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【残された側の恋】
kunひま
⚠なんでも許せる方のみ
「なぁ、kunさん。」
「…もう届かないと思うんすけど」
【今、俺も同じ気持ちっすよ?】
俺とkunさんは幼なじみで、小学校上がる前から一緒にいる。
…成人した今でも。
そして、何よりも厄介だったのは、kunさんがどうにも俺にベタベタなところだ。
「「ねー、ひまじん、」」
「「俺の事好き〜?」」
ほら…。
幼なじみだとはいえ、今はkunさんと立場が全然違うんすよ…。だから、俺は好きにも嫌いにもならない…あ、友達としてなら好きっすけどね。
「それはもういいっすから…」
「それに同性っすよ?無理に決まって…」
「「やだ、俺は好きだもん。」」
頑固だな…と思いながらも今日も一日いつも通りに過ごす。
俺は〜、失敗ばっかだけど、kunさんが俺に怒りながらも手伝ってくれてるから、何とかなってる。
「そいえば、もうそろ撮影ですよ?」
「「あ、ちょ、俺行ってくるわ」」
「俺も。」
kunさんは、ずっとドロドロって訳でもなくて、動画撮影の時とか、他の人がいる時とかは普通にしている。
だから休みがないって訳でもないんだけど、さすがにきつい。
あと、こう言うのがたまにネタとしてkunさんが言ってるのも俺が振り回されて疲れる。
「「はい!えー、こんにちはkunです!」」
今日も撮影が始まった。
いつも通りの深夜の撮影、俺は少しづつ生活リズムを見直そうとしているから、若干眠たい。
kun視点
「えー、じゃあ、ね!」
「TPしま〜す」
TP後
「あれ、ひまじんさ〜ん?放置〜?」
「「…」」
隣の部屋から物音がしない…
放置っていうか寝たか?ひまじんのことだし…。
「ちょ、VCつけるね?主役だし」
「「…」」
《放置?》
《放置だな》
《寝た?》
《ひまじ〜ん》
「さすがに居ないか?」
「じゃ、明日叱っとくわ〜」
《ひまじんさん…笑》
《あぁ…;;》
《乙笑笑笑》
撮影中断
俺は物音を立てないよにひまじんの部屋へ向かって、顔を覗き込んでみた。
「で、あいつ寝たか…?」
「「…」」
「寝てるな」
「そういや今日ひまじんが参加勢になってから何年目かの記念日だったな〜」
「なんか買ってくるか〜?」
「じゃ、俺ちょっと出かけ行ってくるな…って、寝てるか」
「行ってきま〜す」
ひまじん視点
「ん…ん?」
「あれ、寝てた、?」
「…kunさんの所行ってみよ」
「kunさーん? 」
kunさんはどこにもいなくて、家の中を見渡してもいなかった。
どっか買い物でも行ったのだろうか、起こしてくれればいつも通り俺も行ったのに…
そう思いながらもkunさんの帰りをしばらくの間待っていた。
kunさんが帰ってくるまでの時間が、
“何故か”待ち遠しく感じた。
kun視点
「〜♪」
俺の手元にはひまじんの大好きな食べ物などを抱えて、人通りの少ない道を歩いている。
あと数十分ほどで家に着く頃の事だった。
「「危ない!!!!!!!!」」
「…え?」
急に、目の前の視界が揺れて、目には真っ赤なナニか。が流れていた。
そして、だんだん視界がぼやけてきて、俺は記憶が途絶える最後の最後までこういった。
「ひま、じ、ん…。」
ひまじん視点
一本の電話が鳴った。
俺は今、kunさんがいないからその電話に俺が出た。
「はーい」
「「もしかして、南條さんですか?」」
「はい、そう…っすけど…」
「「病院に…来てください…」」
その後、kunさんが今病院にいること、どういう状態なのか。
そういうのことを話された。
「kunさんは?!」
「「「残念ながら…もう助かりません…」」」
「…は、?嘘やろ、?」
「「…」」
「kunさん…kunさん!」
「「ひまじ…ん、」」
だんだんkunさんの手や息が弱々しくなっているのが実感して、多分、もう喋るのすら難しい状態だろう。
でも、kunさんは俺にこう言ってくれた。
「「最後に…最後に、また言うね…?」」
「「大好き…だよ…」」
ﮩ٨ـﮩﮩ٨ـﮩ٨ـﮩﮩ٨ﮩ෴ﮩ______________
「…kunさんッ」
「最後の最後まで…ありがとうな、」
「俺も、いや」
「好きになりましたよ……、今。」
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