テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
❤💙
❤「ねえ、早く五円玉見てよ」
💙「……無理。めんどい。寝る」
❤「そんなこと言わずにさ、
ちょっとくらい遊びに付き合ってよ」
💙「……どうせ、何か企んでるんだろ」
渡辺は、ちらりともこちらを見ない。
❤「……ぐすっ……」
💙「……え?」
宮舘は、迫真の演技で涙を流した。
❤「もういいよ……」
そう言って、席を立とうとする。
💙「……わかった!!わかったから!!」
💙「五円玉、見ればいいんだろ!?」
❤「うん!そう!!」
演技はそこで終了。
宮舘は、何事もなかったかのように元気になる。
💙(……くっそ……完全にハメられた)
渡辺はため息をつきながら、
五円玉を見つめる。
❤「……あなたは、だんだん眠くなーる」
💙「……」
❤「……眠く、なーる……」
💙「……なにやってんだ、お前?」
❤「……え?」
❤(翔太も、効かないの!?)
💙「ほんと、くだらねぇ……」
呆れたように呟き、
寝室へ向かおうとした、その時。
❤「……キスしてって、言おうと思ったのに」
その瞬間だった。
渡辺はぴたりと足を止め、
振り返り——
宮舘の唇に、軽く触れる。
❤「……え?」
💙「……は?」
💙「なんで……身体が、勝手に……」
——まさか。
意識ははっきりしている。
なのに、身体だけが命令に従ってしまう。
❤(……なにそれ……余計興奮するんだけど!?)
珍しすぎる状況に、
宮舘の鼓動が一気に跳ね上がる。
❤「……今日は、その、シないからさ…」
❤「翔太も、疲れてるだろうし」
❤「……ちょっと、ツンツンしてる翔太を
デレさせてみたかっただけ」
💙「……や、やめろって」
❤「……翔太」
❤「……優しく、抱きしめて」
渡辺は、抗うように眉をひそめながらも、
そっと、宮舘を抱き寄せる。
❤「……頭も撫でて」
丁寧に、驚くほど優しく撫でる。
❤「……///」
💙「…気は、済んだかよ……」
❤「……まだ」
💙「……はぁ!?」
❤「俺の作ったこの料理、口移ししてよ」
💙「は?まじでっお前…」
そう言いながらも
口移しで何度も何度も宮舘の唇に触れる
💙「んっ……」
それから宮舘は
❤「……膝の上、おいで」
翔太は素直に宮舘の膝に腰を下ろした。
対面する形になり、視線が合う。
💙「もー…ほんと無理っ…」
❤「翔太…もっかいキスして」
翔太は小さく息を吐き、
ためらうように
何度も、そっと唇を触れさせた。
その後も甘い甘い不思議な時間だけが続いた。
❤「翔太…大好きって言って?」
💙「………だいすき。」
──────────────
〜後日反省会〜
❤「……翔太が、三日間、口きいてくれません」
それは、
宮舘にとって何よりも苦しく、耐え難いことである。
🖤「だてさん、かわいそう……」
目黒が、そっと慰める。
💚「基本、催眠中は記憶がないはずだからね…
残念だったね」
💚「……それにしても、ゆり組ジャスティス」
❤「嫌がりながらも従う姿に興奮して、やめられませんでした」
🖤💚💛「……」
💛「んま!とりあえず、ちゃんと仲直りしろよー」
——こうして
宮舘は、
しばらくの間
おとなしく過ごすことを決めたのだった。
次回💛💜編
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!