沙良「あの…..ワードウルフってなんですか?」
啓「そんなこともわかんねぇのかよ….」
沙良「しょうがないじゃん!知らないんだから…..」
マスター「ああ。すまない。ルール説明をしていなかったね」
マスター「ワードウルフというのは、この三人で“あるお題”について話し合う中、「二人とは異なるお題」を与えられた少数派の人(ワードウルフ)を探し出すゲームだ。ちなみにウルフは相手側のお題を当てるか、隠れきったら勝利だ。」
マスター「まあ。簡単に練習試合をやってみよう。一回やってみればわかるさ」
沙良「はぁ」
マスター「自分のお題を確認してくれ」
沙良「私のお題は….りんごかシンプルだな….(小声)」
鉦・啓「・・・・・」
マスター「それじゃあ、話し合いスタート!」
沙良「これは、二人ともは好き?」
鉦「別に普通かな….」
啓「どっちでもねぇ」
沙良「うーーん」
沙良「それじゃあ、これはスーパーで見たことある?」
鉦「ある」
啓「あるに決まってんだろ。確実に見つけられる質問とかねえのか?」
鉦「これの大きさはどのくらい?」
啓「手のひらぐらいだな」
沙良「手のひらぐらいだと思う」
鉦「……..」
啓「色は?一斉に言おうぜ」
沙良・鉦「うん。」
啓「緑!」
沙良・鉦「赤」
三人「……………」
啓「俺か?」
沙良「そうだね」
鉦「そうだな」
マスター「それじゃあ、投票をしようか」
沙良・鉦「啓で」
マスター「あはは。でもチャンスはあるよ。お題を予想できたかな?」
啓「おう」
沙良・鉦「ドクン」
啓「いちごだ!!!」
マスター「正解はりんご。人狼側の負けだね。」
啓「くっそ!」
沙良「お題は何だったの?」
啓「なしだよ….」
鉦「見た目もそっくりだもんな。どうりでわからないわけだ……」
マスター「ルールはある程度、理解したかな?それじゃあ、本番といこうか」
沙良「これで、私の運命は決まるんだ…..生きるか、死ぬか」
沙良「お題は…….なにこのお題」
コメント
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続き楽しみなんだけど✨️✨️