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メリーさんの執事【R.s.༗】

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メリーさんの執事【R.s.༗】

55 - 《アカシックAワイル編》第±55-この世界もオリジナルじゃない。

♥

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2024年01月20日

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背景「不運なリアル理不尽により、イラスト進まないのイラストの頻度が減りますが、ちゃんと投稿していきたいと…思う…うん。」

記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事

《アカシックAワイル編》の続きでございます…

では、続きをご覧下さい。作者より



……場面は変わり……


彷徨っている…アレフ、ロディ、アズラト、メイザー…達らは、

アズラト「ここは……海辺と古い小屋、漁でもしていたかの様な木でできた小舟」

ロディ「……アレフ、どうした?その顔は?…まるで夢を見てる様だぞ」

アレフ「あぁ…本当に……夢を見ている様だよ…俺らしか知らない夢をな……」

感情が高ぶり眼帯から光が漏れる。


――貴方へ贈る夢遊郷――


……過去の話は、無価値か。

……過去の誤ちは、繰り返すか。

……過去の栄光には、執念するか。

……過去の思い出とは、消し去るか。

……我々は、私は、

……君達、人害も獣害も害虫すら、

……決別し軽蔑[ケイベツ]する。

……一部を除き、敬意[ケイイ]と懺悔[ザンゲ]を与える。

幼き、風の祭り手よ…私の支配の元に…

助けを求むならサインを…。

………「…名状しがたきものよ」

・・・深淵…底の闇…アビスへ。


……場所は変わり、4人は小屋の中居た。


メイザー「臭いな…ここは……」

アレフ「酷いな…人の家を土足で入ってすぐ言う言葉かい……」

メイザー「この家に靴を脱ぐ要素はないだろう…」

アズラト「……何を見ているんだい?」辺りを歩き見渡しながらロディに話しかける。

ロディ「日記帳を見つけた…」そう言い古い日記帳をアズラトに渡す。

アズラト「読まないの?…私は読むけど」日記帳を開き見る…

……深く読むなりしてニヤリと口元を手で隠し不敵な笑みをするやら真顔になる…

アズラト「飽きたな…」

アレフ「それは…何?」日記帳に興味を持つ

アズラト「君の親父さんのだ……」日記帳を渡す

アレフ「俺の……」内容を見る…

アズラト「これとここ見てみ…」


記述者 ― ウェイト・W・オーガスト

1●3〆9日…

私の小屋にタイターと名乗る記者がやってきた、

暗黒魔術の島と迷惑極まりない名称がどうやら外に広まってるらしい、その取材で彼は来た様だ。

まぁ…そんな事はどうでもいい、

滅多に人が訪れる事はないこの場所に、どうやって知って来たのか…

何故?ここの場所がわかったのかどうやってココの海辺まで来たのか尋ねた

彼が言うには…

道中、羊を連れた双子のサコとルカが私の小屋へと案内してくれて迷わず来れたと話した。

息子のアレフの友人だから多少は甘やかしていたが、コレは困った事だ…私は人付き合いが苦手なんだ。

かと言っても…彼との交流は悪くはなかった、

彼もまた、私と同じ…いや、今は趣味の元研究者であったと書いておこう。


……ページを飛ばす。……


⚫︎〆月7日

彼が村に来て数日が経つた、

私とフィリップとタイターは少し似た様な感じがする…タイターは、自身の家系で信仰している神と太古の歴史…それら永劫の探究をしていた。

フィリップもまた似た様な事をしていた、

そして私も倉庫の地下にあった物の研究でも似た様なことをしていた…同じだった。

私にとっては実に興味深い品や書物があった、

気になったのは、古代中国では鬼歹老海と記入された文だったが…多少読めるにも限度がある。

それと一緒に入っていた石盤がかなり興味深いものダった…明日は、その石盤を……


……ページを捲る……


アレフ「魔法陣?…」

そのページには丁寧に書き留められた星形と紋章や魔法陣とメモされている、

アズラト「コレ、元々は大悪魔サタンの儀式に使われるゲートだろうと思ったけど…ここがちょっと違うんだよね…彼が何を呼び出し研究していたのか……ここに書いてある″倉庫の地下″へ行かないとね」

