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?「成功したみたいだねぇ」


?「そうだね」


彼女達は嘲笑う


?「あのおにーさんは気付いたみたいだね。誰が復讐したい相手か」


姉と云われる人物は背伸びをする


?「あ゙ー…これで復讐しやすくなる」


?「絶望を味合わせれば良いだけの話だよね」


姉と云われる人物は床を叩く


?「絶対…許さない。母親を殺した罪は重い」


?「‥そうだね、許しちゃいけない」


そう云いながら彼女達は黄色い球体を持つ


?「これで後何人?」


?「後、五人」


姉と云われる人物はニヤッと笑う


?「じゃあ、後二人だね」


?「そうしたら本格的に探偵社に?」


振り返る


?「勿論!」


誰も彼女達が人を殺しているなんて思わないだろう


そんな笑顔だった


?「…あのおにいさんは勘が尖そうだね」


?「そうだねぇ…そうしたら、復讐したい相手も判るんじゃないかな?」


?「私達が復讐したいのは_


”津島家十代目当主だからね”


ふふっと声が漏れる


?「これでもうちょっと正体に気づいてくれたら嬉しいんだけどな…」


?「無駄っぽいよ。言いふらさないみたいだよ、おにいさん」






























































何処か懐かしいと云える夢を見た


皆で社員旅行に行った時だ


そう云えば、あんな事聞かれたな


太「先輩は、何故死にたいんですか?」


太宰も同じだろうに


どう…答えたっけ


…忘れちゃったな















「_____に、_______かな」


嗚呼…こう、答えたっけ


太宰は少しばかり驚いていたな…


太「私と似てる考えを持ってますね」


太宰もそう笑った


でも、今となってふと思うのは_


太宰はもう少し粘っても良いと思うな


私は少し_否、だいぶ違うからさ


…こんな人生、誰が生まれたかっただろうか?


誰にも恨まれず、誰にも邪魔されず、普通に生きてみたかった


…到底無理かもな


この人生からは…さ


視界が暗闇になる___










































此処は…何処だろう


何処か体が沈んでいく感覚があるような_


いや…あり得ないか


私は”死んでる筈”だから


ユラはどうなったかな


彼女は解き放たれたかな


そんな事を考える


そんな時、白い空間が目に見える


なんで、と思う


あの空間は死にかけの時に現れる空間だ


体は彼処を求める


自分はそんなに生きたいのか、と我に帰って思う


私は何時まであの空間に拘束されるのだろうか?


思わず面白くて、ははっと声が漏れる


思わず、自分が判らなくなる


私はそんな_____だ


ドプン…


其処に着いたみたいだ


?「…やぁ」


夜「やぁ、何時ぶりだろうね_私」


?「私は君であって、君じゃ無いんだよ」


彼女はまたそう云う


?「…君は死んでる筈なのに此処に来たんだね」


夜「本心では死にたかったんだけどねぇ」


?「…そんな筈は無いだろ?あの空間では_


”君は、死ねなかった筈だ”


夜月は薄く笑う


夜「流石、気づいてたか」


?「嗚呼。あの空間では死ねない。あれは”異能力だから”だ」


「あの空間は地面だけは本物だが、背景とかは異能力だ。


夜月が触れても其処は現実となる。だが_銃は?


あれは現実から引っ張れない。故に異能力になる


君は無効化持ちだ。着弾した瞬間、無効化される。」


 夜「流石だねぇ」


 パチッと指が鳴る


 ?「と、云っても君は此処に来た。死にかけになる場面なんかあったか?」


 夜「…私が死んだと思った瞬間、彼女は外に出た。では外に居た奴は?」


 ?は、はっとする


 ?「中に戻る…!」


 夜「彼女はだいぶ好戦的でね…刀は真逆の現実に引っ張れたみたいで。」


 ?は呆れる


 ?「だから来たのかよ…」


 夜「悪かったねぇ。だから外では死にかけなんだろう」


 夜月は軽く笑う


 ?「…君は此れからどうする気だ?」


 夜「”どうもしない”」


 ?「!!」


 彼女はふふっと笑う


 夜「此の儘待っていれば楽しい事が待っているものだよ」


 ?「…そうか」


 君は_何を見ている?


この先の__何処まで見ている?


 





 ・







 ドサッ


 彼女が倒れる


 ユ「あーあ…倒れちゃった」


 戦いを申し込んでみたけど拒否るから無理矢理やったら倒れちゃった…


 夜「はぁっ‥はぁっ‥」


 息苦しそうだ


 目も虚ろな感じで


 それを見ると、何処か唆られて


 ユ「…やめてよ」


 ガシッ


 ユ「首絞めそうになっちゃうじゃん!!」


 グググ…と力が入る


 また!続きをしたいから!帰ってきてよ!!


 その細い首はどんどん締まって行く


 ユ「何処まで耐えられる?」


 彼女は笑う


 奇妙な笑いをする


 ?「や‥めッ」


 何処からか声が聞こえる


 ユ「何、この声」


 ?「だ_____


 その時、ノイズが入る


 ユ「は_


 ドプン…






 ・





 夜「はぁっ‥はぁっ‥ぅ゙ッ…」


 急に夜月が倒れる


 首の辺りを触って、息苦しそうにする


 ?「…なんかヤバそうだね」


 夜「ヤバい…処の話じゃ‥い゙ッ」


 恐らく、ユラと居る世界で体が何かあったのだろう


 ?「…つくづくなぁ…」


 夜「…」


 反応が無い_


 ?「真逆」


 首の処を触る


 ?「ッ_」


 












太「先輩…?」


何処かで、死んだような気がした


”本当に”


国「どうした?」


太「否…何でも」


何処か胸さわぎが落ち着かない


鼓動が速くなる


太「ッ…」


怖い。


当たり前の人がこうも簡単に居なくならないでほしいものだが_


太(わからないなぁ…)


この胸騒ぎが当たりませんように_


探偵社最強、元マフィア裏幹部だった件

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