琴「今日、なんかだるいな〜」
彩子「あら、夏風邪?」
琴「そっちのだるさじゃないっていうか、なんていうか…喘息の方が調子悪いみたいな…」
彩子「大丈夫なの?吸引機もってる?」
琴「持ってる!大会前だしみんなに迷惑かけれないから吸ってる!」
彩子「そう、それならいいけど…」
ソォレッ、キュッッキュキュ、ダムダム
琴「ポカリ作ってくるわ!」
彩子「あら、ありがとう」
スタッスタッスタッスタッ キュィキュイ ジャーーー
琴「よいしょっと、これで全員分」
三井「少し持ってくぞ?」
琴「わー!!三井さん!びっくりした、いや軽いから大丈夫ですよ。早く練習参加してきてください!」
※部活中はちゃんと敬語を使ってます
三井「そうか?なら先行くわ」
琴(びっくりした。まだ部活行ってなかったんだ。まぁ、色々先生とかとも話してるのかな〜)
ヒュッ
琴(!!??やばい、喘息が……!)
ゴホッ‼︎‼︎ ヒューヒュー カヒューカヒュー
琴(だ、誰か…やばい…助けて…)
ヒューヒューカヒュー ヒューヒュー カヒューカヒュー
彩子「あ、三井さん体育館くる途中に琴見ませんでしたか?」
三井「あ?あーポカリ作ってたぞ?」
彩子「……もしかして、三井さん!もう一回琴の様子見てきてくれませんか?!」
三井「え、なんで」
彩子「今日あの子体調良くないんです!」
三井「は!?そうなのかよ!俺見てくるわ」
スタッスタッスタッスタッスタッスタッ…
赤木「どうしたんだ、三井のやつは」
彩子「赤木先輩、琴がポカリ作りに行ったんですけど帰り遅くて…しかもあの子今日喘息になりそうとか言ってたんで心配で…私も今からあの子のカバンから吸引機取って向かいます!!」
赤木「何!?そうだったのか!早く行ってやれ!先に練習は始めておくとだけ伝えてくれるか?」
彩子「はい、わかりました!」
スタッスタッスタッスタッスタッスタッ…
琴(カヒュッ…やばいそろそろ死ぬゴホッ)
三井「琴!!大丈夫か!!ゆっくり、ゆっくり息を吐くんだ」
サスサスサス(三井が琴の背中を摩る)
ヒューヒュー(琴が息をゆっくり吐く)
三井「そうだ、ゆっくりでいいからな…」
彩子「琴!!!吸引機持ってきたよ!」
琴「あ、ありがとう。ゴホッ」
三井「少しは、落ち着いたか??」
琴「はい。大丈夫です。れ、練習始まってますよ私のことはもういいので早く行ってくださ…」
三井「馬鹿野郎!こんなに苦しんでる奴目の前にして練習行けるか!」
琴「そ、そんなに怒る〜??」
三井「…ったくよ。びっくりしたわ、ほんとによ、俺が行ってからすぐだろ?」
琴「ま、まぁそんくらいです。」
三井「……今日は帰って休め、赤木に言っといてやるからよ」
彩子「三井先輩の言う通りね、今日は私1人でやっとくから今日はゆっくり家で休みなさい」
琴「え!!だ、大丈夫だよ!もう、元気だ…」
三井、彩子「だめ・だ!!!」
琴「は、はい…」
トボトボトボ…(琴が肩を落として帰っていく)
三井「〜〜っはぁーーーほんっとに焦ったわ」
彩子「あれ?三井先輩知らなかったんですか?」
三井「知ってたけどよ、2年喋ってないんだぞ?忘れかけてたわ」
彩子「この間までグレてましたもんね〜」ニヤリ
三井「なっ……!!!傷口抉ってくるな…」
彩子「あの子泣いてましたんだからね?そんなことも知らずに…」
三井「……悪かったよ」
コメント
2件
いや、まずはお付き合いかr((((殴
主さん結婚しt((((殴