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前回のあらすじ
ジャングルで合流したじゃぱぱ、たっつん、のあ、えとの4人。そこで木の上に立っている青年を発見。そこへ行こうとしたが、突然後ろからその青年「タツマ」に声をかけられる。どのようにして後ろからやって来たのか不明だが、とりあえず自己紹介をし、共にだるまを倒す仲間として迎えた一同。じゃぱぱ、たっつん、のあはジャングルの中へ、えと、タツマは別のバイオームへ移動しようとしたその時。えと達の目の前にだるまが現れたのだった。
残り時間4:10
〜えと視点〜
だるまが私達の目の前に現れた。次の瞬間、私は皆の声が聞こえなくなってしまった。
〜じゃぱぱ視点〜
えとさん達の近くにだるまがいることを知った俺たちは一旦、止まることにした。まだ距離はそんなに離れていないからだ。
じゃぱぱ「えとさん達大丈夫〜?まだ消えてない?」
タツマ「あ、あの···」
たっつん「ん?どうしたん?」
タツマ「え、えとさんが···死にました···」
タツマ以外の11人「えっ!?」
えと死亡 残り12人
じゃぱぱ「えええええええええええ!?もしかしてだるまにやられた!?」
のあ「も、もしかしてだるまが現れた後に動いちゃったんですか···!?」
ゆあん「嘘だろ!?えとさあああああああああん!!」
えとさんの死により俺たちはパニック状態に。まさか突然こんなことになるなんて思いもしなかった。50分も経って誰も死ななかったから余裕だと思っていたが、最後まで油断は禁物だ。えとさんの分まで俺たちは頑張るしかない。
のあ「っていうかタツマさん1人ですよね!?私そっちに行きます!!」
じゃぱぱ「待ってのあさん!!まだだるまいるよ!?」
のあ「い、いなくなったらすぐ行きます!!」
たっつん「女の子が1人でいるのは危険や!!ここは俺が行くで!!」
のあ「たっつんさん···分かりました。それじゃあたっつんさん、早くタツマさんのところに行ってあげてください。」
のあさんの代わりにたっつんがタツマさんのところに行くことになった。
タツマ「···あっ、だるまが消えました!」
たっつん「よし、今や!そっち行くからな、タツマさん!!」
たっつんが猛ダッシュでタツマさんのところへ走っていく。
じゃぱぱ「そう言えばえとさんはダイヤ持ってたよね?タツマさん、ダイヤ拾った?」
タツマ「あっ、はい!1つ拾いました!」
もふ「ダイヤは貴重な鉱石だから落とさないようにね?」
タツマ「わ、分かりました!···まさか仲間が目の前で死ぬなんて···」
なおきり「それは結構辛いですよね···」
どぬく「俺なんてえとさんが真横で死んだことあるし···」
じゃぱぱ「でもいなくなっても悲しんでるだけじゃ意味がないよ!えとさんの分も頑張ろう!!」
えとさんがいなくなって落ち込む皆に俺が慰める。なんて良い奴なんだ、俺。
シヴァ「そう言えばうり、さっきから何も喋ってなくない?生きてる?」
うり「生きてるよ(笑)あまり喋ることないから黙ってたの!」
あまり喋ってないヒロくん、うり、るなはこう見えて生きている。まあ今のところ石像探すだけだから話すことはあまりないだろう。
じゃぱぱ「もし死んでたとしてもどぬくさんが気づくでしょ!何かあったらちゃんと知らせるんだよ?」
じゃぱぱ以外「はーい」
〜シヴァ視点〜
あれから数分後、俺とヒロくんはもふるなコンビと出会った。るなが1回ペアを変えてみたいと言うので俺はるな、ヒロくんはもふくんとペアになった。
シヴァ「酒飲みてぇ〜」
俺は今、酒が飲みたい。未成年の子がいるのは知っているけども。猛烈に酒が飲みたい。
るな「テキーラ!テキーラ!」
じゃぱぱ「何でるなが酒の名前連呼してるの(笑)未成年の飲酒はダメだからね?(笑)」
そうだ、横にいるるなも未成年なんだ。
シヴァ「るな〜、おじさんと酒飲まn」
のあ「女の子になんてこと言うんですか?」
るな「最近のおじさん怖いです!!」
シヴァ「冗談だよ(笑)ってかおじさんって呼ばないでよ〜」
この渋い声のせいか、俺はよくおじさんって呼ばれている。実際そうなんだけど、歳下の女の子にそれを言われるのはキツいっす。
