テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
米国ノ視点
「この傷は戦闘の時にできた傷だ。さっき地雷を踏んでしまったのでこんな重傷なんだよ。」
「このままだとお前死ぬぞ?」
「別にいい。生き残ってもどうせ死ぬだけだ。それなら今死んだほうがいい。」
「お前覚悟決まってんな〜。じゃあ俺が責任持って殺してやるよ!」
「それは助かるこんな弱ってるところを見られるのはお前だけで充分だ。」
「じゃ、最後に言いたいことは?」
「………俺は闘いたくて闘ったわけじゃない。 もっと生きたかった。皆で笑いたかった。皆で話したかった。ただそれだけだ。」
「それと米帝、願いを1つ聞いてくれるか?」
「……いいぞ。」
「米帝が勝ったらこんな戦争なんて起きない平和な世界を作り出してくれ。俺等みたいな間違いはもう二度と起こさないでほしい。」
「大切な人と笑い合える。そんな平和な世界を作ってほしいんだ。」
「出来るだけ努力するよ。」
「出来るだけじゃなくて絶対だ。約束だぞ?」
「分かったよ。約束する、それ以外は?」
「もうない。さっさと楽にしてくれ。」
「ハイハイ。……じゃ、Goodbye。」
「……さよなら。」
その後はもうひたすら泣いた記憶だけしかない。俺も殺したかったわけじゃない。こんなくだらない戦争で人を殺したなんて最悪の気分だった。戦争なんて人を殺すのを正当化しただけだ。だから最初は戦争に反対したんだ。
絶対にもうこんな過ちは繰り返してはいけない。そう思いながら俺は洞窟から出ていった。
にゃぽんの視点
アメリカさんから戦争の時の話を聞いて、そんなことがあったんだと、驚いた。けど驚きと一緒に悲しみもあった。もっと他に良い選択はなかったのだろうか?そんな事を思っていたら、
「にゃぽん、お前今もっといい考えはなかったのか、とか考えてるだろ?」
「……びっくり、アメリカさんって心読めたりする?」
「ハハッ!面白いことを考える!俺でもさすがに心は読めないぜ。」
「じゃあなんで分かったの?」
「俺も最初はずっとそういう事考えてたから。」
「へぇ〜。」
こんなに豪快で明るいアメリカさんでもさすがに悩んだんだ。でもなんか意外だな。今は気にしてないみたいな言い方…、気にしてないのかな?
「俺さ、悩んでて気づいたんだ。」
「何に……?」
「後悔ばかりしてもしょうがない。それよりもこの事を忘れさせないようにする方が大切だってね。」
「だからさ……、この事一生忘れるなよ?」
「忘れれるわけないじゃん!いや絶対に忘れちゃだめだよ!!」
「その通りだ、にゃぽん。でもこのことは日本には秘密な?」
「なんで?別に良いと思うけど……?」
「こんなこと言っても古傷をえぐるだけかもしれない。日本はアイツのこと大切に思ってたはずだから死ぬほど悲しんだはずだ。」
「分かった。秘密にする。」
「にゃぽん、いろいろと口出しして悪いがこれだけは覚えておいてくれ。」
「なぁに?」
「今の生活はあいつらの犠牲があったからあるということは忘れないでくれ。」
「………約束だぞ?」
「分かった!!約束する!」
「じゃあな、にゃぽん。でも涙は拭いてから帰ってくれよ?」
「………!」
「じゃあ、Goodbye」
「うん、またね!」
そういって、アメリカさんは去っていた。私ったらいつの間に泣いてたんだろ。別に泣くつもりはなかったんだけどな。だってあの人は同情してほしいわけじゃなかったと思うから。……まぁ、私の勝手な想像だけど。とりあえず!!今日話されたことは絶対に忘れない!日本には秘密って言われたけど海兄とかだったらいいかな?…やめとこ。海兄は自分のことを責めそうだし。
今の私達がいるのはあの人達がいたからだってわかって良かったよ。このまま忘れられたら悲しすぎるから。頑張って生きて笑えるような国を作れるように私も頑張らなきゃね!!
そこで見ていた君たちもこのことを忘れないでね?