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[君は記憶が消えて、僕はぬいぐるみに戻る]    真剣な顔でそう告げられたそれを見たら今まで半信半疑で聞いていた話がその真剣な眼差し、ぬいぐるみのレオが見当たらない事から冗談などではないのだと感じられる。

不思議なぬいぐるみが存在する。

そのぬいぐるみを大切に使うと願い事が叶う

そんな話は幼い頃に母から聞いていた。

作り話だと思っていた事がこうして今目の前に起こっている。

夢のような状況だけど、感触や、伝わってくるぬくもりが優しく、現実に起こってることだと教えてくれている。

[最初は僕のことを知って欲しい、知ってから付き合うか、決めればいいよ ]

少しづつ現実で起きていることなんだと受け入れてきた。

[うん、私の事も知って欲しい]

そうだ、まだレオの事全然知らない、性格とか好みとか、全然わかってない、レオも言ってたこれからお互いの事を知っていけばいいな

[あの、そろそろこの状態から、、]

考え事と話で他のことが考えられなかったけど、ベッドの上で抱きついてる状態だった。

[え?あ、そうだねごめん]

ベッドからでて高速で着替えた。

[そういえば、レオどうするの?]

[何が?]

[学校、さすがについて来ないよね?]

[それは大丈夫、安心して]

何が大丈夫なのか全く分からないまま早く家を出るようにと促されそのまま家を出た

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