テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
145
注意
鬱設定有
グロ
殺し屋的パロ
若干コメディ有
名前表示 コードネーム
🧐(なろ屋) Logic(ロジック)
🈂️(サムライ翔) Striker(ストライカー)
☁🐈⬛(そらねこ) Creator(クリエイター)
🔥(KAITO) echo(エコー)
🐥(kamome) mimic(ミミック)
嫌な人、鬱設定苦手な人は回れ右!!
読んでったらわかるんですけど、ある点はルーレットで決めたんで「わかってないわー」などの苦情はお控えください。
それじゃ、どぞ!!
💚🐹「……なあ、お前ら。今日こそは絶対、あの人たちを闘技場に引っ張り出すぞ」
サイレンサー本部の長い廊下。俺は隣を歩くはるか、後ろでだるそうに歩くてぃるとさっしーに、改めて気合を入れ直した。
👾🔥「わかってるって。でも、あの先輩たちが素直に動くとは思えないんだよな。特になろ先輩」
🐱🎀「だろうね。あの人、依頼以外のエネルギー消費は死と同義だと思ってる節あるし」
✡️「俺、影で無理やり運ぶ準備しとこうか? …あ、さすがに怒られるか……」
俺たちBOMBは、サイレンサーの中ではそれなりに実力を認められている方だ。
けど、上には上がいる。それも、とんでもなくふざけたバケモノたちが。
2等精鋭部隊「AXIS」。
戦場では地獄を体現するような実力の集団。
……なのに、普段のアジトときたら。
💚🐹「……よし、着いた。開けるぞ」
俺が意を決してAXISのアジトのドアを勢いよく開けると、そこには期待を裏切らない「いつもの光景」が広がっていた。
🈂️「おらぁ! お前やろ俺のポテチ食ったん!!」
🔥「知るか! 貴様の管理不足だろうがストライカー! 闇の業火に焼かれて反省しろ!!」
🈂️「ただのライターの火で何が業火や! 燃やすぞ!!」
リビングの真ん中で、ポテチ一袋を巡って小学生並みの喧嘩を繰り広げる翔先輩とKAITO先輩。
🐥「……あ、BOMBだ。………うるさいのが来た……」
ソファの隅で無表情にスマホを高速フリックしているかもめ先輩。
☁️🐈⬛「え、あ、ちょっ……! 待って、今ボス戦……!!」
床に座り込んで携帯ゲーム機に没頭しているそら先輩。
そしてリーダーの姿が見当たらない…
💚🐹「……ちょっと要件があって、……あの、なろ先輩は?」
☁️🐈⬛「なろ屋さん? さっき『床の冷気と一体化してくる』って言って、自分の部屋に引きこもっちゃったよ……。多分もう寝てるんじゃないかな」
👾🔥「……あの人、またサボりかよ。よし、俺が叩き起こしてくる」
はるかが迷わずなろ先輩の部屋へと突き進む。
あいつ、先輩のこと尊敬してるくせに、たまに一番バカにしたような態度取るからヒヤヒヤするんだよな。
――数秒後
🧐「……痛っ……! 何すんだよバカ! 人が寝てるところ引きずって……!」
はるかに襟首を掴まれてズルズルとリビングに引きずり出されてきたのは、ヨレヨレのパーカー姿で寝癖まみれのなろ先輩だった。
🧐「……あ、ちゃろくん。……おはよ。……帰っていいよ、今日は閉店ガラガラだから」
💚🐹「おはよございますじゃないですよ先輩! 今日こそ手合わせ、お願いします!!」
リビングでの大騒ぎから数分後。俺たちはサイレンサー本部・地下にある広大な闘技場へと移動していた。
「能力完全禁止」
「武器は木刀のみ」
「1vs1」
という、俺たち3等部隊に有利すぎるはずのルール。
……なのに、目の前の先輩たちは、やっぱりどこか緊張感がない。
🔥「フッ……この選ばれし4つの魂の激突、深淵より見届けさせてやろう……。というわけで俺は審判な! あ、サムライ、ポテチの続き食うから袋置いとくぞ」(4対5になってAXIS卑怯なので審判となったKAITO)
🈂️「おう、サンキューエコー! 後で残りの半分きっちり取り返したるからな!」
🔥「では……深淵のルーレットを回すとしよう。最初の贄となるのは、誰だ……!」
KAITO先輩が闘技場の壁にあるデジタル液晶のスイッチを押すと、俺たちBOMBと、木刀をだるそうに肩に担いだAXISのメンバーの名前が高速で回り始めた。
ピピピピピピピ……ピピッ!
