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主) こんにちは−!!
主こと美莉です!!
今回は「彼岸花」をテーマに
書いていこうと思い ます!!
せろはんた×かみなりでんきの
瀬上です!
それじゃあすたーと!
「せろッ!!!ポロッ 」
俺の名を呼ぶ彼奴の声は何時にも増して不安気を帯びていた。
「上な…!!?」
彼奴の名を呼びながら振り返った俺は衝撃の光景を目にした。
「ゴフッ..!!げほッ…えへ、こりゃまずいなッ…ポロッ」
「だーいすき…だよッ、はんたッ。ニコ」
敵の裏を突いた渾身の一手により、腹部に穴が開いた彼奴の周りには、深紅に染まった赤い液体が、どろどろと留まることなく流れていた。
「どういうことだよっ!?上鳴ッ…上鳴!!!返事しろよッ、頼むから返事をしてくれッ!!!上鳴ッ!!!ポロッ」
俺はすかさず彼奴に呼びかけた。
それでも彼奴の閉ざされた瞳がもう一度空を見ることはなかった。
彼奴がこの世を去って二年と半年が経過した。
二年と半年という月日が経っても、彼奴を×した敵は捕まっておらず、現在は”指名手配敵“に認定されている。憶えている人も極僅かだろう。
「逃さねぇッ!!!!」
今俺は、偶然にも見つけた、二年半前彼奴を×した敵を追っているところだ。
二年半もの間ずっとお前を捕まえるために死に物狂いで戦ってきたんだ。絶てェー捕まえる!!
ふと考えたことがあった。
あの時彼奴が言った言葉の意味とは何だったのか。
「だーいすき…だよッ、はんたッ。ニコ」
俺は何時も彼の隣に立つたび胸を躍らせている俺自身に疑問をいだいていたんだ。
普段可愛い女の子を見かけると
「あの子可愛くねッ!!?」
なんて目を輝かせる彼奴。何故かは分からないが、そんな彼奴を見ていると胸が苦しくなったのをよく覚えている。
だからこそ、そんな彼奴が俺に「大好き」なんていうはずがない。あれは果たして本心だったのか、ただかっていただけなのか。
「今だッ!!」
行き止まりの路地に俺のテープをはりめぐらせて、敵をその場所に迫いこむ。そこで敵を捕まえる。簡易的だが時間をかけず、且つ逃がさない手っ取り早い方法と判断したからだ。
「グエッ…!!ガハッ…。」
敵は見事に俺の罠に捕まってくれた。やはり自分が考えた罠にまえまと引っかかってくれるのは気持ちがいい。
「上鳴…オレッ…捕えたよッ…!!」
テープでぐるぐると体を巻かれた敵を人通りの多い道へ連れて行くと同時に真っ先に彼奴への報告の言葉が口に出た。
「お願いします」
「承知いたしました、お疲れ様でした!!」
敵を警察に渡し、ふっと小さく息を吐いた時だった。
グサッ。
特に大きな音はしなかったけど、敢えて当てはめるとしたらこんな音だろう。
腹部を貫通したものは、あの時彼奴を×したものと同じものだった。
「あ一ぁ、彼奴もこんな感じだったのかな…笑」
彼奴と同じ死に方ができるなんて、そう思うのは痛みからだろうか。
「まじか、まって馬鹿すぎるっしょ、」
次に目が開いた時に映ったのは、俺のパートナー、
上鳴電気。
「は、ぇ、…あ。」
彼奴は死んだ。その事実で俺の脳内はいっぱいになった。その中で、必死に頭を働かす。そうするうちに出てきたのは…
「俺死んだのか、」
「うん、瀬呂死んじゃったね、」
哀しげに告げるパートナー。
「寂しかったよ、ッ瀬呂!!ポロッ」
思いっきり俺に抱きつくパートナー。
「、笑」
そんな彼奴が微笑ましくなって俺は思いっきり微笑んでみせた。
これでわかった。
あのとき胸が苦しくなったのも、2年半もの間此奴のことしか考えられなくなったのも、きっと
「俺も、寂しかった。」
「好きだよ、上鳴。笑」
こいつに恋をしていたのだな。
真っ赤に染め上げられた彼岸花たちが俺たちをつつみ込んだ。
「彼岸花」。
秋のお彼岸と呼ばれる時期に咲き、まっすぐな茎に花を咲かせる。
花言葉は、情熱やあきらめ、悲しい思い出や再会、また会う日を楽しみに。
???
意味不((((
2026/03/27
ばいみり!!!
1922文字
季利(キリ)
22,579