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「一ノ瀬麻佑さんお客様ですが通しても良いですか」
「はいどうぞ」
中年期のお父さんと同じ位の年代なのか、
「失礼するよ」
「社長…」
「君出てくれないか…」
分かりました…
眼鏡を外した。
「え?…どちらですか」
「この度は息子がとんでもない事したな」
「長谷部貴人のお父様ですか…」
お母さんに似てきたな…
「これ受け取って欲しい」
私麻佑は封筒を持ち
「受け取れません…貴、貴人が私を裏切り結婚したいっていってくれたのに他の女性に走ったのですよ!」
「貴人が君に…」
「出てってください!」
私は泣いた…
葉子の子供、俺の子供だった。
貴人の二卵性双生児…
すまなかった…
「社長?もうお帰りしましょ接待もありますから…」
「三浦すまない」
秘書の三浦がハンカチを差し出した。
これを郵便にして送れるか?
「書留便になりますが、振り込みにしたらよいと思いますけど」
じゃいいよ…
車に乗り、出してもらった。
ん?…
長谷部…
彩美が来て「お父さんどうしたのよ早く麻佑の顔観たいでしょ」
「そうだな」
部屋を聞いてた彩美、父の亮一が
果物、好きなヨーグルトケーキを持ってきた。
個室に入ってたのか…
麻佑起きてるか…
「お父さんどうしたのよ…」
「私が誘ったのよね笑っ」
姉さん…
誰か来てた?…看護士が教えてくれたから…
変ね。何も頂いてないの?…
「お父さん長谷部貴人のお父さんが見えたよ」
神妙な顔をした父だった。
彩美?ちょっと来てよ
「お母さんまで来たの?』
「パートも区切りついたから終わらせたのよ!」
「あなた…」
葉子…
「そんな難しい顔して…」
「葉子ちょっと来い!」
手を繋がれて廊下に出た。
「しばらくに早く帰ってきたから仲良いこと笑っ」
長谷部が見えた…
え…麻佑が話したのかしら…
分からんが…
「私あの娘離さないからね…彩美がお嫁に出してから、寂しくなる…ごめんなさいあなた…」
「泣くな葉子」
一ノ瀬さんのお母さんですか?
振り向いたら。
「やっぱりお母さんにそっくりですねぇ笑っ」
麻佑の友人の木村奈生子さんだった