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ぷー太郎「思った以上だ。これなら
イケる(喜)!」
海賊(G)「このバケモノがっ!」・
機関砲をデカバイスに向けた
デカバイス「ガァッ!」・海賊(G)を
はたいた
海賊(G)「ぐっ!」・甲板の
縁(ふち)に、激突した
「ガシャン!」・デカバイスは
機関砲を壊した
ワルサ「まさか、巨大化するとは…。
」・頭をかかえながら立ち上がった
海賊(H)「船長。犬っコロは、
捕まえやしたか?」・床板を外して、
そこから顔を出した
デカバイス「グルルル…。」・怒りに
満ちた眼で、海賊(H)を見た
海賊(H)「わっ!?なんだ、コイツは
!」・デカバイスを見て、おどろいた
ワルサ「全員に伝えろ!
この魔獣(デカバイス)を殺せ、とな!
」・海賊(H)に命令した
海賊(H)「へい!」・ワルサを
見てから床下に引っ込んだ
デカバイス「ガァッ!」・ワルサを
はたいた
ワルサ「っ…!?」・船外へ吹き飛んだ
「ドボン!」
ぷー太郎「バイス!よく、やった!今の
うちに逃げよう!」・デカバイスに
言った
デカバイス「グルルル…。」・よだれを
垂らしながら、うなっている
ぷー太郎「ダメだ。聞こえてない…。」
海賊たち「うおーー!!」・床下から
続々と出てきた
ぷー太郎「まずい。早く、ここから
離れないと…。」・周りを見た
デカバイス「ガァッ!」・海賊たちを
踏みつけた
ワルサ「クロムのマヌケめ(怒)。
おかしな薬を作りおって…。」・
船内を歩いている
「ドン!ワァッ!ギャーッ!」・戦闘音
ワルサ「おい。アレを出せ。」・扉を
開けて、科学者たちの居る部屋に
入ってきた
科学者(A)「ですが、まだ調整が…。
」・ワルサに言った
ワルサ「かまわん。さっさと
持ってこい!」・科学者たちに命令した
語り手「科学者(B)は、慌てて
筒状の武器を持ってきた。」
科学者(B)「どうぞ…。」・ワルサに
筒状の武器を差し出した
ワルサ「ふむ。」・筒状の武器の
取っ手をつかんだ
科学者(A)「それと、ツマミを最大に
しないでください。」・ワルサに
言った
ワルサ「わかっている。」・筒状の
武器を持って、部屋を出ていった
デカバイス「ガァッ!」・海賊たちを
はたいている
ぷー太郎「バイスが海賊たちを
引きつけてる、あいだに…。」・甲板の
端で、カードのような機器を置いた
「ドカッ!」
ぷー太郎「わっ!?」・海賊(H)が
眼の前に飛んできた
海賊(H)「・・・・・。」・
倒れたまま動かない
ぷー太郎「ビックリした…。」・
気絶中の海賊(H)を避けて進んだ
海賊(I)「この!」・デカバイスに
向けて銃を撃った
「ガッ!」・デカバイスの、おでこに
銃弾が当たった
デカバイス「ウガッ!」・銃弾を
物ともせず、海賊(I)を踏みつけた
海賊(I)「っ…!?」
ぷー太郎「よし。準備ができた。
あとは…。」・カードのような機器を
置いて、甲板の縁の上に移動した
デカバイス「グッ!」・ひとりの海賊に
右うしろ足を切られた
ぷー太郎「バイス。ゴメン。」・端末を
取り出して、その画面に触れた
「バリバリバリ…!!」・4枚の
カードのような機器から、
大量の電気が流れ出た
デカバイス「ッ…!?」
海賊たち「っ…!?」
語り手「甲板に居た者たちは、全員、
感電した。」
ぷー太郎「これで動けなくなったはずだ
。」・ぷー吉2から出て、海賊たちを
見た
「ボォン!」・デカバイスの頭部に
青白い玉が当たった
ぷー太郎「!?」
ワルサ「ふはははっ!この水素爆発砲の
餌食にしてくれるわ!」・デカバイスに
筒状の武器を向けている
ぷー太郎「あいつ…。」・ワルサを
にらみつつ、ぷー吉2と、
つながるヒモをほどいた
ワルサ「次は、どこを狙おうか!!」・
笑いながら言った
ぷー太郎「命をなんだと思って
いるんだぁぁぁ!!!」・ワルサに
向かって走りつつ、先端が丸い銃を
ポーチから取り出した
「バン!!!」
ワルサ「うおっ!?」・空気の玉に
当たって吹き飛んだ
「キラーン。」・ワルサは、空の
彼方へ消えた
ぷー太郎「ふう…。」・立ち止まって、
ひと息ついた
バイスの声「なぁ、あのオッサンは?」
ぷー太郎「世界の果てまで飛ばした。
」・遠くを見ながら答えた
バイス「そか。」・ぷー太郎の、
うしろで、うなずいた
ぷー太郎「!」・振り向いた
語り手「バイスは、元の姿に
戻っていた。」
ぷー太郎「お前、体の方は大丈夫か?