電子音が鳴り響き、止まった画面に映し出されたのは――
【第1試合:🧐vs👾🔥】
👾🔥「よっしゃあ!! 初戦から師匠を引き当てるとか、俺の運命が滾ってきた!!」
はるかが木刀をブンブンと振り回しながら、やる気満々で前へ出る。
対するリーダーのなろ先輩は、肩をぐるぐると回しながら、まだ少し残っている寝癖をパサパサと揺らしていた。
🧐「んー……。ねぇ、はるか。さっき僕を部屋から引きずる時、心の中でバカにしてたでしょ。……聞こえてたからね。お仕置き、覚悟してよ?」
👾🔥「げっ、何でバレて……! いや、関係ねぇっす! 今日は銃も異能もなし! 毎日剣の訓練してる俺が、その寝癖ごとフロアに沈めてやりますよ!!」
🔥「……両者、構えろ。……始め!!」
エコー先輩の気の抜けた合図と同時に、はるかが弾丸のような速さで踏み込んだ。
シュッ、と鋭い風切り音が響く。普段から近接戦闘を本職にしているはるかの木刀の軌道は、ブレもなく真っ直ぐになろ先輩の脳天を捉える――!
👾🔥「(もらった……っ!)」
――ガギィィンッッ!!!
なろ先輩は、一歩も後ろに退いていなかったそれどころか、あんなに重い一撃を、木刀の『根元』のわずか数センチの隙間で、完璧に受け止めていた。
👾🔥「……っ!? なんで、……俺の剣筋、完全に隠したはずなのに……っ!」
🧐「んー。……なんとなく? 君の動きって真っ直ぐで読みやすいからさ、文字を読むみたいに次が分かっちゃうんだよね。ほい、隙あり」
パシィンッ!と、なろ先輩の木刀が、はるかのガードをすり抜けてその体に綺麗にヒットする。
🧐「あ、でも今の防ぐので精一杯。無理、疲れた。一合交ぜただけで息が切れる……もう一週間分は動いた気がするから、降参していい?」
👾🔥「していいわけないでしょ!! まだかすってもいないのに!!」
はるかが叫び終わった約2秒後、なろ先輩が「あ、そう」と呟きながら木刀の柄で綺麗にはるかの鳩尾を突き、一瞬で床に転がした
👾🔥「いだだだっ! ちょ、お仕置きの容赦なさすぎでしょ!?」
🧐「はい、終わりー!僕の勝ちね。はるか、明日から一週間プリンの買い出しよろしくー」
🔥「(瞬殺だな〜…)」
ピピピピピピピ……ピピッ!
電子音が鳴り響き、次に液晶画面に表示されたのは――
【第2試合:🈂️ vs💚🐹】
🈂️「お、俺の番か! ちゃろくん、ええ勝負しようや! なろっちが運動不足でヒィヒィ言うとる横で、俺が本物の実力見せたろか!」
木刀を肩にトントンと叩きながら、不敵に笑って前に出る翔先輩。
能力が完全禁止されているこの状況で、2等精鋭部隊の抜刀術の使い手を前にするプレッシャーは半端じゃない。俺は冷や汗を拭いながら木刀を構え直した。
💚🐹「……先輩、異能なしでも十分怖いですって。できればお手柔らかにお願いしますよ!?」
🈂️「あっはは! 褒め言葉として受け取っとくわ! いくで、ちゃろくん!!」
🔥「……始め!!」
KAITO先輩の合図と同時に、翔先輩の姿がブレた。
速い――っ!!
俺は本能的に迫り来る木刀の軌道を見極め、全力でステップを踏んで後ろへ躱そうとする。
空を切る鋭い風切り音。避けた、と思った次の瞬間には、翔先輩の足が一歩深く踏み込まれていた。
💚🐹「(しまっ――)」
ピタッ
防ぐ暇さえなかった。俺の首元には、寸止めされた木刀の先端が綺麗に突きつけられている。
💚🐹「……っ、……参りました。やっぱりその圧倒的な間合いはズルすぎますって…… 」
🈂️「 これが俺の間合いや! ほらなろっち、俺もしっかり勝ったで!」
🧐「はいはい、すごーい。翔ちゃん、後でプリン一緒に食べる?」
🔥「(こっちも一瞬で終わったな……)」
ピピピピピピピ……ピピッ!
