テラーノベル
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お風呂から出ると、照がダンベルでトレーニングをしていた。何キロのダンベルなのか、軽々と持ち上げている。
持ち上げる度に筋肉が盛り上がって、筋ができる。
「すっごぉ〜!」
佐久間は照に駆け寄り、筋肉をモミモミ。
「かったぁー!照の腕すごいね。
カチカチ!」
無邪気に照の腕を触る佐久間。
無防備。
照の服なので、ブカブカなTシャツとスウェット姿。
セットのしてないふわふわなピンクの髪。
線の細さが際立って、抱きしめたくなる。守りたくなる。
でも、それと同時に佐久間の全てを奪いたくなる…
「佐久間…」
呼ばれた当の本人は、照の真似をしてダンベルを持ち上げて、
「うわっ、これ重たっ。よくこんなの持てるね。」
はしゃいでいた。
大きい目をキラキラさせている。
それなのに自分は佐久間のことを邪な目で見ていた。
照はそんな自分が嫌になる。
でも、可愛い佐久間。
よく笑う。
照に向ける満面の笑みを壊したくない。
自分の欲望で怖がらせたくない…
でも、抱きしめたい。それ以上も求めてしまう。
「佐久間。ちょっと。」
はしゃいで、部屋の中をうろうろしてる佐久間の手を掴む。
佐久間は突然のことに驚く。
「こっちに来て。」
照に手を引かれ、ソファーに座るように促された。
照も少し間隔を開けて座る。
緊張の糸が張りつめる。
照の真剣な眼差しに捕らえられ、佐久間も目を逸らせなかった。
「佐久間。お前が大事なんだ。いつも、どんな事からも守りたいって思ってた。自分の気持ちを言うつもりはなかったんだけど……俺はお前のことが好きだ。」
真剣で鋭かった照の目が不安そうに揺れている。
照の気持ちを改めて聞いて、佐久間は素直に嬉しいと思った。
こんなにカッコよくて、面倒見が良くて、頼れる照に想われて、佐久間は幸せだと思った。
スキンシップは恥ずかしいのか、あまりとってこない照。
佐久間がじゃれついても適当にあしらわれていたのが、嘘のようだ。
「照、ありがとう。すごく嬉しいよ。」
照は不安げな顔から笑顔になった。
そして、華奢な佐久間の体を引き寄せて抱きしめた。
(細い腰だな…ぶっ壊してしまいそうだ…)
佐久間も照の背中に手を回して、照の服をぎゅっと掴む。
めめと違う体。
照に抱きしめられているのに、めめを思い出してしまった。
無意識に2人を比べているのか…
「なぁ、キスしていいか?」
「え?」
「お前にキスしたい。」
抱き合ったまま、照が耳元で囁く。
耳に息がかかる。
照の低い声が鼓膜を揺らす。
「あっ…」
溶けてしまいそうだった。
耳元で囁くのは反則だ。
「嫌か?」
そう言われて、嫌だと言えないくらいに照を好きだ。
(こんなのダメだよな…)
「照。オレさ…めめとキスした…」
正直に言う。
照の体が強ばる。
頭のどこかでは、そういうことも有り得ると思ってはいたが、佐久間の口から事実を述べられたのは、正直キツかった。
照は佐久間のピンクの髪を優しく撫でた。
優しく…優しく。
乱れた心を落ち着けるために、佐久間に優しく触れる。
優しく…優しく……
でも、心の波は高波のように激しいものとなっていた。
「もう、ダメだ…」
照の心は激流に飲み込まれていった。
「え?ひか……」
言葉を遮るように、照の唇が佐久間の唇を覆う。
本当は優しくしたかった。
でも、めめにキスをされたと聞いて、佐久間を自分だけのものにしたくて、自分を抑えきれなくなった。
照はソファーに佐久間を押し倒す。
佐久間の体はソファーに沈む。
少し乱暴なキス。
無理やり舌が入ってきて、佐久間の口の中を犯す。
あまりの激しさに、佐久間は逃れようとする。
「いゃ、ひか…る…。ちょっと待って」
でも照は止まらない。
Tシャツの裾から手を入れて、佐久間の体に触れた。
「あっ、ぃやっ……」
Tシャツをたくし上げる。
露わになった佐久間の白い肌。
「はぁはぁ」
照の理性は完全に飛んでいた。
まるで獣のように、佐久間を貪る。
ふと、左胸の赤い跡に気がつく。
「これは?」
空気が凍りつく。
「あいつがつけたのか?」
咄嗟に言葉が出ない。
照はそれを肯定と受け取る。
「こんなものつけられやがって…」
照の目は怒りで血走り、佐久間の体に吸い付いた。
めめが付けた跡を上書きする。
それだけでは飽き足らず、体の至る所に赤い跡をつけまくった。
「ぁんっ…ぃや。ひか…る、だめ…」
佐久間の体中に、唇を滑らせる。
襲われる恐怖と快感が共存して、佐久間は頭がおかしくなりそうだった。
こんなのいつもの照じゃない。怖い。逃げなくてはと思っていても、与えられる快楽から逃れられなくなっていた。
ダメ。やめて。
そう言っていた言葉が、喘ぎに変わる。
身につけていた服を全部脱がされて、佐久間の体が隠すことなく、晒け出される。
どこまでも白い肌
照は息を飲む。
綺麗だと思った。
今までに佐久間の裸を何度も見てきたはずだ。でも、今日の佐久間の裸は今まで以上に綺麗だった。
「やだ。電気を消して…」
手元にあったリモコンで部屋の明かりを消す。
カーテンから差し込む月明かりに照らされた佐久間はもっと綺麗で、照は興奮が抑えられなかった。
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ニコイチ・めめさく推しとしては。。。 ニキめめでさっくん奪い合う(なんなら3人でも笑)構図が大好きすぎて…