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言葉が出ない俺に、追い打ちをかけるようにリアム看守が質問をする
「9番。その話は本当か?」
俺は必死に無罪を主張した。
「違う、!道化師がブルーローズで俺を洗脳して、2人を攻撃するよう仕向けたんだ…!」
リアム看守は、俺を怪しい目で見ながら、事情を話す。
「その話は…一旦保留にしよう。」
「応接室にスティーブの死体があった。 」
「えっ…。スティーブ看守が、?」
そんな事を急に言われ、俺は驚きを隠せなかった。
「あぁ、…とりあえず ここを離れよう。」
「はい、。」
リアム看守に連れられ、舞台から出ていく時、密かに道化師の舌打ちが聞こえたような気がした。
リアム「ここなら大丈夫だろう。、それで、9番。あの話は本当か?」
クロノア「はい、全て事実です。」
リアム「そうか、」
クロノア「ぁ、リアム看守..!」
リアム「なんだ?」
クロノア「俺の体に爆弾が仕掛けられてると道化師に言われてて…」
リアム「爆弾?」
クロノア「はい。道化師がスイッチを押したら30分で爆発と言っていました。、」
リアム「まずいな…」
そんな話をしていると、どこからか道化師の声が聞こえた
「白髪、リアム。どこかで聞いているんだろう?」
「俺は5分前、爆弾のスイッチをonにした」
クロノア「は、?」
「ギャハハハッ焦るがいい。」
「白髪、お前のことだけは許せなかったんだ。」
リアム「俺はエリトラを持っている。それを持ってここから出…」
クロノア「いや、…2人を殺したのに俺だけが脱出するなんて嫌です。」
クロノア「俺は死ぬなら2人と一緒に死にたいです。」
リアム「そう…か」
リアム「お前がいいなら、俺は否定しないが。…」
クロノア「それでは..。」
クロノア「リアム看守は生きてください。」
俺はそう言って、その場を後にした。
無罪を主張しても信じて貰えないクロノア!道化師から爆弾のスイッチをもう押してると告げられてしまった!!リアム看守が脱出を提案するけど、2人の為を思ってここで死ぬだなんて!!一体何を言ってるの!?!下で待ってる友達もいるって言うのに!!
次回最終回 【道化師の戯れ事】
君の心も監禁しちゃうぞ☆
バットエンドだから気をつけてね