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私は、ゆり。子供を育てるシングルマザー。
今まで、支えにしてたアイドルグループが、活動休止した。
本人たちがなにかした訳でもない。
事務所側の問題。ただこれがあまりにも大きな社会問題になり、罪もないアイドルたちが行き場を失っていった。
これには、非常に、憤りを感じている。
事務所は、タレントを救うために、別会社を設立。ほとんどのタレントはこちらに移籍。
ただ、そうしたとして。今までのような仕事がある訳ではなく、グループ名すらもかわり、今までの自分たちの曲さえも、簡単には歌えないのだ。
そういうのもあり、私の推したちは、事務所に残ることを最後まで希望した。移籍するくらいなら、しばらく活動休止すると。事務所がしっかり救済して建てなおることを希望すると。
そんな推したちを、私は誇りに思う。
リビングの一角にはそのアイドルグループのグッズが飾ってある。雑誌やCD、DVDも。
一家で沼っていたから………
毎朝、それを眺めて、自分のやる気スイッチをおす。
した3人の子供たちが起きてくる前に、簡単に掃除を終わらせる。
朝ごはんは弁当作るついでに高校生の長女が作ってくれる。
長女を見おくり、洗濯1回目。
した3人の子供たちを起こし、バタバタと慌ただしく過ぎていく。
次女見送り、した2人の保育園児の準備。
8時には家の前で保育園バスを待つ。
今日は、私も午前中は仕事。
みんなを見送り、私も仕事に出かけた…………
「今日も朝から疲れたなぁ( *¯ㅿ¯*)フゥ💦帰ったら2回目の洗濯しないと……夕飯何にするかなぁ」
そんな事考えながら、仕事から帰宅。
すると、私が停める駐車場には引越しのトラックが……
どうしようかと悩んでたら運転手さんが気づいてくれた。
運「すみません💦邪魔ですよね……」
私「あ、いえ。引越してこられたんですか?」
運「はい。あと1時間程で終わりますが……」
私「あ……こっちに停めておくので…なんかあったら言ってください。私手前の部屋なので……」
そういって、お隣さん部屋の、駐車場に停めた。
家の駐車場はたしかに、共有通路の目の前だから、どうしても、ちょいちょい何かしらの車が停まってる。
我が家はメゾネットタイプのアパート住まい。
駐車場から奥に向け、3軒並んでいる。
うちは1番手前。
とりあえず、2回目の洗濯物終わらせる。
それから買い物リスト作成して……とかバタバタと細かい家事終わらせ、ひと休憩。
すると、トラックが動く音がした。どうやら引越しは終わった様だ。
さぁ、買い物いくかぁ。
ついでに、ショッピングモールにでも行こうかなと、ちょっとオシャレ風に着替える。
そして、最推しのアクスタを手に、玄関を出た時だった…………