テラーノベル
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※つづき
※🐷と🍆
※シェア🆖
※ご本人様無関係
※作者の激しい妄想ネタ
※🍆視点のおはなし。
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(MEN…大丈夫かな…)
スマホを取り出して通知が無いか確認する
(…まだ、何も来てないか)
「ぼんさん、さっきからスマホ気にしてますけど…もしかして、この後別の仕事入れてますか??」
「あ、いや…ごめんなさい。ちょっと知り合いからの通知が無いか確認したくて…すみません仕事中に。ココの日程の話でしたよね??」
「そう…ですか。もし、あれでしたらリスケでも…」
「いや、大丈夫です!!進めましょう…申し訳ない!!」
「分かりました…では、こちらの………」
きっと、目が覚めれば連絡がくる。
今は目の前の仕事に集中しよ…
MENは時々”勘”が鋭い時がある
つい、この前…
どことなく朝からやる気も元気も出なくて
グダってた日。
全員で収録する日だったから、その気怠い身体を無理矢理起こして事務所に向かった
事務所に向かう道中、何度か気持ち悪くて吐きそうになるけど
グッと耐えてタクシーは無事目的地まで着いてくれた。
(なに、俺…もしかして体調悪い感じ??)
気づいたら最後
どんどん体調は下り坂になっていって
正直立ってるのもやっとな状態
でも、事務所に来てしまった以上、大人として仕事をしなければ!
と言う年長者としての責任感の方が勝ってしまい
頬をパンッと両手で叩き、胸のなかで
(大丈夫、大丈夫気のせいだ)と唱えてみんなのいる部屋に入った
「はよー」
「あ、おはよう。ぼんさん」
「はよっす」
部屋の中には、ドズルさんとMENの姿
おんりーとおらふくんはどうやらまだ来てないみたいだ
「ぼんさんが、あの二人より先に来るの珍しいですね〜」
ドズルさんが茶化すように言ってくる
いつもなら直ぐに返事を返せるけど
今日の俺はそうとはいかず
ワンテンポ遅れて
「…ん?…あ、ほんとだねぇ」
これが精一杯だった。
ドズルさんに「ぼんさん、もしかしてまだ眠いですかw」なんて言われたから
(コレはこの流れで誤魔化せるな…)
「いやぁ、そーなんだよねぇ…まだ、少し眠くてさぁ…ふぁぁあ」
我ながら名演技だと思った。
ドズルさんも「もう〜しっかりして下さいよ」と言って
パソコンの電源を入れに行く
ぁあ、何とか誤魔化せた
コレで今日はなんとか乗り越えれそうだ
そんなことを考えていたら
側にいたMENが急に声を上げて
「ぼんさんっ!!!!」
俺の名前を呼ぶと同じタイミングで肩をグッと掴んできた
「いっ…た、MEN!!何すッ…」
掴まれた肩が思いのほか痛くて
MENに文句の一つでも言ってやろうと思って 顔を上げたら
そこにあったのは眉間にしわを寄せて
今にも泣きそうで、困惑したMENの顔だった…
「ぼんさん!今直ぐ病院いって!!」
「はぁ?!なんで?!」
「いいから!!早く!!!」
「え、ぇえ??」
物凄い勢いで捲し立てられて
返す言葉も疑問と驚きの声しかでない
そんなやり取りを聞いていたドズルさんが
「また、MENの勘なの?」
そう、MENの”勘”
本人曰く『野生の勘』らしい。
本能的に嫌な予感や、お?と思うことがあると
それが出てくるらしい
ただ、この野生の勘。
MEN自身には全く何も感じない?起きない?みたいで
自分自身に使えない野生の勘って意味あるのか?
