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〖前回のおさらい〗
烏野高校の体育館へ向かった影山と日向兄弟。先輩と対面し、実力を測るために3対3の試合をすることに。攻撃のレパートリーを駆使し、見事に日向兄弟、影山のAチームが勝利!
今回は青葉城西との練習試合から!
それでは
本編行っちゃって♡
―――――――――キリトリ線―――――――――
武田「皆さん!組めましたよ!練習試合!!」
ダイチ「練習試合ですか!」
武田「はい!」
コウシ「一体どうやって…まさか土下座を!?」
武田「土下座得意だけど!今回はしてません!」
コウシ「今回はって…」
リュウ「それより!どことなんっすか!?」
武田「青葉城西高校とです!」
ダイチ「青葉城西…強豪校だな」
コウシ「一体なぜそんな強豪校がうちに練習試合を?」
武田「ただし、条件があるようです」
ダイチ「条件、?」
武田「はい、影山くんをセッターとしてフルで使うことです」
リュウ「なんっすかそれ!?舐めてんすか?ペロペロっすか!?」
武田「そういう訳では無いと思うな…」
武田「それと、烏野が勝ったらうちの正セッターを半日貸す、と」
双子「それほんとっすか!?✨️」
武田「えっ!?そ、そうですよ、本当です!」
双子「及川さんのトス…!✨️」
トビオ「…(モヤ)」
双子「よし、そうと決まれば!」
翔「飛雄、頑張ろうな!」
陽「絶対及川さんにトス貰う!!」
飛雄「お、おう…(モヤモヤ)」
双子「飛雄ー!」
飛雄「どうした?」
双子「練習試合、早く行くぞ体育館!!」
飛雄「待てよ!速えんだよ!」
翔「早く試合したい!」
陽「絶対負けねぇ!」
飛雄「そうだな、勝つのは俺らだ」
双子「おう!」
武田「全員揃いましたね、そしたら青葉城西へ行きましょう!」
烏野「はい!」
飛雄「てかお前らなんで及川さんのこと知ってたんだ? 」
翔「あー、合否発表の日にあったんだよ」
陽「そうそう、あっちから話しかけられたんだよな!」
翔「そう!それでちょっと話して仲良くなった、というか?」
飛雄「そ、そうか…」
翔「なになに?飛雄もしかして嫉妬?ニヤ」
飛雄「なっ!ちげぇよ!」(なんでバレんだよ)
陽「さては、俺らが及川さんと仲良くしてるから嫉妬したんだなー?ニヤ」
飛雄「ちげぇよ」(そっちかよ)
翔「なるほどなー、飛雄は及川さんが好きなのかー」
陽「ま、いいんじゃないか?俺らは応援するぞ!」
飛雄「なっ、だからちげぇって!!」
飛雄 (俺が好きなのはお前らだよ!)
