テラーノベル
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※上琴じゃなくて琴上だよ
※オメガバだよ
上条当麻という男は、何時だって、どんな時も、誰かを心から助けたいと思い、本気で命を張れるような男だ。
男女分け隔てなく助けるが、圧倒的に女子の比率が多い。
そして、彼に何かを喧嘩を吹っ掛ける、学園都市第三位『超電磁砲』の超能力者、御坂美琴も例外ではない。彼女もまた、レベル6進化計画というふざけた実験から上条に救ってもらった過去を持つ。
彼女は、上条当麻をただの奇妙なヤツではなく、一種の崇拝に近い愛情まで、心のどこかで感じていた。
……しかし、彼は完璧では無いのだ。聖人では無いのだ。
世界の性別は、2つではなく、6つある。
それが、男性、女性だけでなく、アルファ、ベータ、オメガという性別の概念がある。
例えば、女性は、男性とセックスをした場合、高確率で妊娠するが、オメガの場合、性別が男性で在ろうと女性であろうと、相手が運命の番であれば、無条件に妊娠する。
つまり、アルファの男性は、アルファの女性、ベータの女性、オメガの男性、オメガの女性を孕ませられるし、
アルファの女性は、相手がオメガならば、男性であっても無条件に妊娠させられる。
…これが前置きだ。
かくいう御坂美琴も、常盤台の生徒であり、レベル5の一角として勿論アルファ性であった。
アルファは、社会的にも、肉体的にも重宝され、常に優位に立てる性…美琴本人にそんな考えはないが。」
「…違うって!!違うんだって!!上条さんは決してやましい気持ちがあってあの子を助けたんじゃないんだって!!!」
「うるさい!!!!!良いから止まれぇぇぇ!!!!」
欠伸が出るほどののどかな午後。言い訳(事実)を叫びながら全力疾走する上条当麻を、御坂美琴は同じく全力疾走で追いかけていた。
きっかけは極々、どうでもよい事だ。チンピラに絡まれていた女の子を、上条が自然に助け、その女の子が感謝して上条を抱き留めてしまったからだ。確かに、一般的なアプローチよりは過激な気もするが。
そして運悪く、その瞬間を美琴が目撃してしまい、一気にびりびりモードになって上条を追いかけ回していたというわけだ。
「待って!!お願い待って!!今日の上条さんはマズイんだって!!!」
「ぬぁにがマズイよ!!!先に弁解でもしてみなさいよー!!!」
「さっきからしてるだろうが!!!」
上条は息を切らしながら、何とか路地裏に逃げ込む。あの鬼の形相に追いつかれては何をされるか分かったものでは無い。
「…アイツ…何処行った…」
顔を真っ赤にして怒るほどのことでも無いだろう、と上条は心の中で思いながら、ゆっくりと足を進めて、美琴が見ていない間に、来た道を戻った。
それに……今日は、美琴の近くにいたり、間違ってでも触れ合うわけにはいかないのだ。
上条の家には、今のところ居候のシスター、この紹介の仕方にマンネリが来たなら、食い意地が張ってる活躍の場が増えた居候シスターと、図々しい元野良猫と、ミニサイズの魔神が居る。
猫にまでアルファ性やオメガ性があるのかは知らないが、少なくとも居候シスターのインデックスはアルファ性である。ちびっ子魔神オティヌスについては女性であること師か分からないが。
上条はいつも通りの紹介を脳内で終え、ぼんやりと帰路につきながら、その日の夕飯の事を考えていた。どれだけ成績の悪いレベル0でも、食生活くらいは気を付けないとまずいというものだ。栄養バランスは一応ちゃんと考えているのだ。
……ポケットをふと、右手で触ると、そこには小さいピルケースが入っている。白色の、畳めるタイプが。ゆっくりとポケットを撫で、そこにちゃんとあることを確認する。
彼は、これまで誰にも自分が”オメガ性”であるということを話したことがない、美琴はもちろん、青髪や土御門、インデックスにも話したことはない。土御門やオティヌスのようなやつであれば、気づいているだろうが、上条に気を使って言わないだけだろう。上条だって、別に隠す理由はない…でも、オメガ性は、アルファ性並みに希少であり……。同時に、欠点がある。
“ヒート”というものがあるのだ。