」・バイスを心配した
バイス「べつに。」・人のように
立ったまま、ぷー太郎に答えた
語り手「バイスの、右うしろ足には、
切り傷がある。」
ぷー太郎「あっ!?そのまま、じっと
してろ!」・ポーチから白い布を出した
「キュッ。」
ぷー太郎「これで、よし。」・バイスの
傷口をしばった
「トコトコ…。」・ぷー太郎とバイスの
ところに、ぷー吉2が来た
ぷー太郎「バイス。ちょっと
つき合え。」・立ち上がりながら言った
バイス「ん。」・返事をした
「バン!」・ぷー太郎は、扉を開けた
ぷー太郎「おい!クロムさんが情報を
送っているって、どういうことだ!!!
」・科学者たちの居る部屋にズカズカと
入ってきた
科学者(A)「そっ、その黒い箱に、
パソコンをつないだら…。」・机の上の
長方形の箱を指して言った
ぷー太郎「見張れ。」・バイスに
銃を渡した
「カチャ。」・バイスは、科学者たちに
銃を向けた
科学者たち「・・・・・。」
ぷー太郎「よっ。」・ぷー吉2の頭の
上に乗った
「ポポポン。」・ぷー吉2は、縦に
多重分裂し、ぷー太郎を机の高さまで
押し上げた
ぷー太郎「えーと。」・机に降りて、
パソコンを操作した
「ポチ。」・パソコン画面に、
あわただしく走る、研究員が映った
「ポチ。」
クロム「よし!このまま押しきれ!!
」・通路で、研究員たちに指示を
出している
「ポチ。」・ロボット(犬)の
設計図が表示された
ぷー太郎「わかった。」・パソコンから
黒い箱を切り離して、それをポーチに
入れた
科学者たち「・・・・・。」
ぷー太郎「おい。」・科学者(A)を
にらんだ
科学者(A)「はい!」・直立した
ぷー太郎「水素爆発砲の設計図を渡せ。
」・威圧的な態度で言った
科学者(A)「こちらです…。」・
USBメモリーをぷー太郎に献上した
「カチ。」・ぷー太郎は、
パソコンにUSBメモリーをさした
語り手「パソコンの画面には、
水素爆発砲の設計図が映り出された。」
ぷー太郎「確かに。」・パソコンから
USBメモリーを抜いて、それを
ポーチにしまった
「コト。」・ぷー太郎は、時限式の
爆弾を置いた
ぷー太郎「5分後に爆発するから、
逃げた方がいいぞ。」・科学者たちに
言った
科学者たち「!?」
「ドタドタ…!」・科学者たちは、
部屋から出ていった
ぷー太郎「さて、ぼくたちも。」
「ポポポン。」
語り手「ぷー吉2たちは、ぷー太郎を
頭に乗せて、ひとつに戻った。」
「タッタッタッ…。」・ぷー太郎は、
部屋を出ていった
バイス「・・・・・。」・銃を
かまえたまま動かない
ぷー太郎の声「バイス!」
バイス「ん。」・銃をぷー吉2の中に
入れて、部屋を出ていった
「ヒュルヒュル…。」・ぷー吉2は、
空を飛んでいる
ぷー太郎の声「さぁ、レイアさんの
ところに戻ろう。」
「ドーン!ワーワー!!」・黒煙の
上がる船から、海賊や科学者たちが
飛びおりている
「ヒューン。」
語り手「ぷー太郎たちは、海賊船を
あとにした。」