なんて、昔に話したことがあったな…
「はい!ドズさんッ、無理矢理でもぼんさん病院連れていきます!!!」
「俺の意見無視ー?!?」
スマホを取り出して
タクシーを手配するMEN
ドズルさんも「分かった、今日の撮影は延期しよう」とすぐに判断して俺とMENは一階ロビーに強制的に降ろされることになった…
病院に着くまでの間
タクシーの中はそれはそれは…まぁ、酷かった
病院に行ける安堵感、 そして
もう隠さなくて良いのかという緊張感が一気に切れてしまい
盛大に吐いた…
ただ、MENの準備は完璧で
「ほら、ぼんさんっしっかり」
(俺が吐くことを想定して…この袋持ってきてたのか…)
コンビニ袋を大きく広げてタクシーを汚さないようにと
それを支えてくれる
窓も開けてもらい冷たい風が心地よく感じた
病院に着くと
俺はフラフラとした足取りでタクシーを降りてその場にしゃがみ込む
受付にはMENが向かってくれて
俺を心配そうにタクシーのおいちゃんが「あんた、大丈夫かい?」と声をかけてくれた…
この年になっていろんな方に迷惑かけて心配されて…
情けないやら…なんとやら…
言葉を返すことができないかわりに
片手を上げて「大丈夫です」の意思表示
「もうちょっとしたら、あの豚の兄さんが戻ってくるから
頑張るんだよ」
タクシーで吐いた俺を責めもせず
心配してくれる…おいちゃん、ありがとう…
「ぼんさん!!!すぐに見てくれるみたいなんで行きますよ!! 」
「…ぁ、ぁあ」
MENが帰ってくると、タクシーのおいちゃんが「それじゃぁ、帰り迎えに来るから、ここ電話してね」とMENに名刺を渡して帰っていった
MENも「ありがとうございます」と深く頭を下げてて
俺も下げれないけど心なかで「ありがとう」を何度も唱えた
「ぼんさん、立て……無いっすよねぇ」
「む゛り゛……足に力がはいんね」
立とうにも全然、力が入んねぇし
しゃがんだこの体勢から変えることが出来ない
あと、この状態で車椅子乗ったら100%吐く自信がある
そんなことを考えていたら
MENが俺の側にしゃがみ込んできた
「……んー、ぼんさん少し我慢してくださいね。」
「え゛…」
フワッと感じる浮遊感
重たい首をどうにか持ち上げるとMENの顔がすぐそこにあって
思わずドキッとしてしまう
「…め、めん」
「ちょっと恥ずかしいかもしんないですけど、少しの我慢っす」
身体がまん丸に抱かれて
視線の先には俺のお腹と足が見える
これ、、、まさか、お姫様抱っこか?
ゆらゆら揺れるMENの腕の中
不思議と吐き気とかは無くてむしろ
安心してしまう。
MENの匂い
MENのトクトクトクと鳴る心臓の音
それから心地よくて優しい声…
ぼんやり見える世界で
MENのぴょこぴょこ動く耳を見つめて
(かわいいなぁ…)
と、思えるくらい少しの余裕が出てきた…
診断結果は【風邪】
俺の身体はただの風邪でこんなに不調になるのか
年をとったなぁ俺も…と、先生のありがたーい話を話半分で聞いていた…
「とりあえず、点滴一本打って帰りましょう」
そう、先生に言われて病室のベッドで横になり
看護師さんに「血管…細っ」と言われながら針を刺され
ボーッと天井を眺めていた
「ぼんさん、入りますよ」
「おー」
カーテンをめくってMENが側に腰掛ける
ドズルさん達に連絡してきた、タクシーも何時に来てもらうように手配した…と、教えてくれて
ほんと、よく出来た男だなぁと感心してしまった
「所でぼんさん、飯食ってますか??」
「…え」
MENがジトッとした目で俺に問いかけてきた
あれ?もしかして…コレは怒ってらっしゃる???
「めちゃくちゃ軽かったんで…俺、引いてます」
「あ、まぁ…食ってるよ…一応」
ヘラっと笑いながら伝えると
大きくため息をこぼして
「一応って……はぁ〜…ちゃんと、飯食ってくださいね…」
MENの大きくて柔らかい手のひらが
俺の頭を撫でた…
「ッ!!」
「全く、今回は風邪で安心しましたけど…あんま無茶はしちゃ駄目っすよ??」
ギュッと心臓が痛い…
なんだ…コレ
頭を未だに撫でてくるMEN
それに、そんな、優しい表情見たことねぇよ…
「…ッめ、めん」
「ん?どうしやした??」
「…あ、や、…その」
恥ずかしいやら、ドキドキうるさい心臓やら、この手でずっと撫でてほしいな…とか
訳わかんねぇ俺のグチャグチャした感情…
掛けてあった布団を口元まで持ってきて
顔の半分を隠す
(俺…今、めっちゃ顔赤い気がする………)
「ちょ、ぼんさんw息できてます?!」
「…で、できてるッ…だ、大丈夫だからッ……」
「いや、顔真っ赤すよ??ほんと大丈夫すか!?…
もしかして、熱上がりました?!?」
撫でてた手のひらが
俺の前髪をグッと上げて、俺のおでこが露わになる
そのおでこにMENが自分の額を当ててきて
「ッーーー!!!!!!」
「…んー??ちょっと…熱い???」
近いっ!!!
近い、近い、近い!!
近すぎるっ!!!!!
「だ、大丈夫だからっ!!!!」
グンッと布団と無理やり持ち上げて
MENを無理矢理引き剥がす
「ッちょwぼんさんっ、点滴!!点滴の管危ないっすよ!!」
「大丈夫!!大丈夫だからっ!!!」
「いやw大丈夫じゃないって!!」
恥ずかしくて大きな声が出る
もう、何なんだよ本当ッ!!!
そんなやり取りをしていたら
勢いよくカーテンがシャッ!!と開けられて
「ちょっと!!病院ではお静かにっ!!!!」
ベテラン看護師さんの一喝が響いた…
つぎへ。
コメント
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うわぁ〜!絶対ぼんさんmenさんのこと好きやんッ!!2人一緒に怒られてんのもてぇてぇなぁ〜