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股間に全力を集中する。
しかし突然襲ってきた大きな尿意はすぐに決壊した。
さらに冷たいミルクを飲んだせいかなかなか止まってくれないおもらしがオムツをどんどん濡らしていく。
止まらないおもらしにヒヤヒヤするさゆり。
長い長いおもらしがようやく終わったかと思えば
(さぁ、かたづけましょ)
その声とともに片付け始める保育士たち。
おもらしがバレてはいけないと平然を装うさゆり。
幸い気づかれずに片づけを済ませ各自の席に戻る。
(おむつパンパンになってる…早く交換したいな…)
周りは談笑している。
こんな時に限ってなかなか気づいてくれない。
たった数分の時間が果てしなく長く感じる。
(さて午後の講習始めましょう)
園長の言葉と共に講習の体制に入る保育士たち。
さゆりも準備をするもののオムツが気になってそれどころではない。
(ここをこうすると園児が…)
(幼児の気持ちは…)
(気をつけることは…)
たくさんの講義が進んでいく。
さゆりも遅れをとるまいと必死に聞き入っていた。
(そろそろ休憩しますか)
きた!オムツ替えてもらえる!
いつもなら講義終わりでさゆりのオムツチェックがある。
!
しかし今日に限って誰も言ってくれない。
焦るさゆり。
いつの間にか少しだけ感じていた尿意が大きくなってきていた。
すでにパンパンの紙おむつは限界に達しようとしていた。
(いやっ!だめっ!)
これ以上漏らしてしまうとオムツからもらてしまうことはまちがいない!
講義の書類を見て復習しているふりをして我慢しているのを隠そうとしている。
!
!!
!!!
我慢していてもダムの隙間から少しづつ漏れ始めているのがわかりさらに力を入れる。
しかし、チカラを入れるに比例するようにどんどんオムツが濡れていく。
(さゆりちゃん、どうしたの?復習なんてすごいじゃない、みんなから遅れてるんだから頑張ってよね)
急に話しかけられびっくりするさゆり。
と、同時にとび出るおしっこ
と耐えきれなくなったオムツは吸収体の限界を超え、あふれでてきてしまった。
ボタボタと床に落ちるさゆりのおしっこ。
(!先生!!さゆりちゃんが!!!)
大きな声で叫ぶ保育士!
それでも床に落ち続けるおしっこと止まらないおもらし。
周りの視線がさゆりに集中する。
おもらしをさらけだしてしまい恥ずかしくてたまらないさゆり。
ようやくおもらしが終わった。
(さゆりちゃん!あなた何してるの?なんさいなの?!年少さんでもオムツ濡れたら教えてくれるわよ!)
強く言われても下を向いて黙ったままのさゆり。
(こっちきなさい!!)
席を立たされ机の前に出された。
(いい加減にしないと園児にわらわれちゃうわよ!見本になりなさいって言ったでしょ!)
(こんなになるまで何も言わないなんて!!)
(オムツ替えてあげるからおもらしの跡は自分で掃除しなさい!)
保育園でこんなに怒られたのは初めてで怖くなった。
オムツを交換しやすいように自然と仰向けになるさゆり。
仰向けになると背中が濡れていく。
寝たことによって吸収体の別の部分が圧迫されオムツから溢れてきてしまっていた。
足下に座る保育士。
すぐに紙おむつを外してお尻ふきで濡れた部分を拭いていく。
上着が擦れていることに気づき
(背中漏れしちゃってるわ!)
とあわてて着ていた上着を脱がせていく。
女性らしい旨が見られると共に、紙おむつを外されているのでほぼ丸裸な姿になってしまっている。
(先生!おむつどれにしますか?大きめのにした方がよさそうですけど)
少し困ったように園長に話しかける。
(うーんそうね……)
さすがの園長も困惑した様子だ。
少し考えたあと
(今日届いたオムツに大きいのあったじゃない?それにしましょ)
(あのショートパンツタイプの紙おむつ!)
すぐにそのオムツを取って戻ってきた保育士。
見たこともないカラフルなパッケージが目に飛び込む。
ピリピリと新しいパッケージを開け取り出されたオムツ。
それは見た目はジーンズのように見えるもののテープタイプの紙おむつでしかなかった。