底にemが送ったであろう資料本がまとめられているファイルを見つけた。
そこには1/3は電子書籍にまとめるがそれ以外は全て自分の筆跡にて報告すると書かれた手紙であった。
一日目
本日よりw国に潜入完了。公には幹部情報が出ていないがどうして出てこないかは不明。二名幹部が行方不明になっているようだが最大の戦力であり脅威とされる這い寄る脅威がいないため戦力は大幅に低回しているとのこと。また今までは兵士なども失踪した二人が監修して軍事力を上げていたためここ半年で例年の25%軍事力の低下が観察できる。
兵器などは所持しておらず仲間内で戦うことがよくあるようであり書記長は睡眠時間が短く定期的に仲間内を粛清することがしばしばあるようである
二日目
本日も問題なし。
訓練内容を見学したところ失踪するまではもっと殺伐とした環境であったようだが失踪してからは気を張って訓練することがなくなったらしく兵士が精神病を患うこともなくなったとのことだった。
三日目
本日も問題なし
研究に関して観察をし実際に研究したところ研究施設が潤っており様々な実験のできる環境であったため将来敵になる可能性が大いにある。
v国にて研究施設の増設をすることで様々な対策が取れると推測
四日目
本日も問題なし。
資源に関して貯蔵庫を内察した所資源はあまり潤っている様子ではなく長期戦に持ち込んでしまえば資源不足によりw国は限界を迎えてしまうのではないかと推測
五日目
少し問題が発生。
zmの様子がおかしく部屋から出てこなくなった。食事は摂っているようだが部屋から出てこずカーテンも閉まりっぱなしになっている。
生活音だとは多少聞こえるため生きていることはわかっているがあまり調子が良くない。
何かそちらからわかることがあれば情報提供を求む
六日目
大きな出来事はなし。
本日は会議にて戦力についての議題が上がり一月ごとに戦力が下がっていっていることから危機感を覚え特殊訓練実施についての議題が上がったが可決せずまた次回の会議まで延長することとする。
七日目
本日も問題なし。
本日以降はw国が特殊訓練実施により連絡を数週間開けることとする。
特殊訓練とはv国と正反対に位置する森にて敵が来た想定として2つの軍隊に分けて訓練をするというものあり兵士と一部幹部が参加し戦闘力を急激に成長させることを目的としている。この国が留守の間は同盟国であるr国が城内を警戒するとのことで暫くの隙はないと思われる。
幹部たちの情報がないか資料室にて情報を探したが特に情報は見つからなかった。
だが幹部たちは路頭で迷っていたものや半グレだった人間などを誘って我々のように面白い人材だと思った者たちを多く集めているようであった。
兵士でも幹部でもそこは変わらない基準で探しているため下の者たちからの信頼は厚いようである。
「なん、、やこれ」
zmは内容をみてひどく動揺をした。
電子の情報を見なくてもわかる。emは嘘の情報を流していたのだ。そうしてそれを上手く遂行するために全員が隠し通しながら今回の作戦を進めていった。
その事実を知った瞬間自分が恐ろしく馬鹿なことをしてしまったと思った。
自分の感情のままに動き下手をすれば反逆的なことと捉えられてもいいようなことをしてしまったのだ。
瞬間背後から眩しい光が見えた。それは最初で最後の記憶だった。
「それでどうしておたくのzmさんがうちの国にいたんですかね。しかもご丁寧に資料室にいたんですよ?」
その場には外交官のosではなくemとut先生、副外交官であり兵士たちの隊長であるciとsypがいた。
今回gr,tn,osが他の国に行く予定が事前に入っていたため4人が代理として話に行くこととなったのだが、
「えらい高圧的ですね〜うちやってzmが部屋にこもってたと思ったらこれやったから困惑しとるんですよ」
「てかemさんもあれっすよねおたくのところから来たんやしなんで今回emさんとかも色々言わないんすか」
「そうですね、確かにうちの国にいたときからzmはemの言うことしか聞きませんでしたしやはり仰るとおりem。お前が指示をしたのか?」
