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二人でお揃いコーデ
お揃いデートするだけ
🌸☄️が
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今日はすいちゃんとのデートの日。事前に二人で話して行く場所、洋服も決めた。あまりお揃いということはしないけど、概念が被ることはあった。だけどいざこうやって意識しあって被らせるのはなぜか緊張感があった。
悩ませながら考え事をしているとバックが何かの振動によって揺れた。それと同時に携帯へ誰かから連絡が来たのだとわかった。バックのファスナーを開け携帯を取り出す。携帯と平行になると携帯の画面が開いた。ロックが解除されたのである。LI〇Eを開き確認するとさっきの通知はすいちゃんからであった。
星街すいせい-(みこちどこ〜?一応ついたんだけどここどこかわかんない〜)
「⋯にぇ、またPONしてる」
ボソッと呟いて打とうとしたら携帯がまた振動した。
星街すいせい-(あっ、既読ついたー!で、いまどこ)
さくらみこ-(すいちゃんこそどこ)
星街すいせい-(んー、××喫茶店ってとこが近くにあるよ)
さくらみこ-(なんで先に行ってんの、みこそっち行くからまってて)
星街すいせい-(あー!今日行く場あったよ〜)
さくらみこ-(おい?まて動くなよ?)
急に既読がつかなくなってしまった。なぜ方向音痴はじっとしてられないのか。みこには理解ができなかった。勘というより、すいちゃんの行動を考えて行く先を決めた。しばらく歩いていると目的地の場所についた。さあ。どこにいるのか。きょろきょろと見渡すと男2人と青髪が一緒にいた。
「あんのバカ街だからじっとしてろって言ったのに⋯⋯」
足をはやめて見覚えのある人の方へと進む。
「あ!みこち〜いこー?」
みこを発見したと同時に男性の間から抜け出してきて笑顔でこっちに手を差し出してその手を掴めば店内へと入ろうとしていた。
『おいおい。ちょっとちょっと〜お二人さんお揃いじゃん〜可愛い格好しちゃって、どうかな俺らでWデートってのは?』
言い終わると同時にみこの肩を掴んで止めてきた。手を握られていた感触はいつの間にかなくて男性の方を向くと目の前にすいちゃんがいた。
「なに?お前。みこちに気安く触んないでもらっていい?」
『は、はぁ?!』
「消えな。ね?笑 なにもないうちに」
『はぁ!?なんだとお前!』
やばいすいちゃんが殴られちゃう。と思っていたが、大柄なこの前にいる人より強そうな人が男性の手を止めていた。
なんやかんやあったが無事店内へ入れて二人で満喫をしていた。
二人で出掛けて使った洋服はすいちゃんはあまり使わないで新しく増えたお揃いは着て行っていいよといわれた。個人的にはどっちも好きだけどすいちゃんが守ってくれた洋服も好きなんだよ⋯にぇ。