コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
中でカチッという音が鳴るのを聞いた私達は顔を見合わせ、もう一度取っ手を掴み、息を合わせ一気に掛け引き上げた。
するとさっきまではびくともしなかった扉がぐっと持ち上がり、その先に地下へと続く階段が現れた。
どうやらペンダントをはめ込んだ穴から見えていた明かりは奥の部屋から漏れていたようだ。
「地下室なのに明るいな」
アッシュの言う通り、電気が通っていないはずなのに、ランタンをつけなくても歩くのに困らないほど明るい。
差し出されたアッシュの手に掴まり、一段ずつ慎重に階段を下りていく。部屋が見えてきて、地上の部屋とは打って変わって、全く荒らされてない空間に私たちは思わず足を止めた。
「……研究室!」
洞窟を削って作ったような空間に本棚とテーブル、研究に***************************
****************
********
***********************
********************
*******
********
*******