「いや困りますよemはもううちのもんなんでそんな偉いいちゃもんつけなさったら喧嘩としてみるしかなくなりますわ〜」
「これは失礼いたしました。でもまずはそちらからの謝罪をいただかなければこちらも色々と、、」
外交は進んでいくがずっと同じ話題しか出されていかない。
emは黙って聞き続けutは流暢に喋り続けるsypは流暢に話すutの話に横からタイミングの良いところで入って話を進めていきciはemと違い笑顔で話を聞き進めていく
相手はずっと同じ事を言い続け話の進展を作らない。とにかく人を下に見なければ気がすまないのだろう。相手の顔がだんだんと笑顔混じりに怒りも混ざっていく。素直に謝らないその姿に腹が立っていき
「はぁ、もういいです我が国家はw国に宣戦布告をさせていただきますよ。」
「それはえらい大胆ですけどいいんですかね?うちの軍事国家ですけど」
「おたくのemが情報を流してくれていたおかげで私達はあなた達の戦力を知っている。謝るなら一週間以内であれば多少の自費はかけてあげましょう。」
上機嫌のまま部屋から消えていく
そのまま暫くして部屋から大爆笑が巻き起こる
「おいsyp ciあれやばないかwほんまあほやんww」
「ほんまそうっすよね大先生w」
「emさんだって相手に渡した情報って」
「え、全然戦力の話しとらんよ?下がったことしか伝えてないし」
「まぁでも問題はzmやんなぁ、、あいつ何しとんやろね」
「とりあえず会議にでも行きますかぁ、、」
「もどりましたー」
「おかえりーどうやった?」
「えらいあいつアホやんな」
「おい大先生そんな事言うなやwあのアホ総統が可哀そうやろ」
「シッマお前も言うとるやんけw」
「それで話を聞かせてもらおうか」
「戦争する言うてたで」
「そうか…zmをどうするかだな」
「grさん今回はzmが厄介になったるし同盟国に助け求めたらあかんのか?」
「それでもいいんだができる限りあそこは資源が少ないからこっちのものにしたいんだが」
「まぁgrちゃん今回だけは助け求めたろうや?」
「まぁいいだろう。大先生r国に今から至急行ってきてくれ。zmを止められる人材を連れてくるんだ。」
「だめやったらどないする?」
「ならosも一緒に行ってきてくれ。」
「ええ、、大先生と一緒嫌なんやけど」
「終わったらお茶会を開くことを約束しよう」
「よし大先生行くめぅ」
「マンちゃん切り替え早ない?」
そんなこんなで二人が同盟国のところに向かっていくのを見送り戦争の準備をする。今までは戦争の際はzmとemが一般兵たちに最後の訓練をして準備を万端にするのだがそれが今回できないためciとsypが代わりにやることになったのだ
tnとgrとrbrなどは敵の情報収集をしてどうにかしていたのだがemは落ち着かない様子で過ごしていた。
助けられる方法はないのか、最後に話せる機会はないのかとひどく頭を悩ませ深夜まで仕事をしていると周りから少し休んでこいと山小屋に行くことを勧められて山小屋へと歩いていく。歩いて進んでいくと見慣れた背中が見えて体が熱くなる。
走って追いかけるとその背中も同じように走って山小屋に向かっていく。山小屋に着くと屋根の上で月に照らされた美しい茶色の髪がフードから出て息を呑む。
思わず美しいと、感じてしまった
「emさん久しぶりやな」
「zmさんなんでそっち側におるん?こっちに帰ってきてくださいよ」
「俺はemさんを疑って捕まってもうたんや、せめての償いとして戦って殺させたって」
「そんなんが償いになると思ってん、、、!!」
「zmさん色々と隠したってごめんだから死なんといて、死ぬなら一緒に死んだるからな」
自分でも必死に止めようとして言葉が沢山溢れ出ていく。こんなことをして止まるかもわからないのに言葉はどんどんと溢れかえっていき気づけばzmは屋上の上からいなくなっていた。相手の様子も伺わないでただ虎視眈々と話を進めていくからやらかしてしまったと思ったその瞬間背後から「だーれだ」と声が聞こえた
「zmさん」と答えれば「ピンポーン!!と答え思いっきりいつもの笑顔で笑いかけられる
「emさんほんっま悪かった…やから帰らへん代わりにちょっとこうするのはどうや?」
次回最終回