テラーノベル
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慌ててバランスを取ろうちしたんやけど遅かった。
ワイは飛び込むようにその扉をくぐった。
目を開けると、全く知らない景色がおった。
広い部屋。大きなテーブル。ステンレスと大理石。今まで見たことがないほど大きなキッチンだった。
「ここが‥…」(ショッピ)
「アトリエ」(ゾム)
ワイの言葉を遮るように後ろから声がした。
振り向くと朝に見た姿のゾムが立っていた。
「いつ着替えたの?」(ショッピ)
目をそらしながら聞くと。
「ショッピもだろ?」(ゾム)
言われて自分を見下ろすと……そこにはゾムと色違いのコックさんの服を着ていた。
いつの間に!!
「アトリエでは鍵を持っている人間はふさわしい姿になる」(ゾム)
説明するみたいにキッチンに立つ。
「今から俺が、魔法のお菓子を作る」(ゾム)
「ぞむがつくるん?」(ショッピ)
「他に誰がいるんだ?俺はスイーツ・マジシャンだぞ。」(ゾム)
ゾムは手を叩く。そして、命令するように、歌うように呟いた。
「さあ、お前ら、仕事の時間だ」(ゾム)
何も知らないワイにも得たいのしれない迫力がある。
「来い。必要なもの。俺が必要と感じてるもの。」
ゾムが言うと後ろの棚からお皿が浮かぶ。
お菓子の道具が全てゾムの手元に引き寄せられていく。
ゾムが左手を掲げるとそこには本が現れた。
ゾムはその本を見ながら読むように言った。
「卵は白身だけでいい。メレンゲの強さには気をつけろ。粉は振るわれていろ。合わさったら艶が出るまで。でも混ぜすぎるな。」(ゾム)
指揮者のように右手を動かしながらみるみるうちにお菓子を完成させる。プロって感じがした。
―――――――――――――――――料理の工程サボります(ごめんなさい)―――――――――――――――――――――――
「できあがりだ。さあ行くぞ」(ゾム)
カーテンを開けると窓がスクリーンになったかのように音楽室が映し出された。
「結界」(ゾム)
ゾムの言葉で窓の風景が止まる。
あ、もしかして朝の実習室と同じ状況?そういえばあのときも「結界」って気がする。
「魔法のお菓子は心のお菓子。現実には存在できない。これを人に食べさすには、結界を貼る必要がある。」(ゾム)
「あのときの味」(鬱)
感動しながら美味しそうに食べていた。
魔法使いってすごい。
ワイもああいうふうになれるかな〜
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どうでしたか?
ここでお知らせです!
イラスト部屋は20話の到達したら一旦やめようと思います。
第2期としてリクエストがあればいるでも書きます!
そして、雑談部屋を始めます。
質問とかあればいつでもお願いします。
雑談部屋では、最初は私を知ってもらえればと思います。
ぜひ見てください!!!!!!!
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