またしても電子音が鳴り響き、液晶画面が次の対戦カードを映し出す。
【第3試合:🐥 vs 🐱🎀】
🐥「あー……俺の番かー。ねぇ、てぃるくん。この木刀ってさ、なんかエンジン付いてないし、スターターロープも引っ張れないからすっごい調子狂うんだけどー」
木刀を何度も持ち替えながら、心底不満そうに眉をひそめるかもめ先輩。
普段の武器がチェーンソーなだけに、ただの木の棒は軽すぎて勝手が違うらしい。
🐱🎀「……。……僕に言われても困ります。……じゃあ、もう僕の負けってことで部屋戻っていいですか?」
🔥「おい!! 審判をナメるな!! ちゃんと戦え深淵の者たちよ!!」
って言いながらポテチの袋をバサバサするKAITO先輩
🐥「ちぇ、うるさいなぁ……。じゃあ、ササッと終わらせるね」
🔥「……始め!!」
合図と同時に、かもめ先輩がスッと間合いを詰めた。
てぃるもすぐに木刀を構えて防衛体制に入る。けれど、慣れない武器だとボヤいていたはずのかもめ先輩の動きには、一切の無駄がなかった。
――パシィィンッッ!!!
鋭く短い衝撃音。
次の瞬間には、てぃるの持っていた木刀が綺麗な放物線を描いて宙を舞い、闘技場の床にカラカラと転がっていた。
🐱🎀「……あ。……。……文句言いつつ、やっぱり強すぎです……」
🐥「ん、お疲れー。あー、早く部屋戻ってスマホいじろ」
🔥「(文句の割にノーモーションの瞬殺じゃねえか……)」
ピピピピピピピ……ピピッ!
電子音が闘技場に鳴り響き、液晶画面が最後の対戦カードを映し出す。
【第4試合:☁️🐈⬛ vs ✡️】
☁️🐈⬛「あ、僕とつかさしさんだ! つかさしさん、お手柔らかにお願いねー。えい、やー!」
木刀をまるでオモチャみたいに両手でブンブンと振り回しながら、無邪気な笑顔で前に出るそら先輩。
対するさっしーは、普段の武器が使えない不慣れさに加え、目の前の先輩の圧倒的なマイペースさに早くも冷や汗を流していた。
✡️「いや、そら先輩……その構え、隙だらけに見えて全然踏み込めないんですけど。……本気でいきますよ!?」
🔥「……始め!!」
合図と同時に、さっしーが鋭く一歩を踏み出した。
木刀を最短距離で振り下ろす――はずだった。だが、さっしーの視界から、そら先輩の姿がフッと消える。
✡️「(えっ!?)」
☁️🐈⬛「こっちだよー、つかさしさん!」
いつの間にかサイドに回り込んでいたそら先輩が、楽しそうにステップを踏みながら木刀を滑らせてくる。
予測不能でトリッキー、だけど一撃一撃が恐ろしく正確。
さっしーは完全に翻弄され、ただただ翻弄されながら必死に防戦に回るしかない。
✡️「わっ、とと! ちょっと、そら先輩っ! 楽しそうにめちゃくちゃエグいコース狙うのやめてください――うわっ!?」
☁️🐈⬛「はい、これで終わりっ!」
――パシィィンッッ!!!
遊ばれている、と思った次の瞬間には、そら先輩の綺麗なスイングがさっしーのガードを完璧に崩し、その脇腹へと正確にヒットしていた。
✡️「……うわぁ、完全に遊ばれてた……。そら先輩、笑顔でボコしてくるの本当に対策無理ですって……(笑)」
☁️🐈⬛「あはは、つかさしさん逃げるの上手だったよ! ありがとねー!」
🔥「(あのふわふわした動きで、一瞬で芯を捉えやがった……)」
結果、BOMBの全敗。
ルーレットの気まぐれとはいえ、やっぱり、普段どれだけおふざけしてて、ダラダラしてても……この人たちはやっぱ強いんだ。
🔥「フッ……宴の終わりか。ならばこの残ったポテチは、我が闇の胃袋へ収めよう」
🈂️「あ、こらエコー!! 審判しながらそれ俺のポテチの残り食うとったんかい!!」
☁️🐈⬛「かもめさんなろ屋さん帰ったら一緒にゲームしよ!」
🐥「げっ、いいけど、そらちゃん強いもんな〜、…なろぴとタッグ組んでいい?」
🧐「かもめんと組んでも勝てるか怪しいぞ〜…?」
わちゃわちゃと笑いながらアジトへ戻っていく先輩たち。
闘技場に残されたのは、俺たちBOMBと、床に転がった木刀。そして
💚🐹「……あ。翔先輩のポテチの袋、エコー先輩が完全に空にして置いてってる……」
👾🔥「うわ、ガチじゃん。これアジトに戻ったらまた第二ラウンドの大喧嘩始まるぞw」
嵐のように去っていった先輩たちのカオスな余韻に、俺たちはただ肩をすくめて、笑い合うしかなかった。
NEXT▶♡100
コメント
1件
もうここら辺は脳死で見てください