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椎名
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不羽@見る専に戻りたい……が…
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『言葉で紡ぐ恋のライム』
〜マイクで紡ぐ恋の予感?〜
番外編8『双子の大学に潜入!?』前編
とある日の朝――
『じゃあ、行ってくるわね。』
『行ってらっしゃいませ、お嬢様。』
『行ってきまーす!』
バタンッ。
『なぁ、2人ってお嬢様なんだろ?送迎の車があるはずなのになんで乗ってかねーんだ?』
『お嬢様曰く、社会勉強の一貫のようです。
いくら執事とはいえ頼り過ぎるのは良くないと、将来の自分の為にならないと。』
『ほんと真面目だなぁ。』
『低脳とは違うんだよ。麻里姉は毎日休まずに学校行ってるし、本当に偉いですよね。』
『ウグッ( ⌯᷄௰⌯᷅ )』
※1部の人間にダメージ。
『ほんま偉いよなぁ、大学でどんなことしてるんやろ。』
『そりゃお前勉強やろ。サークルやったり、色々…』
『…それなら行ってみるか?』
『は?』
『双子ちゃんの大学の理事長おいちゃんの知り合いだしな。特別に入らせてもらおうぜ。』
『はぁ、お前のツテは相変わらずやで。』
『潜入ということですか?』
『潜入って俺達D.R.Bに出てるし直ぐにバレるだろ。』
『まぁまぁ、こまけぇことはいいんだよ。お前らだってあの双子ちゃんのこと気になるだろ?何してるとか、それこそ男関係とか。』
『そ、それは、まぁ…』
『確か大学でモテてるとか聞くけどよ…』
『みなさん、善は急げですよ。車を出しますので、お嬢様達を見に行ってください。』
『執事さんがノリノリやで…』
こうしてみんなは大学に向かうことに
2年A組 法学部 心理学科
『……。』
私は真面目に講義を受けていた。
(なるほど…。やっぱりあの教授の授業は凄いわね。勉強になるわ。)
『麻里衣ちゃんはA組か…法学部の心理学科なんて、凄いなぁ…。』
『見てやあの真面目そうな横顔。どんな顔しても可愛ええ。』
バレないように教室の窓から見つめる。
『しかも最前列で聞いてるで。流石やわ。』
『余程この講義が好きなんですね…。』
授業終わり
『教授、1つ質問が。』
『えぇ、構わないわよ。』
『先程の心理学のことで――』
『模範的な生徒ですね、流石麻里姉です!』
『あぁ。授業終わりに質問なんてほとんどの生徒やらねぇしな。』
と、その時――
『なぁ、お前麻里衣さんのどこが可愛いと思う?』
『俺はやっぱり顔だな〜美人だし。』
『わかる!性格も良いし、優しいよな。頭も良くて運動も出来る。まさに才色兼備って感じ!』
ブチッ。
『あのクソダボ共…麻里衣に寄ってたかるゴキブリ共が…』
『左馬刻、落ち着きなさい。殺意を隠しきれてませんよ。』
一方その頃――
2年B組 食物学科
『ふむふむ…。』
(なるほど!この食材を使ったら化学反応でお肉が柔らかくなるんだ。どんな原理なんだろう。化学は苦手なんだよな……。)
『ちゃんと授業聞いてるんだな…』
『それはそうだろう。授業というのは真面目に聞くものだ。』
『食物学なんてやってたらお腹空くだろうな〜俺なら早弁しちまうかも。』
授業終わり
『百合菜、次の講義一緒にペア組まない?』
『調理実習だよね!いいよ!』
『やったぁ、百合菜手先器用だから助かる!』
『私と一緒なら安心だもんね( ≖ᴗ≖)ニヤッ』
『またすぐそうやって〜』
『交友関係も良さそうだ。良かった。』
『明るい性格だから好かれるんでしょう、きっと。俺とは正反対だ…あはは…』
お昼
食堂
『お姉ちゃん〜みっけ!』
後ろから百合菜に抱き着かれる。
『百合菜、これからお昼?』
『うん!一緒に食べよう?』
『えぇ。もちろん。』
2人で食堂でご飯を食べる。
『お姉ちゃんは何にしたの?』
『オムライスにしたわ。百合菜は?』
『じゃあ私も〜。』
2人の席から離れた所
『なぁ、お前どっち派?』
『俺?やっぱ、妹の方かな〜。妹なだけあって可愛いし、甘えた所あるし…。見ろよあの美味しそうに食べる顔!養ってあげたいみたいな母性本能あるつーか!』
『俺は姉の方だな。この間の演劇見たんだけどさ、めっちゃ可愛かったぜ!運動神経もいいし、頭もいい。それに実家で探偵やってるし!もう最高だよな!』
『(╬´^ω^)』
『(´ω`╬ )ゴゴゴゴゴゴォ』
ぐわしっ!
俺は男二人の頭を掴む。
『てめぇら…麻里衣のこと狙ってんのか?あ?』
『ひ、ひぃぃ!』
『あんまり調子乗ってると砂にすんぞ?あぁ?』
『ひぃー!』
『なんか騒がしいわね…。』
『ね、何かあったのかな?』
私達は様子を見に行く。
『って、左馬刻さん!?』
『おぉ、麻里衣。』
『なんでここに!?』
『すみません、驚かせるつもりは…』
『小生達、お二人の大学生活がどんな様子なのか気になってしまって。』
『それで大学に……』
『ねぇあれって夢野先生じゃない!?』
『あっちには山田一郎もいるよ!』
『嘘、じゃあこの人達全員麻里衣先輩達の知り合いなの!?』
『すごー!』
『食堂がもっと騒がしく……。みなさん、とりあえずこっちに。』
私達は皆さんを手招きする。
空き教室
『全く…。学校の様子を見に来てくれたのは良いですけど、皆さんは有名人なんですから、変装するとか…』
『そんなの必要ねぇ。俺達は麻里衣達に会いたくて来たんだからな。』
『っ…そんなハッキリ…』
『まぁまぁ、せっかく来たんだし、お姉ちゃん今日サークルあるでしょ?見てってもらいなよ。』
『ちょ、百合菜…』
『いいじゃん!お姉ちゃんの演技見てもらいなよ( ≖ᴗ≖)ニヤッ』
『百合菜……楽しんでるでしょ。』
『……バレた?』
後編に続く
コメント
1件
ぷちさん、こんにちは!番外編8、楽しく読ませていただきました〜! 双子ちゃんたちの大学にまさかのD.R.Bメンバー潜入!左馬刻の麻里衣ちゃんへの過保護っぷり、笑っちゃいました😂「ゴキブリ共が…」って殺気出しちゃう感じ、もう完全にお兄ちゃんポジションですね。一方、百合菜ちゃんはお姉ちゃんをからかう余裕があって、双子の性格の違いがよく出てて好きです。 食堂のシーン、有名人バレしちゃって騒然となるのもリアルで面白かったです。後編で演劇サークル見学、どうなるんだろう?続きが気になります!