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ジュエリーショップを出て、車に戻る。


車内で彼女の左手を取り、「君に指輪を嵌める時が楽しみですね」その細くしなやかな薬指に唇を寄せた。


指の間に挿し込むようにして手が組み合わされ、「……一臣さん」と、彼女から名前を呼びかけられた。


「私は、こうしてるだけでとても幸せで……だけど、あなたが『私ひとりのものにしたい』と、言ってくれたのも嬉しくて、この上もないくらいに幸せで……」


重ね合わされたてのひらが、ぎゅっと強く握られる。


互いの手を握り合ったまま、彼女の腰を片腕にぐっと抱き締め、込み上げる想いのままに口づけた──。



……彼女と出会えたこと、愛し合えたことを、


心から、幸せに感じる。



婚約指輪の出来上がりの際には、私から彼女へプロポーズをしたいと……



今のこの幸せが、永遠に続いていくことを願った──。



──やがて半年が過ぎた頃に、指輪が完成して、


初めて二人で出かけたあのラウンジで向かい合い、箱を開けた。



彼女の左手を取り薬指に指輪を嵌めて──




「君と、一生を共に。


私と、結婚してほしい」




告げた台詞プロボーズに、「はい…」と彼女が頷くと、


その瞳から、一筋の涙が流れた。




胸ポケットからチーフを抜いて、彼女の涙を拭う。


「君にはもう幸せな涙以外は、二度とは流させない……」


父の墓前で伝えた、あの日のように口にして、その顔を抱き寄せると、



最愛の人へ、


生涯の幸せを誓う、口づけを贈った──






end──

この後は、特別編に続きます





「責め恋」政宗一臣先生Ver.

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