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ドン


ここでええやんな、と

北さんは、運んでくれた箱を図書室の机に置く


図書室は好き。

静かで物思いにふけれるし、本は読む度に

その物語の中に入り込めるから。

それに、現実逃避できるから。


よく、陽菜を待つために図書室で

本読んでたなぁ

来たの久しぶりやなぁ


行く途中で

涙は止まってこんな事考えてたら


北さん「で、柊木さんはなんで泣いとん?」


北さんに話しかけられて、ビクッとなってしまった。

そういや北さんと2人で話すん初めてなので…

えーっと…っとオドオドしてると


北さん「ハハ!そんな緊張せんでもとってくうたりせんよ、侑や治や角名みたいに!ハハハ」


と、笑った。

綺麗な顔…


そして

北さん「まあ、侑や治や角名もそんな事せんか」

って付け足した。


こんな優しい人だなんて全然侑くんや

治くん、角名くんが言ってること違うやんね


こんな優しい人に迷惑なんてかけれない。

 

『あの…手伝ってもらってほんとありがとうございます』

 

とお礼を目を見て言うと

北さんは優しくフッと笑った。


そして…

また私の頭をポンポンと撫でて言った。


北さん「なんかあったらいいや。

いつでも話聞くで。」


それはそれはもう、、、優しい仏のような

笑顔で、、、、

その言葉だけで十分です!!


その言葉だけでご利益ありそうやなと思って

『ありがとうございます…北さん…』と

手を合わせて言ったら


「俺、神様でもなんでもないでハハハ」

と笑われた。



この人の笑顔を守るためにも頑張らねば。(?)

稲荷崎高校恋愛日誌

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