マスター「最終戦、スタート!」
沙良「これは….」
鉦「これに関してどう思う……?」
啓「どうって….」
沙良「良くないよね…..」
啓「犯罪だな…」
鉦「犯罪で良くないことだけど、理由があればしても良いのかな….?」
啓「なに言ってんだよ…ダメに決まってんだろ!!頭おかしいのか!?」
沙良「おかしいよ。証さん…..」
ズキッ
沙良の心の中
頭痛っ、
キキーーーーーー(トラックの音)バンッ
何….今の記憶。あれ私って生きてるんだっけ?
啓「おい!!話聞いてんのか!?」
沙良「ああ。ごめん…..」
啓「鉦….お前明らかにおかしいぞ。こんなことしていいはずねえだろ!!」
鉦「思い出しちゃったんだ…..全部……」
沙良「何言ってるの?さっきからおかしいよ?」
啓「何言ってんだ!!ってあれ….?俺って何だっけ?母さん、父さん…..やめてくれよ」
沙良「さっきから何言ってるの!?ほんとにおかし….」
ズキッ
キキーーーーーー バンッ
沙良「何この記憶、さっきからこればっかり….」
鉦「俺は、理由があったんだ…..助けるために…精神を傷つけるつもりはなかった。
いや、傷つけられたのは俺だった…..だから俺は悪くない…..体を傷つけてない」
沙良「はっっ!?」
マスター「はーい!!ちょっと時間切れーーー。投票をしよう」
マスター「薬きれちゃったみたいだし……(小声)」
沙良「薬……..?どういうこと…..」
沙良「まだ、ちゃんと話せてないです!!!みんなおかしくなっちゃったみたいだし…..」
マスター「でも…..このまま続けてももっと分かんなくなっちゃうでしょ?」
沙良「確かに….」
マスター「三人とも投票をしよう!」
鉦「ははっ、もうどうでもいいや」
啓「おかしい….こいつ….いやでも俺もおかしい….なんであのとき」
沙良「ずっとこの記憶が頭から離れない。」
マスター「投票したかな。少し待ってくれ」
沙良「みんな、おかしくなっちゃった……」
鉦「はあ〜〜〜〜ふう〜〜〜〜」
啓「落ち着け俺、落ち着け俺」
沙良「最後になにか話さない?」
鉦「そうだね」
啓「そうだな」
鉦「取り乱してごめん。混乱の原因になったのは俺だ」
啓「いや、俺もちゃんと話し合おう。なんて思ってなかったからな」
沙良「私もごめん….けど最後にみんなに言いたいことがある」
鉦・啓「俺も」
鉦「最後にゲームをしてくれてありがとう。最後にこれができて良かった」
啓「ゲームしてくれてありがとな。楽しくはなかったけど……最後が残酷じゃなくて良かった」
沙良「生まれ変わったらまた人狼しようね。(泣)でも、最後って」
鉦「まだ、気づいてないのか….もう俺達は」
マスター「鉦3票だったから、人狼の勝ちだ。」
沙良「鉦さん、自分にいれたの?」
鉦「うん。言っただろ。もういいって」
マスター「負けた市民側は脱落だ。」
コメント
7件
長っ!?でもめっちゃ面白い✨️✨️