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三章 魔法の言葉
「北海道!北海道!起きてください」
目を擦らせ俺は起きるどうやら寝てしまったらしい。札幌が俺の体を叩いていた。
「いい朝ですね」
「最悪な朝の間違いだ」
札幌は苦笑いを浮かべ
俺の顔に触れる
「あれ 北海道目の周りが赤いですよ」
俺のドローっとした目を見てそう言う
「気にしなくていい」
昨日の事忘れてないからなっと少し不満げに反応する。札幌は眉を下げ朝食を持って来た
「お風呂沸いてますから入って来て下さい」
昨日 あの手紙がショックで仕事帰りのスーツのまま寝入ってしまった。こんなキッチリした物早く脱ぎたい。
家を出るのは21時フィンランドに着く時間はフィンランドの時刻で15時らしい。
風呂から上がり千草色のパーカーに袖を通した。
俺は なんとなく青森に電話をかけた
プルプル プルプル プルプル?
なんか長くない
“おかけになった(以下略)”
「ここは出ろよ!」
友達のピンチだろ!!
あいつもグルかよ
プルプル プルプル
何もしてない電話から音が鳴る
折り返しか!
なんだ青森やっぱお前最高
「あっ 青森」
「わん 沖縄だけど」
えっ
「あっ ごめん沖縄」
まさかに沖縄に電話に俺は少し戸惑った
「沖縄どうしたの」
俺はできるだけ明るく振る舞う
「大丈夫北海道!フィンランド行くって
那覇から聞いたよ」
札幌から那覇経由かな
「うん 正直不安だし少し祖国に裏切られたみたいで悲しい」
昨日より生理された心で沖縄に本音を吐いた
「不安だよ…ね。外国ってわんもねアメリカさんに支配されてる頃確かに扱いは植民地だったけど、アメリカさんはわんに歩み寄ろうとしてたよ。それが社交辞令でも戦略でもわんは外国って化身はあんまり怖くないかもって思った」
沖縄は俺の数少ない理解者だった。アメリカに支配されてた沖縄はあまりに孤独だったはずだ。
「北海道はさ外国は怖くないでしょ」
「怖くないよ」
俺は外国人とは普通に話せるしなんなら大統領と会話した事もある
「わんは外国が怖いけど化身は怖くないって知ってるから」
でも
「でもそう言われたって…」
「わかってるそう言われたって怖いよね」
沖縄の声は優しくて思わず力が抜ける
「北海道なんくるないさー」
頑張ってと沖縄は確かに俺を包み込んだ
「ありがとう沖縄俺頑張ってみる」
この魔法言葉で