コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
フィル「これは…?」・金庫から
ガラクタ?をふたつ取り出した
ダイアン「ガラクタか。」・フィルの
隣に来て、ふたつのガラクタ?を見た
バイス「見せろ!」・ダイアンたちの
足元で飛び跳ねている
フィル「他には、ないですね。」・
金庫の中を見ながら言った
ダイアン「なんだって、
こんなものが…?」・首をかしげた
バイス「なぁ!」・まだ飛び跳ねている
「トントン。」
バイス「・・・・・。」・振り向いた
ぷー吉「たぶん金庫にあったのと
同じヤツ。」・バイスにガラクタ?を
ふたつ見せた
フィル「何かの欠片にも見えるけど…。
」・手持ちのガラクタ?たちを見ながら
言った
ダイアン「兄ちゃん。茶色の犬っコロも
、同じのを持ってるぞ。」・フィルを
見た
フィル「えっ?」・ダイアンを
見たあと、ぷー吉を探し始めた
ダイアン「下、下。」・ぷー吉の
居場所をフィルに教えた
フィル「あぁ。」・下を向いた
「タッタッタッ…!」・バイスは、
開いた扉から通路へ出ていった
フィル「ぷー吉くん。それをどこで?
」・屈んで、ガラクタ?たちのことを
訊いた
ぷー吉「この島に着いた直後の物置と、
村長の家の周辺で見つけた。」・
ガラクタ?たちを持ったまま、フィルに
答えた
フィル「そっ、そう…。ちょっと見せて
くれる?」・ぷー吉に言った
ぷー吉「ふぁい。」・フィルに、
ガラクタ?たちを渡した
「ガチャガチャ…。」・フィルは、
4つのガラクタ?たちを
合わせようとしている
ダイアン「・・・・・。」・フィルの
作業を見ながら屈んだ
フィル「できました。」・黄土色の
球体が完成した
ダイアン「球体だったのか。」・球体を
見て言った
フィル「何に使うんでしょう?」・首を
かしげた
ダイアン「さぁ?」・フィルと
同じ仕草をした
バイス「また、ホネ!」・フィルたちの
居る、部屋の前に来て叫んだ
フィル・ダイアン「!?」・バイスを
見た
ダイアン「兄ちゃん!この話は、
あとだ!」・立ち上がって通路へ
向かった
フィル「はい!」・ダイアンに続いた
「ポリポリ…。」・ぷー吉は、
うしろ足で耳のウラを掻いている
語り手「お前も行くの(怒)。」
ぷー吉「ほえ?」・何?という感じで、
カメラの方を見た
『しばらくして…』
ダイアン「あのガイコツたち。こんなに
落としていったぜ(喜)。」・薬草の
入った袋を担ぎながら歩いている
フィル「すっ転ぶところが
面白かったズラ(笑顔)。」・球体を
持って、おかしなことを言った
「バチン!」・ダイアンは、フィルの、
ほっぺを引っぱたいた
バイス「この中に、デカいのが居る。
」・大きな扉(左右に開く)の前で
言った
ぷー吉「・・・・・。」・バイスの、
うしろで立ち止まり、扉を見上げた
「シュイー。」・扉は、静かに開いた
「トコトコ…。」・バイスと、ぷー吉は
、扉の奥へ入っていった
ダイアン「真っ暗だな…。」・犬たちの
あとに続きながら、周りを見ている
フィル「・・・・・。」・ほっぺを
赤く腫(は)らしたまま、中へ入った
「シュイー…、カチ。」・扉は閉まり、
カギが掛かった
フィル「あの…。カギが
掛かりましたけど…。」・うしろを
見ながら、ダイアンに言った
ダイアン「大丈夫だ。ヌシを倒せば
開く。」・前方を意識しつつ、フィルに
答えた
「ボッ。」・暗闇に、青白い炎が、
ひとつ灯(とも)った
ダイアン「それよりも、おいでに
なったようだぜ。」・前方を見た
「ボボボ…!」・青白い炎は、次々と
現れて輪になった
ダイアン「油断するなよ。」・短剣を
取り出して、かまえた
「ザッ!」・ぷー吉以外は、戦闘体勢を
とった
?「グオォ〜…!」・輪の中心から、
不気味な存在が浮かび上がる
「ピコン。」
語り手「大たい骨(A)が現れた。」
ダイアン「・・・・・。」・
大たい骨(A)を見ている
フィル「確かに、でかいホネ、ですね…
。」・大たい骨(A)を見ながら言った
語り手「フィルの、ほっぺの腫れは、
いつの間にか引いていた。」
ダイアン「こんなのと、
やる(戦う)のか?」・すぐ、
うしろの、フィルを見た
フィル「ぼくに、訊かないでくださいよ
。」・困り顔で、ダイアンに答えた
ぷー吉「ペロペロ…。」・おすわりして
、自身の背中をなめている
「カタカタ…。」・大たい骨(A)は、
体を横に振った
「ピコン。」
語り手「大たい骨(B)が現れた。」
ダイアン「おいおい、もしかして…。」
「カタカタ…。」・大たい骨(B)は、
体を横に振った
「ピコン。」
語り手「暗闇の中から、たくさんの
ホネたちが現れた。」
「ガラガラ…。」
語り手「するとホネたちは集まり…。」
「ガチガチ…、ガチーン!」
語り手「ティラノサウルスのような姿の
ガイコツになった。」
ダイアン「4メートルは、あるぞ…。
」・ティラノ骨?を見上げている
語り手「死の火(しのび)サウルスの
『シノビー』が現れた。」
「ヒュンヒュン…!」・青白い炎たちは
散り散りになり、部屋全体を自身の炎で
おおった
シノビー「さぁ、
邪気の中で狂いじ…!」
「ガコッ!」・バイスは、シノビーの
下アゴに頭突きをした
シノビー「っ…!?」・のけぞった
バイス「こんどは逃げねぇ。ふん!!
