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主は萃香に監禁されました。それを助けてくれたのは···
 
 主【ん?】
 萃香【あ。起きたみたいだね。おはよう。】
 主【っ!萃香?!それよりここは···】
 萃香【ここはどっかの小屋。貴方をここで監禁させてもらうわ。】
 主【え?何で?】
 萃香【あぁ。それはね···貴方を私の物にする為だよ。】
 主【え?】
 萃香【最初のアンタは一人っきりだった。誰にも助けを呼べず死んでてもおかしくないただの人間だった。あの時死にそうになってた主を助けたあの日から。】
 主【萃香···?】
 萃香【凄く楽しかった。寄り添いのない主と一緒に過ごしたあの時間···凄く楽しかった。だが、しばらくしたら、主は段々幻想郷の皆とも仲良くなっていって···】
 主【萃···香···】
 萃香【主が私以外に話しているのがどうしょうもなく耐え難かった。だからさ。これからは私とだけ仲良くしようよ。】
 主【萃香····、】
 萃香【他の奴らはただの害虫だ。私と主だけは永遠に愛し合えるの。だからね···もう離さないからね♥大好きだよ♥主♥】
 主【萃···香···。】
 萃香【じゃぁ主。既成事実を作ろう。】
 主【やっ嫌だ···!】
 萃香【大丈夫♥痛くしないから♥】
 主【あっ···あっ···】
 萃香【主〜♥】
 主【うわぁーーーー!】
 
 ドカーン
 
 萃香【あ?】
 ダン【主!】
 主【っ!モロボシ·ダンさん?!】
 ダン【驚くのは後だ!逃げるぞ!】
 萃香【待て!主を何処に連れて行く気だ?!】
 ダン【安全な所だ!】
 萃香【やめろ···主は私の物なのに···!主は私と居ることが幸せなのに···!それを壊そうとするだと···?!許さない···!許さない···!許さない!!】
 
 ゴゴゴゴゴゴゴ!!
 
 巨大萃香【主を···!主を返せ!!】
 ダン【主。離れてろ。】
 主【え?】
 ダン【デュァ!】 変身音
 ウルトラセブン【ダァー!】
 萃香【っ!お前はウルトラセブン!あの時はよくもやってくれたな!!】
 ウルトラセブン【鬼に負けるほど弱くないわ!!さー!掛かってこい!】
 萃香【望むところだ!】
 
 【攻撃】
 
 萃香【くっ!】
 ウルトラセブン【これで最後だ!エネリウム光線!】
 
 ピーーーーー。
 
 萃香【ぐぁ!っ!何だこれ?!体が···縮んでく···】 バタッ!
 ウルトラセブン【ふん。弱いな。】
 主【萃香···。】
 ウルトラセブン【主。お前はこれからどうする?】
 主【僕···実は好きな人が居るんです。】
 ウルトラセブン【誰だ?】
 主【茨木華扇さんです!】
 ウルトラセブン【華扇?あー。アイツか。少し前にレオと戦ってたな。】
 主【え?!そうなんですか?!】
 ウルトラセブン【あぁ。レオは華扇の師匠だからな。】
 主【す···凄い。】
 ウルトラセブン【主。私はお前の恋を応援する。だから、告白。頑張れよ。】
 主【っ!はい!】
 
 
 
 その後、主は華扇に告白し、付き合えた。結婚式には、ウルトラセブンとウルトラマンレオの姿や、悔しがっている萃香の姿もあった。二人は今、幸せに暮らしている。
 
 
 ありがとう。モロボシ·ダン。