……アレフの顔に近づきアズラトは囁き始める

アズラト「行こうか…旧支配者[グレートオールドワン] だった皇太子さんよ」

……少し…沈黙と静けさが吹く……

メイザー「・・・このコインは…確か……」足元にあった模様がある純金らしきコインを拾う

メイザー「星の目…エルダー…」


……場面は大きく下へと変わり……


「お〜い?〜」〈お〜い?〜〉×3…

辺りに声が反響する、

瀧奈「トンネルみたいな…てか、トンネルだなここ……どうしてこんな事に」…

……皆さん…おはこんにちは、

気づいていると思いますが…

ここは元々誰も居なくて不気味な場所と広まっていくはずだった、ですが…

人々の創作意欲と意識により人々や集団が生まれ生物とか出会えちゃうはず…

はずなんですがね…うん……

現在、瀧奈1人だけである…

瀧奈「困った…こんなに暗いなら少し背後に誰かい居るかもと錯覚が起きてもいい様な気がするのに…本当に1人だけ」

……自身の足音、呼吸、心臓音、それら微弱な音だけが聞こえる。

瀧奈「けっこう…歩いたはずなのに……」

??「そうだね……」

…突然、背後から声が聞こえる

瀧奈「!、ビックリした…誰だ?」

背後にはもう1人瀧奈?が居た…

?瀧奈2「……君だよ」

瀧奈「……ん?、いや待て…ドッペルゲンガーか?それとも別の何か…」

?瀧奈2「君だよ」笑顔でこっちを見てる

瀧奈「…え…っと……」

?瀧奈2「君だよ…そして、」

?瀧奈2「君と僕が合わさり絡み合い」段々と気色悪い様な色へと変わる…

?ニセ瀧奈[エンティティ]「共に歪みアリュュュュュ↑」くねくねして瀧奈によって来る

瀧奈「キッショ!なんでウネるんだよ!ぉぉぉぉ…!」走り逃げる…

ニセ瀧奈[エンティティ]「ヒョーヒョヒョ↑」

……突然の出来事に必死に走る瀧奈、

だか、ふと我に帰るとこう思った

瀧奈『あれ?もしかしてコイツ(偽物)のせいで出られないのかも知れないな……』

瀧奈「倒すか…」鹿門から岠腕魏[ゴウキ]を呼び出しそのまま押しつぶす

ニセ瀧奈[エンティティ]「ギョエーー」

瀧奈「ハッキリ言うぜ、お前…マジで誰だよ……ホントウニ…」

そのままニセ瀧奈[エンティティ]は消える

瀧奈「……ん?光だ!外にに出られるか」

……岠腕魏を戻し光に向かって走り出す、

瀧奈「これで次の場所に……」


?男性の声「ストップ!止まりなさい!」静かで柔らかい掠れ声が、外に出る前の瀧奈を止める。

振り向くと、青白い銀髪で髪で顔の上半分の下のすべてを覆い隠すマントをし右腰に取り付けられた大きなキーリング…黒く仮面の様な見え難い隙間から緑ぽい青目が見える、そんな背が高い不思議な男性が居た…

その隣には、この世界に迷い込んでしまった一般人の女性も居た…が、

女性「光だわ…あれが出口じゃないの?……私もう限界よ…早く帰って彼と…」

?不思議な男性「待ちなさい…無闇な行動にとってはいけないと忠告したはずですよ」

瀧奈「・・・おい…忠告だってよ、もしかしたら危険な方向かも知れないぞ」立ち止まって居た瀧奈は女性の腕を掴み止める

女性「うるさい!…私は早く出て行くの!向こうに彼が居るはずなのよ」腕を振り切り瀧奈の顔面に当たる

瀧奈「いて……」光の方に傾き倒れる

女性「あっ……ぅぅ……」少しの罪悪感に困惑し止まる

?不思議な男性「困った…」

光の向こうから何か聞こえる…

瀧奈「なんで既に出口前なのに……まるで白い光の壁じゃないか……」

?不思議な男性「君達、こっちへ!」ポケットから鍵を取り出しトンネルの非常出口の扉を開ける。

女性「あぁぁ…あぅあ……」怯え震えているが瀧奈に手を差し伸べ起き上がらせ様としている…

瀧奈「うわぁぁ……逃げろー!」叫びながらもその手に捕まり女性と一緒に不思議な男性の方へと走り抜ける

光の向こうの化け物〈ブヴゴゴゴ〉

遠吠えと共にドスドスかドシドシと重く素早い動きでコチラに向かう何かが居た。

瀧奈「ヤバい…やばい…ヤバッ……」焦る

女性「はぁあはぁう……」過呼吸

〈グチャ〉と何か音がする

…女性の足もとを掴む黒い手の影が無数に存在していた……

女性「ヒィッ……」怯え…

?不思議な男性「手間がかかるな…」鍵を一つ取り出して女性の足元に突き刺す、

すると黒い手の影は、それを避けるかの様に散らばって逃げて行く…


光の向こうの化け物〈ゴゴゴヴヴ〉

……怪物はすぐ近くまで来ていた、


瀧奈「やらなきゃ…嗎鬥門[バトウミウチ])!守れ、蝕鸊[ショクヘキ]!」

…蝕鸊が姿を現したと同時に、光の向こうの化け物の行くてに結晶の壁を建てた。

〈バッドン〉と結晶にぶつかる音が響く

光の向こうの化け物〈イァァァァ〉奇声がトンネル中に鳴り響く…

?不思議な男性「よくやった…行こう…」そう言い瀧奈に手を差し伸べる


そして、その手に掴み引っ張られる。


全員は扉の向こうへと入っていく…


〈キィィィ〉金属の擦れる音


?不思議な男性「……」

〈ドン〉非常出口の扉が閉まる。


光の向こうの化け物〈ガァーーー!〉扉に体当たりし引っ掻き暴れまわる…


……扉の文字に近づき暗転する……


??「ようこそ、もう一つのデータベース、ニューロン世界が彷徨う失われた箱庭へ」…


―― IF・backyardrs ― 六次元 ――


……イフ・バックヤードルズ……




続く→

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