」・シノビーを見ながら、ハナ息を
出した
シノビー「この…!」・赤い眼が現れ、
足元の、バイスをギョロッと見た
シノビー「かみ砕いてやる(怒)!!
」・クチを大きく開けて、バイスに、
おそい掛かった
ダイアン「兄ちゃん!その球体を
こっちへ!」・うしろの、フィルに
言った
フィル「あっ、はい!」・ダイアンに
球体を渡した
ダイアン「よっ。」・球体をシノビーの
足元に、ほうった
「ズコッ!」・シノビーは、豪快に、
すっ転んだ
ダイアン「今だ!」・シノビーの頭に
飛び乗り、短剣で、ガンガン攻撃した
「ガブッ!」・バイスは、シノビーの
足首に、かみついた
シノビー「いい加減にしろ(怒)!!
」・立ち上がると同時に、ダイアンを
振り払った
「タッ。」・ダイアンは、床に着地した
シノビー「お前もだよ(怒)。」
「フリフリ…。」・バイスは、
振り落とされた
シノビー「まったく…。」・バイスを
見ながら小声で言った
「ブルブル…!」・バイスは、
立ち上がって頭を振った
ダイアン「おい、兄ちゃん。
突っ立ってないで、攻撃したら、
どうだ?」・フィルを見て言った
フィル「えーと、えーと…。」
語り手「フィルは、武器を
持ってないので、どう戦っていいのか、
わからないでいる。」
ダイアン「そういや、兄ちゃんは
丸ごしだった。」・不安気な顔になった
シノビー「いてっ、この!」
バイス「ふん!」
シノビー「いてっ、この!」
バイス「ふん!」
語り手「バイスは、シノビーの足に
頭突きをし、シノビーは、腕をバイスに
向けて発射。それをバイスが、よけて、
また、頭突きをする、の繰り返し。」
「ガッ!」・ダイアンは、シノビーの
足めがけて、短剣を振りおろした
フィル「素手で戦うか、それとも…。
」・ひどく悩んでいる
「トントン。」
フィル「ん?」・下を向いた
ぷー吉「この薬草をあのホネに
投げつける。」・薬草をフィルに見せて
、あいた方の前足で、シノビーを指した
「ドカドカ!!」
語り手「シノビーの頭部は宙に浮き、
床スレスレで、ダイアンとバイスに
突っ込んだ。」
ダイアン「いてて…。」・尻もちを
ついた
シノビー「オラオラ、
どんどん行くぜ!!」・引き返して、
再び、ダイアンたちに、おそい掛かった
フィル「やあ!」・薬草をシノビーの
体に投げつけた
「ポカ。」
語り手「シノビーに30のダメージ。」
「ズザーッ!」・シノビーの頭部は、
床に落ちて止まった
シノビー「くそ…。薬草を
持っていたとは…。」・弱々しい声で
言った
語り手「死霊系の魔物は、回復薬が
苦手なのだ。」
ダイアン「よくやった、兄ちゃん(喜)
!」・フィルに向かって親指を立てた
フィル「はい(笑顔)!」・ダイアンに
応えた
バイス「なぁ!オレにも!」・フィルの
足元に来て飛び跳ねた
フィル「じゃあ、少しだけ(笑顔)。
」・薬草の入った袋をバイスに渡した
「ズババババッ…!」・バイスは、
袋の中の薬草を全部シノビーの体に
投げつけた
語り手「シノビーは、
計3000のダメージ。」
バイス「おもしろ(楽)!」
フィル「・・・・・。」・バイスの
行為を見て立ちつくした