ヒートは、一定期間に一回訪れ、それは何回もある。オメガにヒートが訪れると、無条件に常に発情し続けてしまい、アルファ性の興奮を高め、同じように発情させるフェロモンを分泌する。これは不可抗力であるが、上条が今持っているピルケースに入っているような抑制剤を飲めば、ヒートを抑えることが出来る。
だから、毎回ヒートが来るであろう時期に飲んでおけば、発情して周りのアルファを巻き込むようなことにはならない。
……だからこそ、今丁度ヒートが来る時期である上条は、アルファ性である美琴に会うわけにはいかなかった。
…上条の家が見えてきた…部屋のドアが見えてきた………
…ところで、暖かい手に、腕を掴まれた。
「ッ…!?」
「やっと…見つけたわよ……」
今、最も合いたくない女の子が、そこには居た。目が合ったその瞬間、上条は反射的に拒絶してしまった
「ッ…!!!」バチッ
「は…?ちょ、何よ…?」
そうとは知らず、事情は知らず、美琴は不審そうな顔で上条のもとへ近づいてくる。上条は、別に美琴が何の淫らな気持ちを持っていない、そう分かっているのに、自分が肉食獣に追い詰めらるような恐怖感を感じる。息が少しずつ上がっていき、考えがまとまらなくなる……。
…その瞬間、上条の身体に電撃を受けたような感覚が走った。
「ッ…!?あ、ぁッ…!?」
「は!?ど、どうしたのよ…!?」
美琴も驚愕の表情を浮かべ、上条に駆け寄る…が、それは上条にとって今一番してほしくない行動だった。最悪だ。最悪のタイミングで、ヒートが来たのだ。アルファ性が目の前に居るのに。
意識が朦朧とする。欲しくも無いのに、身体が震え、呼吸が乱れ、動悸が激しくなり、下腹部が疼く。どんな手段を使っても良いから、今の子の身体の渇きを満たしてくれと言わんばかりに。薬に手を伸ばすが……其れは遮られた。他の誰でもない、御坂美琴本人の手によって。
ヒートによって、特に敏感になった脇腹を触られる。
「ひ、…ぇぁッ…?!」
「ん…は……、何よこれ…ッ…手が…勝手に…」
美琴本人も困惑している様であるが、それでも上条を触る手は止まらず、愛撫は続く。壁に追い詰められ、服のボタンを外されても、今の上条は抵抗する事すらも出来ないのだ。今、幻想殺しは何の意味も持たない。
美琴の呼吸も荒くなり、上条を完全にうつぶせに押し倒し、絶対に抵抗させないという、強い意志が取れる体勢にする。
「……この、反応……アンタッ…まさか…」
「…ッ、」
上条は、美琴にばれたことに対する恥ずかしさ、悔しさ、色々な感情が心の中で混ざり合って、上条の目には涙がにじむ。
…しかし、フェロモンを直に受けている美琴は、上条の行動の一つ一つに興奮し、発情しているのだ。
ゆっくりと、上条の汗がにじむ首筋に下を這わせる。上条が甘い、上ずった声を上げるが、獲物を前にした身体は、欲望に従順だった。
そして、そのまま、首筋を噛んだ。後が消えない様に。今までで一番、普段の彼からは考えられないようなか弱く、甘い喘ぎ声が絞り出される。身体が痙攣し、疼きは治まったが、それでも尚、身体は快感を欲し続けている。年下の少女に。
美琴はゆっくりと、顔にかかって邪魔な髪を掻き上げ、耳にかけ、上条の髪の毛も同じように、上に上げる。
力なく放り出される腕を抱き留め、少年の唇にキスを落とした。
何度も、何度も、渇きを満たすように。お互いの唾液が混ざり合い、お互いが舌を絡め合う。何よりも、お互いを満たせる行為が、今は何よりも気持ち良い。
「んぅ、ッ、は、はッ、ぅあ……」
ひたすら淫らな水音が響く中で、上条はどんどん快楽の海に溺れていく。まるで当初、必死に隠そうとしていたことなんて忘れたように、ただただ、快楽を享受していた。
……これからされることに、期待している上条当麻が居た。
終わり方適当でゴメンね
コメント
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おひさぁぁぁぁ!!!(久しぶりって程じゃないけど) 私の作品のさぁ!!!からあげはみて〜みたいなやつって見てるぅ!?!?それの最新話だけでも見てほしいんだけど!!いや全部見て!!!!!!!!!!!