翔「恥ずかしがらなくてもいいんだぞー?笑」
陽「そうだそうだー!もしかしてツンデレか?笑」
飛雄 (こいつら…どうにかして分からせてぇな…)
飛雄「おい」
双子「え、なに?」
飛雄「お前ら、調子乗ってっとブチ犯すぞ?」
双子「え、?」
翔「飛雄が好きなのって…」
陽「もしかしなくても俺ら、なのか?」
飛雄「そ、そうだよ!」
そう言いながら飛雄は顔を真っ赤にしてた。なんだかそんな飛雄が俺らにはとても可愛らしく見えて、思わずこんな言葉が漏れてしまった。
双子「俺らも…好き」
飛雄「は?」
おそらく飛雄は理解が追いついてないんだと思う。いきなり好きな相手が自分のことを好きと言われ両想いだと気づく。たしかに状況を理解するのにしばらく時間がかかるだろう。俺らはその時、無性にいじり倒したくなってしまった。
翔「飛雄ー、愛してるぞ♡」
陽「俺もだ、愛してる♡」
どんどん顔を真っ赤にする飛雄。面白くなって来た。もっといじめてやろう…♡
双子 ふー♡
俺らは真っ赤になった飛雄の耳に息をふきかけた。そしたら…
飛雄「んひゃっ!?♡///」
…なんだ今のは。めちゃくちゃ面白い反応するじゃん。ならもっとしてあげようかな?♡
双子 (,,-ω-,,')-,,*)クチュクチュレロォ
俺らは飛雄の耳をねっとりと舐めた。そしたら…
飛雄「ひゃっ!?!?♡////」
…可愛すぎん?いやいや、これほんとに飛雄なのか?もしかして、こういうこと初めて?なんだ、飛雄のくせに、可愛いとこあるじゃねぇかよ。
飛雄「ほ、ほらいいからさっさと行くべや!//」
いや可愛い。無理。付き合いたい。咄嗟に口から漏れた言葉。
双子「もう付き合っちゃおうよ…」
飛雄「は?」
翔「だから、俺らと付き合おう?」
陽「いいだろ、飛雄?」
飛雄 なんでこいつらはこんなに可愛いのだろうか。俺は二つ返事で答えた。
飛雄「もちろん」
双子「ほんとか!?」
飛雄「ああ」
双子「よっしゃあ!」
飛雄 そう言って喜びながら飛び跳ねる姿。最高に可愛いな、と思った。
飛雄「及川さん…」
双子「やっぱり嫌なのか?」
飛雄「お、おう…」
陽「大丈夫、俺らがいるだろ?」
飛雄「そうだな」
翔「今日は素直だなー笑」
飛雄「恋人には素直で居てぇんだよ」
双子「何それ可愛いかよ!」
いやいやいや、可愛すぎひん?恋人には正直に居たいとか…反則やん?
陽「てか、及川さん居なくね?」
翔「たしかに」
一「お、お前らは」
陽「岩泉さん!」
翔「お久しぶりです!」
一「そうだな」
飛雄「どうもっす」
一「飛雄も久しぶりだな」
飛雄「うす」
双子「及川さんに、あまり飛雄を虐めないでくださいって言っておいて貰えますか?」
一「…そうだな、あいつもやりすぎるとこあるからな」
翔「及川さんって結構性格悪いですよね笑」
陽「そうそう、結構しつこく勧誘してきたしな笑」
一「そうか…うちのバカがすまんな…」
いやオトンかよ!ってツッコミたくなった。
大地「とりあえずアップするぞー」
烏野「はい!」
双子「じゃ、また後で!」
一「おう!」
翔「行くぞ、飛雄!」
飛雄「おう」
飛雄「おれ、絶対負けねぇっすから」
一「それは俺らもだべ」
飛雄「では」
一「おう」
一 飛雄も成長したな…あいつらのおかげか?ま、チームメイトと仲良く出来るようになっただけ、北一時代よりは全然マシだな。それよりも、俺はあいつらの方が気になる…気にしたら負けか?いや、たしかに及川があいつらに執着する気持ち分からなくもないな…なんか、なんというか…可愛い。
岩泉は語彙力を失った☆
一「失ってねぇよ」
主「(+。+)イテッ」
失礼しました。気を取り直して…
ピーッ
笛の合図とともに試合が開始された。相手は正セッターでは無いため、思ったよりもスムーズに点が取れた。そして烏野から22-15。何やら突然外から黄色い歓声が聞こえてきた。…あの人が来たのだろう。一瞬でそう悟った。なぜなら…あの人、顔だけは人よりも良いからだ。
徹「やっほー、及川さんの登場だよー☆」
