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リングと僕
第8章「ヒスイ王国」
〜壮真?が、元の世界で仲間と再会を果たした頃、異世界では…。〜
瑠璃「ハァ、広い砂漠だわ…。それに、少し肌寒いかも…。(でも、もうすぐ“あの国”に着く筈…。そしたら、アイツらの事について聞かないと…。)」
壮真「…。瑠璃ちゃん、寒くない?良かったら、これ羽織ってなよ。(上着を脱いで渡す。)」
瑠璃「ハッ!…ありがとう。でも…、壮真は…。」
壮真「僕は大丈夫だよ。寒さには強い方だから。(辺りを見渡す)…。それにしても、この砂漠本当に広いね。この先に街とかあれば良いんだけど…。」
瑠璃「そうね。オアシス?的な物があると助かるんだけどなぁ…。(この状況で選ぶ言葉は、これで合ってる筈…。本当に“この言語”は難しいわ…。)」
壮真「オアシスか…。そうだね、この先にあれば良いんだけど…。(それに、このままだと体力が持たない…。夜明けには暑くなる可能性だってある…。このまま数日歩く事も考えて、最低限の水💦だけでも確保したい所ではあるが…。)」
瑠璃「そうね、また肌寒くなってきたみたいだし…。(もうすぐ夜明け…。後数キロ歩けば、あの国に辿り着く筈…。“あの方”なら、きっと私達の力になってくれる…。だから、もう少しだけ頑張って、壮真!)」
壮真「うん、風邪を引かない内に何処か安全な場所に辿り着けると良いんだけど…。(さっきの傷が、熱い…。少し様子を見てみよう‥。ハッ!さっきより傷の範囲が広がってる!)」
瑠璃「壮真?どうしたの?」
壮真「!…な、何でもないよ。今、街みたいな所が見えた気がしたんだ!」
瑠璃「街…。(もしかして、あの国が近い!?)」
壮真「もしかしたら、オアシスかもしれない!行ってみよう!」(小走り)
瑠璃「ま、待ってよ壮真ー!」
壮真「(何とか誤魔化せたかな…。僕が怪我をしたって気づかれたら、瑠璃ちゃんに迷惑かけちゃうし…。かと言って、いつまでも隠し通す訳にもいかない…。せめて何処か安全な所を見つけて、応急処置だけでもしなきゃ…。)」
〜走り出す壮真を追いかける瑠璃。その先にあったのは…。〜
壮真「街…。と言うよりも砂漠に建つ国って感じだなぁ…。」
瑠璃「そうね…。私達、此処に入って大丈夫かしら…。(あの方なら、多分私の事を知っている筈…。だけど、壮真にはまだ知られる訳に行かない…。どう説明すれば…。)」
〜瑠璃が探していた国だった。彼女が壮真や“あの方”への説明を考える。と同時に夜が明け、門番が出てきた。〜
門番「ハァ、もう朝かー…。さて、仕事仕事…。って、お前ら何者だ!?」
壮真「(ビクッ!)…。えーと、僕達は怪しい者ではありません!(…!腕の傷が、痛い…!)」
瑠璃「驚かせてすみません。私達旅の者なのですが、砂漠を渡る途中道に迷ってしまいまして…。」
門番「成程…。うーむ、見た所怪しい者では無さそうだな…。ならば、まずこのヒスイ王国の王子に挨拶して貰おうか。」
瑠璃「ありがとうございます!(良かった…。何とかなりそうね…。)壮真、行くよ!」
壮真「う、うん…。(良かった、怪しい者では無いと信じて貰えて…。あ、あれ?何だか視界がグルグルする…。)」
ドサッ!(壮真が倒れる音)
瑠璃「!?…ま、壮真!」
〜門番に許可を得たと同時に、壮真はその場に倒れ込んだ。〜
第8章 END
コメント
2件
ゆめかさん、コメントありがとうございます! 壮真は、自分より他人を優先してしまうので…。
うわあ第8章読み終えたよ〜!!😭✨ 砂漠の旅、壮真くんが自分の怪我隠して瑠璃ちゃんに優しくするの健気すぎるし、瑠璃ちゃんも何か隠し事してそうで気になりすぎる…!!最後倒れるシーンで「えっ!?」ってなったよ💦 ヒスイ王国の門番とのやりとりもテンポ良くて、冒険してる感がたまらんかった!続きが気になりすぎる〜!!次の話も楽しみにしてるね⋆♡