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#ロマンスファンタジー
百はな🍑
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#魔法
しろのね
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第93話、一気に読んじゃいました!もう、竜馬さんの自制心とジェニさんの直球がぶつかり合うところがたまらなかったです。壁に頭をぶつけるシーンとか、表情が目に浮かぶようで思わず笑ってしまいました。最後の「朝まで交わりたいの」は、もう完全にジェニさんの勝利ですよね…! 次がすごく気になる展開で、続きが待ち遠しいです。星キラリさん、素敵なエピソードをありがとうございます!
事実として、竜馬よりも若くて彼女を大切にしてくれる彼女にふさわしい男がいるはずだ・・・
あの時・・・ジェニが自分の指で昇天した時・・・彼女は初めての悦びが大きすぎて驚いているようだった・・・いずれにしても今夜最後までいかなくてよかった・・・彼女をきちんと家まで送り届けた、我ながら自分の自制心に称賛を送りたい気分だ
このままいけば、彼女を追いかけ回すストーカーになりかねないし、自分はかなり優秀なストーカーになれるだろう
少し頭を冷やすためにしばらくの間は彼女を避けよう・・・目を合わさず視界に入れなければ問題ない
それに兄の豊の捜索もまだ佳境に入っていない、いつものビジネスライクで仕事仲間として彼女を見れる時が来るまで・・・そんな時は、永遠に来ないかもしれないが、自分の気持ちに蓋をするのだ
とにかく、もうしばらくは会わない、21階のマーケティング部に行かなければほとんど彼女と顔を合わすことも無いだろう、彼女を想う強さが我ながら恐ろしい
彼女がいるとパブロフの犬みたいに反応する自分にうろたえてしまう、せめて1か月は彼女を避けよう、いや・・・三か月必要かもしれない・・・とにかく彼女と接触しないようにするのだ
―悲しいけど・・・きっと出来るさ―
.。 .:・.。. .。.:・
竜馬は窓に映る夜景を眺めて大きくため息をついた
その時家のインターフォンが鳴った
ピッ・・・
「誰だ?こんな時間に」
竜馬は正面玄関のモニターに立っている人物を見て脳貧血をおこしそうになった
.。 .:・.。. .。.:・
なぜか半笑いで、玄関ドアの前でキラキラした瞳で立っているジェニに、竜馬は言った
「どういうことだ?」
「どういうことって?」
ジェニはワクワクして彼を見つめていた、家でくつろいでいる彼は素敵だ、厳めしい首切り社長の顔は何処にもなく、無造作のボサボサの髪・・・V字の伸縮性に優れていそうな白のTシャツ・・・胸の筋肉が浮き上がっていてはちきれそうだ
そして腰で履いているスゥエット生地のズボン、前で結ぶ白い紐はダランと長く垂れている
彼が束の間、じっと見つめて来た・・・思わずジェニの鼓動が速まってしまう、ジェニをあの目つきで熱く見つめてくれて・・・それから厳しい顔をわざとしようとしているのか睨んできた
「どうしてうちに来たんだ?」
「ごめんなさい・・・ただ来たかったからだけじゃダメ?」
「送っていくから待ってろ!まったくこれじゃ(白ヤギ黒ヤギ)じゃないか!」
「あのお手紙食べるヤツ?」
ちっとも悪びれていないジェニに、竜馬が怖い顔をして、腰に手を当て、人指し指を立てて叱るように言った
「君は何もわかっていない!せっかく人が必死で君に手を出すのを我慢しているのにっ!!これ以上僕と一緒にいたら、君をベッドに放り投げるぞっ!」
竜馬は苛立って髪を掻きむしった
「車の鍵を取ってくる!いいかっ!そこから一歩も入るな!入ったら君は僕と朝までノンストップで交わることになるぞ!嫌だろう?そうだ!だから送って行くからそこで待っていろ!」
「竜馬さん」
「なんだっ!(怒)」
ジェニが一歩部屋に入って来て言った
「私をベッドに放りなげて」
竜馬はハッと今聞いた言葉を信じられず硬直した
今のは自分の願望が現れた空耳に違いない・・・めまいがして思わず後ろの壁にゴツンッと頭をぶつけた、軽い脳貧血だ
竜馬は壁に頭を打ち付けたい気分だった、ありとあらゆる壁に、今も玄関の壁に打ち付けたくてたまらない、どうしていいかわからず硬直している竜馬に、信じられない事にジェニが腰に腕を回して抱きついて来た
「私をお部屋に入れて」
コテンと頭を竜馬の胸にひっつけてもたれる、その仕草が可愛すぎた
途端に心の炎が燃え上がる、竜馬の自制心にトドメを指す様に彼女は言った
「朝まで交わりたいの」
.。 .:・.。. .。.:・