案の定及川さんだった。及川さんは軽くアップしたあと、コートに入った。そして、及川さんのサーブから試合が再開された。
徹「行っくよー☆」
徹 ピョンッバシッ(スパイクサーブ)
鋭い弾道のスパイクサーブ。狙われたのは、俺でした(陽)。ま、この程度のサーブなら簡単に上がるけど。
陽 ポンッ(レシーブ)
徹「あちゃー☆」
飛雄「行くぞ」
翔「おう!」
飛雄 ポンッ(速攻)
翔 バシッ(速攻)
ピーッ
相手コートにボールが落ち、俺らは得点した。
徹「やっぱり君たちすごいねー、うちに欲しかったなー☆」
双子「嬉しいですニコ」
徹 やっぱり、俺のものにしたい。こんなにも可愛い2人を野放しにしておいていいのだろうか。俺が捕まえて声も体も全て俺のものにしてしまおうか。俺のものだとわかるように首筋に印をつけて、まるでリードをつけているかのように俺に懐くようにしてしまおうか。そんなことを考えていたら…いつの間にか試合が終わってた。
試合結果
烏野から25-19
徹 全然集中できなかった。それも全て、あの双子のせいだ。俺は何も悪くない。あの子らに魅力がありすぎるのが悪い。
徹「負けちゃったねー」
一「お前ぜんっぜん集中してなかったべや!」
徹「そ、そんなことないよ?」
一「何年幼なじみやってると思ってるんだ…」
徹「だ、だってー」
一「あの双子に気を取られてたんだろ?」
徹「なんでわかるの?」
一「お前の考えることは何となくわかるぞ…」
徹「そ、そっか…」
一「てか、お前半日あいつらに貸すんだから…接点はぜってぇあるだろ」
徹「あ!そうだった!忘れてた!」
徹「それってさ!夜中でもいいのかな?」
一「ダメに決まってるだろ」
徹「えー、夜でもいいならあの子たちブチ犯そうと思ったのに…」
一「…」
徹「岩ちゃん?」
一「なんでこんなやつと幼なじみなんだよ…」
徹「こんなやつって酷い!!」
一 (´Д`)ハァ…
双子「あ、及川さん!」
徹 え?あの子たち可愛すぎない!?走って名前呼んでこっちに来てるんだけど…何ここ天国なの!?
双子「及川さん及川さんっ!」
徹 見えるはずのない耳としっぽが見えるよ…。この子達前世犬なの?
徹「どうしたのさ!」
双子「トス!あげてください!」
徹「いいよ!☆」
徹「ただし、ひとつ条件があるよー☆」
双子「なんですか?」
徹「なんでも言うこと聞いてくれる?」
双子「なんでも?」
徹「そう、なんでも!」
双子「それは無理ですね」
徹「あれ?君たち馬鹿じゃないんだ…」
翔「舐めないでもらっても?ニコ」
徹「こわ…」
陽「それに、俺ら」
双子「飛雄と付き合ってるのでニコ」
徹「え、は?」
俺は理解が追いつかなかった。双子ちゃんが飛雄と付き合ってる…?しかも2人で?いや、俺と付き合うんじゃなかったの(?)
そんなの及川さん許さないよ…!
徹「…こっち来て」
双子「?」
双子「わかりました」
徹 ふふ、引っかかってくれるんだ?ニヤ
徹「ここだよ☆」
双子「ここは、倉庫?」
徹「そう、倉庫だよ☆」
陽「ここで何を?」
徹「何って…いいことシよ?」
双子「…」
徹「なんで黙るの?」
双子「…自分がしてることわかってるんですか?」
徹「そりゃあもちろん☆」
双子「…」
徹「じゃ、始めようねー☆」
ガラガラ
そう言って及川さんはドアを閉めた。密室に及川さんと俺らしかいない状況。傍から見たら致しているとしか思えないこの状況。はめられた、俺らは理解した。
―――――――――キリトリ線―――――――――
はい、今回はここまで!
次回は、日向兄弟一体どうなる!?
《ちょこっと話ターイム!》
主は今日、山岡家でサービス券使ってラーメンを食べたぞ!しょうゆラーメン美味しかったぞ!また行きたいんだぞ!主は今行きたいところが山ほどあるんだぞ!例えば、ちょっと大きめのゲーセン、びっくりドンキー、天一、一蘭…やばいね、そしてほとんど飲食店笑
食欲バンザイなのだ!!
てことで、んならねー!
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