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教室リーグ~底辺モブ生徒が分析スカウターで超名門校の序列をぶっつぶす~
第89話 - 第89話 【最悪の確率】いきなりラスボス戦!脚本家すら結末を知らぬ「事実上の決勝戦」が開幕
1,552文字
2026年06月09日
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2026年06月09日
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12月14日、日曜日。全国大会、最終日。
その日、会場に現れた久条亜里沙の纏う空気は、昨日までとは、まるで違っていた。
その顔に迷いはない。覚悟を決めた戦士の顔だった。
ミラー:「おい!奏。女王様、憑き物が落ちたような顔をしているな」
奏:「ああ。昨夜のうちに、俺がリークした『特権階級』に関する膨大なデータを完璧に頭に叩き込んできたんだろう。やるべきことを全てやってきた顔だ」
やがて会場の照明が落ち、大会統括責任者である天宮澄玲が、再びステージに姿を現した。
「ベスト8まで勝ち残った選手の皆さん、おめでとうございます。今日、この中から今年の全国大会の優勝者が、ただ一人だけ決まります。今日、あなたたちにぶつけられる『問い』は、より鋭く、より個人的でそしてより残酷になるでしょう。その刃のような問いの前で、自らの魂をどこまで曝け出せるか。私たちはそれが見たいのです。みなさんはどうですか???」
彼女のその涼やかな声が、会場の熱気をさらに高めていく。
澄玲はステージ上の選手たちを、一人一人、値踏みするように見渡す。
「さあ、始めましょうか。誰がこの知性を競う場で頂点に立つのか。その歴史的瞬間を見届けましょう」
「それでは、これより準々決勝の対戦カードを、くじ引きで決定します」
ステージ後方の巨大スクリーンに、対戦表が映し出された。
まだ全ての欄には名前は入っていない。
澄玲の合図で、スタッフが抽選箱を持ってステージを回る。
選手たちが、一人、また一人と、自らの運命を引き当てていく。
スクリーンに、最初の対戦カードが表示された。
【準々決勝第1試合:磐瀬真帆(北海道) vs 湯澤大希(広島)】
会場が、僅かにどよめく。
ミラー:「面白い。いきなり去年のベスト4同士の対決か」
続けて、二つ目のカードが開かれる。
【準々決勝第2試合:菅原莉子(福岡) vs 下畠花音(神奈川)】
そして三つ目。
【準々決勝第3試合:金久保耀平(愛媛) vs 黒木悦大(仙台)】
奏:「ということは???おい、ミラー。残ったのはあと二人だ」
ミラー:「ああ。最悪の確率が現実になったぞ」
2年4組の仲間たちが固唾をのんでスクリーンを見つめている。
そして運命の最後のカードが表示された。
【準々決勝第4試合:久条亜里沙(京都) vs 美崎沙羅(東京)】
その瞬間、会場全体が地鳴りのようなどよめきに包まれた。
事実上の決勝戦。
あまりにも早く実現してしまった頂上決戦。
柴田が頭を抱えて叫んだ。
「マジかよ!いきなり、ラスボス戦かよ!」
斎藤が冷静に、しかしその声は僅かに震えていた。
「最悪の相手を初手で引いたか。だが、ここで勝てば優勝はほぼ確実だ」
結城が祈るように、両手を固く握りしめている。
「亜里沙なら大丈夫!絶対に!」
少し離れた席で、白蓮会の二人が、静かに呟く。
星野綺羅々が、興奮を隠せない。
「これ、今日一番バズるカードじゃん!最高の展開!」
鳳麗奈が勝負師の目で、ステージを睨みつけていた。
「面白い。本当の女王がこの対戦で決まるわね」
そのあと準々決勝の第三試合までが、滞りなく終了した。
会場の全ての視線が、これから始まる、ただ一つの戦いに、注がれている。
司会者がマイクを握りしめ、その声を張り上げた。
その声はもはやアナウンスではない。一つの歴史の始まりを告げる咆哮だった。
「お待たせいたしました!これより準々決勝、第四試合を開始します!」
「関西の絶対女王か!あるいは、関東の規格外の才媛か!」
「京都府代表!洛北祥雲学園!久条――亜里沙!!」
「対するは、東京代表!開明学館!美崎――沙羅!!」
割れんばかりの拍手の中、司会者が二人の名前をコールする。
俺はただ静かにその光景を観測していた。
俺が脚本を書き、そして俺自身ですら、結末を知らない最高の舞台が今、始まろうとしていた。
#主人公最強
ウサギ様
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麗太
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5,470
コメント
1件
うわあああ第89話読み終わったよ!!😭💕💕 いきなり亜里沙vs沙羅のラスボス戦キターーー!!ってなった!!「最悪の確率」ってタイトルからして震えるけど、ここで勝ったら優勝ほぼ確実って斎藤さんの言葉にドキドキが止まらん…💓 亜里沙の憑き物が落ちたような覚悟の顔、めっちゃカッコよかった…!奏くんがリークしたデータを完璧に叩き込んできたんだね…二人の信頼関係がエモすぎる😭✨ そして司会者の咆哮みたいなコール、鳥肌立ったよ…!結末を知らない脚本家って設定も含めて、この先が気になりすぎて今夜眠れないかも…!!次の話、早く読みたいよ〜!!🌸