るな「···あっ!!」
るなが何か発見したようだ。
シヴァ「どうした〜?」
るな「紙を見つけました!!」
シヴァ「紙?」
るなが何かのメモを見つけたようだ。
シヴァ「それ見せてみ?」
るな「はい!!」
俺はるなに渡された紙を読んでみた。
シヴァ「読むよ?この世界は縦横2000メートルの世界で、だるまさんがころんだの合図でだるまが現れる。だるまを止めるには石像を壊さなければならない。」
たっつん「まあ、それは皆知ってることやな。」
シヴァ「石像の数は···あれ?シミがついてて読めないな···」
じゃぱぱ「ええええええええ!?1番重要な情報だよ!!そんなことある!?」
壊すべき石像の数は、シミがついてるせいで分からない。
とりあえず分かったのは、俺たちは縦横2000メートルの世界にいるということだけだ。
たっつん「なあタツマさん。」
タツマ「あっ、はい!何でしょうか?」
たっつん「タツマさんこの世界に住んでるって言ってたやろ?何か知ってる情報とか無いん?」
タツマ「···」
じゃぱぱ「っていうかリアルの世界じゃなくてこのだるまの世界にずっと住んでるってことなんだよね。よくそんなに長い間生き残れたね!」
タツマ「はい!だるまさんがころんだって動いちゃいけないから、だるまが消えるまでずっと止まればなんとかなるのかなって思いまして···」
じゃぱぱ「ちなみにどのくらいここに住んでるの?」
タツマ「生まれてからずっと···」
タツマ以外「ええええええええええええええええええ!?」
ヒロ「ち、ちなみにタツマさんって何歳ですか···?」
タツマ「17くらい···ですかね?」
じゃぱぱ「17年間もここに住んでるの!?」
シヴァ「それでだるまに殺されることなくずっと生きていけたの?やばくない?」
衝撃の事実だった。この世界に住んでるっていうのも驚いたが、それよりも17年間くらいここに住んでてだるまに殺されたことがないということに驚いた。
だーるまさんがこーろんだ
るな「私達のところには···いないです!!」
どぬく「いないよ〜」
のあ「こっちにもいないです!」
たっつん「俺らのところにもいないな。」
もふ「あっ!!後ろにいるけど走って行っちゃった!!見えない!!」
だるまはもふくんとヒロくんのところにいたが、どこかへ走り去ったようだ。確か2人に近いのはなおきりさんと、うりどぬペアだったような。
そういえば皆がどのバイオームにいるのか把握できていない。とりあえず俺とるなはダークオークのど真ん中にいることが分かる。
シヴァ「皆、1回バイオーム教えてくんない?」
俺は皆のいるバイオームを聞くことにした。
じゃぱぱ「俺たちはジャングル!」
たっつん「俺らは白樺!」
どぬく「俺らは···今洞窟にいるからバイオームわかんない。」
もふ「で、ウチらは砂漠。」
ゆあん「俺はボーダー沿いのジャングル。」
なおきり「僕は···雪ですね。ボーダー沿いです。」
この間にほとんどの人が別のバイオームへ移動したそうだ。
今のところ石像を見つけた人は誰もいない。タツマと出会い、えとさんが死んでしまい、今ダイヤのツルハシを持っているのはじゃぱぱとたっつんだけ。
ちょうどゲームスタートから1時間が経った。そう言えばだるまの強さがまだ分からないな。本当に100倍強くなったのか?そんな疑問を抱きながら俺たちは石像探しのサバイバルを続けた。
〜えと(観戦)視点〜
えと「まさか最初に死ぬなんて···」
私は運悪く、最初に死んでしまった。皆の声は聞こえないし、皆を見守ることしかできない。
えと「何でタツマ···」
えと「あの時私を殺したの···?」
皆の現在地
じゃぱぱ、のあ···ジャングル
ゆあん···ボーダー沿いのジャングル
たっつん、タツマ···白樺
うり、どぬく···洞窟にいるためバイオーム不明
もふ、ヒロ···砂漠
なおきり···ボーダー沿いの雪原
シヴァ、るな···ダークオーク
残り4:00(スタートから1時間経過)
コメント
6件
え、、?タツマくん?!まさか、、? (あとは主様のご想像にお任せ致します)
( ゚д゚)ハッ! タツマ君まさか最初の時みんなのパソコン操ってたけど、その犯人…!?やだ私天s((殴