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俺はドイツの小さな街で生まれた。そこは本当になんにもない場所で。寒い。


「おめでとうございます!元気な男の子ですよ!」

「………ナオ…この子の名前はナオ。」


俺の人生はじいちゃんから貰ったヴァイオリンからはじまった。そして市民オーケストラに入団し、マリーやベンと友達になった。俺はドイツの暮らしがとても楽しかった。俺の母さんは仕事が忙しく、家にいる事は少なかった。でも寂しさは自然と感じなかった。ある日

「ナオ!すごくかっこいいアジアのヴァイオリニストを見つけたんだ! 」

彼の名前は青野龍仁。日本のヴァイオリニストだ。俺は彼に憧れを持つようになった。だか、ある日衝撃の事実が判明する。


―――――――――――――――――――


「ナオ、このCD」

「お母さん、その人知ってるの? でもね、じいちゃんはその人あまり好きじゃないみたい。」

「そりゃあそうよ。だってリュウジは…………。」

母さんの口から衝撃の事実が判明した。俺の父親は青野龍仁だということ。数日後

―――――――――――――――――――

「青野一……青野龍仁の一人息子で俺と同い年……… 」

この人青野くんが俺の”兄弟”。不思議な感覚だった。俺は青野くんに会うためにばあちゃんと日本で暮らすことになった。


「忘れ物ないかい?」

「うん!」

「ナオ、おじいちゃんも連れて行ってあげて」

「うん、行ってきます。」


2年後

「不倫の件ですがご家族には……」

     ピッ

「ったく、くだらない!こんな事で連日騒ぎ立てて!」

「俺のせいだよね?」

「あ?」


その報道がテレビに出てから俺は自分の存在に罪悪感が出てしまった。


そして今。


「俺の父親は青野龍仁だ」


今知って青野くんはとてもショックだろう。


「突然こんな事いわれて!!これまで通りなわけねえーだろっ!!!ふっざけんなよ!!人がせっかく忘れようとしてたのに!!さっきだって!俺の話は腹の中ではわらってたんじゃねーの?!」


「そんな事ないよ!俺は君が本音を話してくれて嬉しかったんだ!」 


「ハッ!お前の気持ちなんてどーだっていいし!!そもそもお前がっ!日本になんて来なければ良かったんだ!!」


彼は涙を流して後ろを向いた。そりゃあそうだ。突然こんな事言われたら、拒絶されて当たり前。ごめんね。青野くん。





End




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