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あれから何時間も時間が経った…2人の体温は暖かくて私も思わず眠ってしまっていた…まぁ多分許してくれるだろう
ちなみに、私の部屋を勝手に覗いた愁音さん曰く「天使が三人もいた」との事(正直覗かないで欲しい)
魅津希)んぅ……(体痛い…)
雅魅)いや〜よく寝た!
那木)俺まだ寝る…魅津希、膝枕しろ
魅津希)もう嫌です!体痛いです!
那木)( ˘-з-)チェッ
私達は今大変上機嫌な雅魅さんの背中を無理やり押してリビングに向かっている途中…なのだがものすごく重たいし那木さんが私にものすごい体重掛けてきて正直な話やめて欲しい……というか暑いし邪魔
雅魅)みずき〜、また明日も膝枕しろよ〜
魅津希)嫌です!
那木)なぁ〜!俺も!俺も〜!
魅津希)子供ですか!
この人達は多分…懐いたら抵抗を辞めるまで強くアタックしてくる人達だ…
魅津希)ほら!龍城さん来ましたよ!
リビングの扉をノックしてからそう声を掛けると「雅魅!お前はどんだけ遅刻すりゃ気が済む…???」と戸惑っている
魅津希)早く!早くこの人引き取って!愁音さんよりも厄介です!
2人)厄介!?
龍城)お前らが厄介なのはよーく分かった…んで、まずお前らに何があった
との質問に2人は「添い寝/膝枕させてもらいましたァ!」と…どんなテンションで言ってるんですかと聞きたいぐらいのテンションで…
龍城)お、お前ら……大丈夫か?そんなに懐いてこいつがいなくなったらこいつに着いてくとか言わねぇよな?
魅津希)そこ心配!?
龍城)重要だろ、んで?答えは?
2人)着いていきマース!
魅津希)来んなよ!
もう……もうヤダこの人たち…いたら絶対暑い…
その後、私は引き剥がすべく愁音さんを召喚して2人を無理やりリビングに突っ込んで愁音さんに「アイツらをどうやって堕としたの…」って聞かれてしまった…
正直私は「あの人達と一緒に寝ただけです…肩を貸しただけと膝を貸しただけです…」と言うしかできない…
愁音)なんというか…大変ね……アイツら人に懐くってことするんだ…
魅津希)し、知りませんよ…
今は私の部屋で2人で話し合っている
愁音)これなら多分私のそばにいた方が安全ね……
??)そんな事はさせませんよ!愁音さん!
魅津希)うわ、那木さんだ…
那木).*・゚(*º∀º*).゚・*.声だけでわかってくれたの!?嬉しい〜!
那木さんがストーカーになりかけている…いや、ある意味……職業柄尾行とかはしてるからある意味合っているのか…
魅津希)あの…那木さん私のことは……ね?ほら、諦めてください
那木)雅魅の方がいいのか!?
魅津希)そうじゃないです!
愁音)あらまぁ元気ねぇ笑
那木さんは私の姿が見れないのが嫌なのか扉を開けて「添い寝!いや、膝枕!」と言いながら抱き着いてきた(というか雅魅さんまで居たんだ…初知り)
魅津希)助けてぇ〜…
愁音)恋が実るなら私はなんでもいいわよ〜
魅津希)手順はァ〜…
雅魅さんまで私の部屋に入って真正面から抱き締めてきた
魅津希)あづいよぉ”〜……
2人の背中をバシバシと叩いて「離れろ〜」と文句を垂れていると突然身体に触れられている部分が熱くなり始めた
魅津希)……あぇ…?///
2人)??魅津希?
魅津希)ご、ごめんなさ…ちょっと……気分が…(な、なにこれ…初めての感覚だ……ぞ、ゾワゾワする…)
愁音)!!もしかして……
愁音さんはそう呟いてから私の手を引っ張って愁音さんの部屋に向かった
愁音さんの部屋
愁音)今どんな感じ?
魅津希)わ、わかんないです……なんか、あの二人に触られるところが……急に暑くなって…ゾワゾワってなって……
愁音さんは暫く悩んだあと「今何歳?」と聞いてきて素直に「じゅ、14です…」と答えると「年齢的にもあるのか…」と呟いた
私には訳が分からず頭にハテナを浮かべていると愁音さんは簡単に「今のあなたは発情しているのかもしれないわ」と言った
魅津希)はつ…じょーき…?
愁音)そう、動物が子孫繁栄の為に一時的にオスを求めてしまう時期、それが発情期
魅津希)で、でもわたし…そんなの1度も…
愁音)多分だけど月経が来たら発情期が来る仕組みだと思うわ、簡単に言えば子を成す準備が出来たってこと
魅津希)こ、こども……?わたしが…?
愁音)そう、だけど今それを抑える薬なんてないわ、確かに月経の症状を抑える薬はあるけど発情期を抑える薬なんて……しかもあなたみたいな人間に与える様の薬はないわ
魅津希)ふぇ…な、なら…どうしたら……
愁音さんはしばらく悩んだ後「自分でやるか…はたまた交尾……つまり、性行為をするしか…他にも方法があるならそれを試したいけど…今は分からないからそのふたつしかないわ」と、心苦しそうに伝えて来た
魅津希)ほ、放置で治るとか…
愁音)今それを試してもいいけどあなたのフェロモンに当てられてここにいる男どもが襲ってきてもいいなら…
魅津希)うぅ…
愁音さんは「こればっかりは正直どうすることも出来ないしあなたの問題だから…」と本当に申し訳なさそうな顔をして呟いた
魅津希)…な、なら…私は_します
愁音)……それで治るかどうかの確証は無いわよ?後々どうなるかも分からないわ
魅津希)そ、それでも……します
愁音)…そう、分かったわ
愁音さんはそういって自分の部屋からでて私は中から鍵を掛けた……