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(注意!)

誤字脱字多々

キャラ崩壊

地雷あり

小峠愛され

伊集院さんと流川くん出ます。






俺の名前は氷室。闇医者をやっている。俺は今、とんでもない迷惑客を相手にしている。そいつの名前は

「また写真を撮って欲しい。」

天羽組の和中蒼だ。こいつは一言いってヤバいやつ。ほんとにヤバい泣きたいもん俺。

「だから、こういうのは良くないよ。自分だったら嫌だろ?」

「華子だったら大歓迎だ。」

「そうじゃなくてだな。その…男とか」

「撮られる前に取る。」

「何を?」

「命。」

「やめぇや。」

先程名前が上がった通り、こいつは同じ組に所属する小峠華子の傷を撮らせたがっているんだ。小さい傷の時は一言言ったら引いたけど重症の時はめちゃめちゃ粘る。なんでも、人の断面が好きなのだと。

「減るものでないだろ。」

「いや減ってるよ。君の信頼とか。」

「いいからさっさと撮ってくれ。」

「何?俺が悪いの?俺が悪いの??」

「ただ写真を撮るだけだろ。」

「いや、そうじゃなくて」

「それじゃあ」

「あっちょっ!!」

……行ってしまった。はぁ…黙れば美人なのに。…立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花。この言葉は彼女の為にあるようなものなのに、喋ればただのヤベェ奴。悲しすぎる。まぁでもこれで性格も最高だったら…神様はある意味平等なのかもな。

「はぁ……写真撮るか。」




手術台の上に寝そべっているのは小峠華子。今回は外国のヤンチャな子たちを始末したらしい。肩を銃で打たれてこっちに来た。同伴者は和中。

パシャッ

「こんなの撮ってなんに使うんだか。」

小峠の内側は健康的ではけしてないが、色は健康的だ。淡いピンク色で血色も良い。断面フェチの和中が好きそうだ。

「だからと言って俺にそんな趣味がある訳でもないし…もうやだよぉ」

誰かあのアホ止めてぇ〜…


「と、氷室に言われてな。辞めることは出来ないのか?」

「伊集院の旦那…」

「これ以上迷惑をかけるのはやめろ。」

「……」

「っ……」

いきなり視点変わってごめんなさい!流川です。これは先日のこと。突然氷室さんから電話がありました。

「どうした?」

「うっ……ぐすっ…お、俺もうやだよォ…」

「ッ!一体何があった?」

「お、俺…和中に…小峠の傷口を撮影してくれって…頼まれて…」

「は、はぁ」

「それで俺…撮ってさ……その撮ったカメラ落としてさ……小峠に見られて…」

「「……」」

「お、思いっきりビンタされて……ぐすっ」

「お、おうふ」

「俺好きだったのにぃ……なんでこうなるかなぁ……ぐすっ」

「それで案件は?」

「和中のあの性癖を止めて欲しい…俺の今後の為にも。」

「わかった。理由はどうあれ、その…ほっぺ冷やしとけよ。」

「うん……ぐすっ」

というのが始まりです。和中さん…あんな美人な人がこんな残念な人だなんて…。

「すみません。こればっかりは生き甲斐なもので。」

(どんな生き甲斐…)

「コホン…それでも他人に迷惑がかかっているんだ。辞めることだな。」

「ッ…旦那は、見たことあるんですか?」

「何を?」

「華子の断面です。」

「見たことなどない。必要もないしな。」

「これを見て下さい。」

「…こ、これは、」

「…うっぷ」

こ、これって腕?!人の腕だ!!え?もしかしてこれ…小峠さんの……ちょっと気持ち悪くなってきた。

「華子の右腕です。」

あーやっぱり?うんだろうね?この流れで他の人の出てきたらびっくりだもん僕。

「旦那はどう思いますか?」

…この人軽く布教してね?まさか仲間作る気がこの人。出来るわけないよ!!てかなんで先生なんだ?もっと他に…いて欲しくないけど。でも、まさか先生が

「良いな」

「……へ」

「旦那なら分かってくれると思いました。」

「体つきも良くなったようだな。筋肉も少しずつ付いてきている。成長が見られるな。」

「華子の成長も私は楽しんでいるのですよ。」

………。????

「良いものを見せてくれてありがとう。それじゃ」

「ではまた。」

「え?ちょえ?え??」

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