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好きだから

5 - 僕はだいじょうぶだから。

♥

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2024年03月10日

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💚サイド


今日は新曲の振り入れの日。


なんだけど、1週間くらい前から体調があまりよろしくないんだよね〜。


この前のめめの電話の時も心配かけたくなくてだいじょうぶって言っちゃた。


まぁ、頭が痛いくらいだし、だいじょうぶかなぁ。


今日休んだらみんなに迷惑かけちゃうし…



🖤サイド


ドラマの撮影が終わって、東京に帰ってきた。


今日は新曲の振り入れの日。


久々にあべちゃんに会えるし楽しみだな。


そんなことを考えながら事務所に向かった。



【事務所】


🩷「あ、めめだ!久しぶり!」


🖤「佐久間くん、久しぶり。」


久々に見るメンバー、安心するな。


💚「……。」


そこにはあべちゃんの姿も。


なんか元気ない?


🖤「あ〜べ〜ちゃんっ。おはよう!」


💚「きゃっ‼︎めめ、おはよう。」


🖤「あべちゃん、元気ない?」


💚「…だいじょうぶだよ。ちょっとぼーっとしちゃってて、心配かけてごめんね。」


🧡「めめ〜‼︎こっちきてや〜!」


🖤「あ、こーじに呼ばれてる。じゃあいくね。」


それで、あべちゃんのもとを離れた。


なんで俺はあのとき少しでも疑わなかったんだろう。


あべちゃんのだいじょうぶはだいじょうぶじゃないって分かってたはずなのに。




💚サイド


💛「振り入れ、始めるよ!」


練習が始まった。


結構激しめの曲だからちょっときついかも。


頭も朝より痛い気がする。


💚「ふぅ…。」


結構しんどいな…。


💛「一旦、休憩‼︎」


その場に座り込んだ。


立っていられなかった。


🖤「あべちゃん、だいじょうぶ?」


💚「だいじょうぶだよ。久々に踊ったから疲れちゃって。」


正直、だいじょうぶじゃない。


💛「練習、再開するよ!」


僕はだいじょうぶ。


そう自分に言い聞かせて立ちあがろうとした。


その瞬間視界が歪んで、真っ暗になった。

 







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