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kn先生が離れた後、僕はおとなしく食堂へ向かった。
「お!来たな!遅かったじゃん。」
br「うん、、、。」
「え、何?どうしたの?」
br「、、、、、、ってたの。」
「え?」
br「僕が全然見た事ない笑顔で笑ってたの!」
いきなり大声をあげる僕に周りの皆んながこちらを見てくる。
「ばか!声でかいって!」
「落ち着いて、ほら話聞くからさ。」
br「ごめん、、、、、、shk先生、kn先生と仲良さそうに喋ってて、、、その途中途中で楽しそうに笑ってたの。わかんないけど物凄くイライラして、、、。」
「、、、え?ガチ?」
「br、、、それはお前ガチの方だな。」
br「なにが?」
「いや、shk先生に恋してるって事。」
br「、、、え、これ恋なの?」
「どうみても。」
友達全員が頭を縦に振る。僕は恋がよくわかんなくてまだ実感が出来ていない。
br「ね、恋ってどうやったらわかる?」
「どうって、、、ほら束縛したいとか。」
「あとは、、、shk先生とキスしたいとか?」
br「キス、、、?」
「確かに。したいなぁーって思えるなら恋だな。」
br「キスか、、、」
「あ、ほらもう教室戻んなきゃ!」
br「僕パンだけ買ったら向かうから先行っててー。」
友達と別れた後パンを購入して教室に向かいながら先生とキスが出来るか考えてみた。
br「(うーん、、、したくないって言ったら嘘になるなぁ。したいかって言われてもなぁ、、、)」
僕は今日1日この事で悩み続けていた。授業も終わりHRで担任の話が終わると僕は立ち上がり教室を急ぎ足で出ていく。
コンコン…
br「あの、shk先生いますか?」
sh「、、、げ。またお前かー、、、。」
先生を見つけると側に近づきじっとshk先生を見つめる。僕の様子がおかしいからか困った表情で僕を見ている。
br「、、、来て欲しいんですけど。」
sh「、、、何、理由は?」
br「えと、確かめたい事があって。」
sh「ここでいいだろ。」
br「ここじゃ説明しにくいので、、、お願いします!」
sh「、、、わかったよ。」
僕は先生を連れ出す事に成功。先生を連れて自分の教室へと向かった。
扉を開けるとそこには誰もいなくて僕のカバンだけがポツンと置かれている。
sh「、、、で?何だよ。確かめたい事って。テスト範囲なら、、、っ!?」
br「、、、先生、キスしませんか?」
僕は先生の両腕を掴んで黒板に押し付ける。
sh「は!?お前っ、、、ふざけんなっ!」
先生が手で思いっきり僕の胸を押し僕は後ろによろける。すぐに先生の方を見ると怒った表情でこちらを見ている、、、怒っているはずなのに、、、
br「、、、先生、耳真っ赤。」
sh「ちがっ!?てか、急に何なんだよ!」
br「だから、確かめたいんです。これが恋なのかどうか。」
sh「はぁ!?お前まで意味わかんねー、、、。だいたい生徒とそんな事できる訳ないだろ。」
br「一回でいいから。」
sh「どう考えても無理だ。諦めろ。」
教室を出て行こうとする先生の腕を掴む。
br「わかんないの!僕にもこれが何なのか。誰にも言わないから、、、お願い。」
sh「、、、勘違いだろ。」
br「勘違いかどうかわかんないじゃん!」
sh「、、、悪いけどお前の役には立てない。じゃぁ、気をつけて帰れよ。」
勢いよく腕を振り払われて教室を出ていってしまった。俺はこのモヤモヤしたものの正体がわからずに立ち尽くす。
br「先生じゃなきゃ意味ないのに、どうすんだよ、、、。」
カバンを手に取り僕は教室を出た。
続く。